レイ、基幹システムを含む社内業務システムの標準クラウドとしてOracle Cloud Infrastructureを導入
配信日時: 2021-04-21 12:00:00
分散化したシステム・インフラストラクチャをOracle Cloud Infrastructure上に一元化、ITの運用効率向上およびコスト最適化を実現しながら、従業員の業務効率向上に寄与
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 社長:三澤 智光)は本日、企業の広告、プロモーション、イベント、映像などの制作支援を行う株式会社レイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:分部 至郎)が、同社の社内業務システム運用基盤の標準クラウドとして「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を採用したことを発表します。これまでシステム要件に合わせて異なるクラウド環境で稼働していた会計、人事システム「SuperStream」、ワークフローシステム「X-point」、アプリケーション開発プラットフォーム「FileMaker」などの主要な業務システム、オンプレミス環境にあった基幹システムを「Oracle Database Cloud」を含めた「OCI」で稼働しています。基幹システムを含む社内業務システムを一元化し、関連するシステムを連携させることで、IT管理者の運用管理負担を軽減しながら、約400名の全従業員が利用する環境の性能および利便性を向上し、社内全体の業務効率向上に貢献しています。
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News Release
レイ、基幹システムを含む社内業務システムの標準クラウドとしてOracle Cloud Infrastructureを導入
分散化したシステム・インフラストラクチャをOracle Cloud Infrastructure上に一元化、ITの運用効率向上およびコスト最適化を実現しながら、従業員の業務効率向上に寄与
2021年 4月 21日
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 社長:三澤 智光)は本日、企業の広告、プロモーション、イベント、映像などの制作支援を行う株式会社レイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:分部 至郎)が、同社の社内業務システム運用基盤の標準クラウドとして「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を採用したことを発表します。これまでシステム要件に合わせて異なるクラウド環境で稼働していた会計、人事システム「SuperStream」、ワークフローシステム「X-point」、アプリケーション開発プラットフォーム「FileMaker」などの主要な業務システム、オンプレミス環境にあった基幹システムを「Oracle Database Cloud」を含めた「OCI」で稼働しています。基幹システムを含む社内業務システムを一元化し、関連するシステムを連携させることで、IT管理者の運用管理負担を軽減しながら、約400名の全従業員が利用する環境の性能および利便性を向上し、社内全体の業務効率向上に貢献しています。
レイは、1981年に、レーザー光線によるショー演出を制作する会社として発足しました。以来、CMをはじめとする映像制作、イベントやプロモーションの制作、デジタルコンテンツ制作、DVDやブルーレイのパッケージ制作、映像編集スタジオ、映像機器レンタル等、広告を中心とした企業コミュニケーションからコンサート演出等のエンターテイメント分野に至るまで幅広い分野に事業を拡大しています。
同社は将来的な業務システムの全面クラウド移行を目指し、ウェブ・サーバーやメール・サーバーなどセキュリティ要件などの軽微なシステムからクラウド移行を行ってきましたが、顧客の案件受注、支払いなどを行う基幹システムは、データ・セキュリティ並びにクラウド移行後のデータ転送料などのコスト増加の懸念により、オンプレミス環境で運用していました。クラウドで稼働していたシステムでは、業務システムの増加や複数のパブリック・クラウドでの運用管理の複雑化、異なるクラウド上にあるシステムの連携、グループ・ウェアでのデータ増加によるパフォーマンスの低下などの課題が生じていました。基幹システムにおいては、システム更改時のハードウェアのサポート存続への危惧、ハードウェア改修のコストと手間が課題となっていました。そこで、これらの既存環境の課題を解消するため、基幹システムのクラウド移行を含む社内システムのインフラを全面的に見直すことにしました。複数のパブリック・クラウドを比較した結果、ストレージの価格、データ転送料など変動の少ない総コスト、安定運用のための性能、細かく設定が可能なセキュリティ、「Oracle Database Cloud Service」の実績を評価し、「OCI」を選定しました。
レイでは、2018年11月に技術情報共有システムをOCIで稼働を開始、その後徐々に移行を進め、現在16のシステムをOCIで稼働しています。OCIへ移行後は、基幹システムのハードウェア障害対応や複数クラウドにおける運用管理の負担が軽減されたほか、アプリケーションのマイナーチェンジ検討など、移行の検証時にルートコピーでできるため、これまで半日かかっていた作業時間を1クリック、15分程度に短縮できました。また性能向上により日次、週次でのシステム・バックアップ時間を約60%短縮できたなど、IT部門の作業時間軽減にもつながっています。さらに、性能向上のためのストレージの追加やデータ転送料のような追加コストなしで、他のクラウドではできなかった会計システムの性能が向上するなど、システム全般の性能も向上し、従業員の業務効率を向上しながら総コストの削減にもつながっています。
レイでは、基幹システムの「OCI」上への移行も開始しており、今後「OCI」を社内システムの標準クラウドとして、連携するシステムを「OCI」に移行し、さらなる運用効率向上を目指します。さらにインフラ系のシステムも「OCI」に移行し、将来的には全ての社内システムを「OCI」に移行する予定です。
本発表に向けたお客様からのコメント
当社では、テクノロジーを活用してお客様へのコミュニケーション・ツール制作やイベント運営を支援しています。約400名の従業員が迅速にお客様にサービスを提供していくために、円滑な業務遂行を支援するのが社内業務システムの重要な役割です。
それぞれ要件の異なるシステムを管理していく上で、ハードウェアの保守やメンテナンスの負荷を軽減するためにクラウドへの移行を進めてきましたが、システム性能、システム連携、複数クラウドの運用管理の負荷などの新たな課題に直面し、社内システムのインフラを再検討しました。主要なシステムを「Oracle Cloud Infrastructure」に移行し、低コストで性能向上やIT部門の運用管理の負荷軽減が図れたことは大きな成果でした。基幹システムのクラウド移行も進み、これで社内システムを全てクラウドに移行することができます。IT部門の生産性向上のみならず、システムを利用する従業員の業務効率向上にもつながっています。
株式会社レイ 管理本部 ICTチーム チームリーダー 寺元 健 氏
日本オラクルについて
人々が、新たな方法でデータを捉え、本質を見極め、無限の可能性を得ることをミッションにしています。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 石山
Tel: 03-6834-4837/E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルームhttps://www.oracle.com/jp/corporate/press/index.html
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