「料理の腕を上げるのは、魔法使いになる近道かもしれません」(宮崎吾朗監督)スタジオジブリの作品から生まれた初の「りょうり絵本」『子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 アーヤと魔女』発売
配信日時: 2021-04-26 09:00:00
映画『アーヤと魔女』の作品世界から生まれたリアル“ジブリめし”ビジュアルを公開!宮崎吾朗監督コメントも公開
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株式会社主婦の友社は、4月28日(水)、スタジオジブリ初のフル3DCG作品として注目の映画『アーヤと魔女』(企画:宮崎駿、監督:宮崎吾朗、近日公開 全国ロードショー)に登場する食べ物や、作品の世界から着想を得て考案した料理を、簡単でわかりやすいレシピで紹介した『子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 アーヤと魔女』を発売いたします。
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074474395
【楽天BOOKS】https://books.rakuten.co.jp/rb/16644563/
発売第2弾情報として、本書に掲載している映画『アーヤと魔女』の作品世界から生まれた“ジブリめし”ビジュアルや、宮崎吾朗監督コメントを公開いたします。
イギリスの名物料理や、物語からイメージしたお菓子など、映画『アーヤと魔女』に出てくる食べ物を親子で楽しみながら作れる
■「聖モーウォード子どもの家」のシェパーズパイ
シェパーズパイは、イギリスを代表する料理のひとつ。アーヤが魔女の家に来るまえに暮らしていた「聖モーウォード子どもの家」のコックさんはシェパーズパイが得意で、アーヤはこれが大好物でした。
コックさんが作るシェパーズパイには、お肉の他ににんじんやグリーンピースなど、ソースからゴロゴロとあふれるほどの具が特徴。本書のレシピで作るシェパーズパイも、牛ひき肉に玉ねぎ、赤と黄のパプリカをたっぷり使い、旨みがギュギュっと詰まっています。
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【映画の世界から】「おじさんのパイは、世界でいちばんおいしくて、すてきなにおいがするんだもん!」アーヤは「こどもの家」のコックさんが作るシェパーズパイが好物。
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マッシュポテトの下には、肉の旨みと野菜がたっぷり入ったミートソース。オーブンでこんがりと焼いたらでき上がり!
■「ボーイスカウトが作ったまともなあげやきパン」
あげやきパンは、イギリスでよく食べられる朝食メニュー。ベーコンやウインナーを焼いたときに出た油で、うす切りのトーストをあげやきにしたもの。アーヤがあげやきパン作りに失敗し、怒ったマンドレークが取ってこさせた「ボーイスカウトが作ったまともなあげやきパン」は、厚切りパンで作るフレンチトースト風。
紹介するレシピでは、卵と牛乳、砂糖をたっぷりしみこませたパンをバターで焼いて、中までふわとろに仕上がります。
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【映画の世界から】気難しいマンドレークもごきげんになるのが「ボーイスカウトが作ったまともなあげやきパン」。
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本書のレシピで作るあげやきパンは、ふんわりとろんの食感。幸せな朝ごはんになります。
■ぐねぐねミミズのプレッツェル
アーヤが作った呪文の力で、おでことおしりに小さな手をつけられてしまったベラ・ヤーガは、カンカンに怒って魔法でアーヤを部屋に閉じ込めミミズの罰を与えました。天井から青とむらさき色のミミズがぼとぼとと落ちてきて・・・。
このシーンに着想を得て、ぐねぐねとからみ合うミミズを焼き菓子のプレッツェルで表現しました。ホットケーキミックスを使うので、生地作りは簡単!色づけしたホワイトチョコレートをしましまにしぼって、模様をつければ完成!
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(左ページ)【映画の世界から】ベラ・ヤーガの呪文によって大量のミミズが落ちてくるも、「あらゆる魔法から身を守るじゅもん」をぬっているアーヤたちには、ミミズも手出しができません。アーヤは壁に開けた穴にミミズを隠そうとするのですが、すると・・・。
(右ページ)カラフルなプレッツェルになったミミズなら、毎日でも食べたくなります。
【その他に掲載しているレシピ】
●いたずらシーツのマシュマロおばけ
●ベラ・ヤーガのじゅもんグミ
●シルバー・ハインズのフィッシュアンドチップス
●アーヤとトーマスの魔法ジェルドリンク
●アフタヌーンティーのカラフルカップケーキ
●黒ネコトーマスのさくさくクッキー
●魔女の家のクリスマスディナー(クリスマスプディング、クラムチャウダー、クラッカーのリースサンド)
(本書より)宮崎吾朗監督からみなさんへ
料理って楽しいですよね?僕は料理をするのが好きです。色々な材料をむいたり、きざんだり、つぶしたり、混ぜあわせたり。手と道具を使うのは楽しいです。茹でたり、蒸したり、煮たり、焼いたり。火を使うのはもっと楽しいです。いつでも上手に作れるわけではないですが、それでも作っている間は余計なことを忘れることができるし、できあがったものを食べて、「美味しいね!」って言ってもらえたときはとても嬉しい気持ちになります。誰かが作ってくれた美味しい料理を食べたときは、もっと幸せな気持ちになります。美味しい料理には魔法のような力があります。
そういえば、ベラ・ヤーガの家でアーヤが教わる魔法の呪文づくりは、料理を作るのとよく似ていますね。きざんだり、つぶしたり、混ぜたり。きっと腕のよい魔女は、料理の腕もよいに違いありません。
この本を読んで、料理をしてみたいな!と初めて思った人は、どんどん挑戦してみて下さい。料理の腕を上げるのは、魔法使いになる近道かもしれませんよ。(宮崎吾朗)
書誌情報
スタジオジブリの作品には「わあ、おいしいそう! 一度食べてみたい!」と思う食べ物がたくさん登場します。「ジブリめし」と称して作品中の食べ物を再現して楽しむ人が後をたたないほど、ジブリ作品における「食」は魅力にあふれています。本書は、ジブリの作品から生まれた初めての料理レシピ本であり、『アーヤと魔女』の劇中に出てくる食べ物と、作品世界からイメージして制作した本書オリジナルの食べ物をレシピとともにご紹介。3DCGのアニメ画像を豊富に使い、まるで『アーヤと魔女』の世界に遊びに来たようなワクワクを感じながら、親子で作って、食べて、楽しめる「子どもりょうり絵本」となっています。
さらに、キッチンで微笑むアーヤと不敵な笑みを浮かべた魔女ベラ・ヤーガの表紙絵は、宮崎吾朗監督がこの本のために特別に描き下ろした一枚です。
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タイトル:子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 アーヤと魔女
監修 :スタジオジブリ
料理 :祐成二葉
定価 :1,540円 (10%税込)
サイズ、ページ数:B5変、64ページ
発売日:2021年4月28日(水)
ISBN :978-4-07-447439-4
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