オラクル、Oracle Journeysにより企業の従業員エクスペリエンス向上を支援

プレスリリース発表元企業:日本オラクル株式会社

配信日時: 2021-04-20 15:14:57

「Oracle Cloud HCM」の最新のイノベーションにより、人事部門は従業員向けにパーソナライズされたAIによる推奨プロセスやサポートを活用した従業員エクスペリエンスを提供可能に

オラクルは本日、「Oracle Fusion Cloud Human Capital Management(HCM)」において、より直感的で、パーソナライズされた、合理的な従業員エクスペリエンスを提供する新しいプラットフォームを発表しました。「Oracle Journeys」は、人事部門が、仕事のあらゆる側面をたどりながら複雑なタスクを完了する必要のある従業員向けに一貫したエクスペリエンスを提供する上で役立ちます。この新機能により、人事部門は、新人研修、出産、新しい働き方への対応、新製品発売、キャリアアップなど、さまざまなイベントにおいて従業員をサポートするための段階的なガイダンスを作成し提供できます。

News Release Summary
(本資料は米国2021年4月12日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

オラクル、Oracle Journeysにより企業の従業員エクスペリエンス向上を支援

「Oracle Cloud HCM」の最新のイノベーションにより、人事部門は従業員向けにパーソナライズされたAIによる推奨プロセスやサポートを活用した従業員エクスペリエンスを提供可能に

2021年4月20日

オラクルは本日、「Oracle Fusion Cloud Human Capital Management(HCM)」において、より直感的で、パーソナライズされた、合理的な従業員エクスペリエンスを提供する新しいプラットフォームを発表しました。「Oracle Journeys」は、人事部門が、仕事のあらゆる側面をたどりながら複雑なタスクを完了する必要のある従業員向けに一貫したエクスペリエンスを提供する上で役立ちます。この新機能により、人事部門は、新人研修、出産、新しい働き方への対応、新製品発売、キャリアアップなど、さまざまなイベントにおいて従業員をサポートするための段階的なガイダンスを作成し提供できます。

Oracle Cloud HCMの開発担当シニア・バイスプレジデントであるクリス・レオーネ(Chris Leone)は次のように述べています。「過去1年間、自宅で仕事をする機会が多くなり、私たちは消費者としてテクノロジーの利便性に慣れてきましたが、仕事でも同じ経験をしたいと思っています。オフィスが再開されると、オフィスと在宅で勤務する従業員の両者に一貫したエクスペリエンスを提供することが重要になります。ただし、それで終わりではありません。人事部門は、トレーニング、メンターを探すこと、新しい働き方への対応、最終的には安全な出張に至るまで、従業員のキャリア全体を通してガイダンスを提供する必要があります。『Oracle Journeys』は、人事部門が自社独自のエクスペリエンスを従業員向けにカスタマイズすることで、従来型の人事プロセスを上回る価値を提供できるようにします。」

「Oracle Journeys」は、従業員のタスクや重要なマイルストーンをガイドすると同時に、人事や組織全体で必要なリソースに素早くアクセスできるようにします。また、さまざまなイベントに対しても従業員が容易に対応できます。「Oracle Journeys」の新機能により、人事責任者が標準的な人事ワークフローを超えて、個人的・専門的スキルや、運用・管理の側面を意識せずにパーソナライズされかつ段階的なガイダンスをあらゆるタスクについて作成できるようになります。個人のニーズに合わせてカスタマイズされたAI推奨のプロセスに簡単にアクセスできるようにすることで、従業員の業務時間短縮と生産性向上を支援します。「Oracle Cloud HCM」の最新イノベーションは次のとおりです。

・Journeys LaunchPad(ジャーニ・ローンチパッド):従業員が自分のニーズに適したジャーニを検索、開始、共有するための単一の画面を表示します。従業員向けのジャーニ、マネージャーによって割り当てられたジャーニ、過去のアクション、イベント、キャリア向上に基づいてAIが推奨するジャーニをホスティングできます。たとえば、新たに昇進した従業員には「新任マネージャーのジャーニ」、新しい働き方を検討している方には「新しい働き方に向けたジャーニ」、転勤する方には「転勤のジャーニ」を提供し、次のステップをガイドします。これらはすべて、LaunchPad内で直接行われます。従業員は、任意のデバイス(デスクトップ、スマートフォン、チャット・アプリケーション、Oracle Digital Assistant など)を使用してジャーニにアクセスし、完了することができます。

・Journeys Creator(ジャーニ・クリエイター):人事部門とマネージャーが、企業全体を対象にジャーニを作成、修正、割り当てることができます。人事責任者は、組織、従業員、個々の部門の独自のニーズに合わせてカスタマイズ可能な事前に作成されたジャーニ・テンプレート・ライブラリにアクセスできます。これにより、具体的な企業要件、ポリシー、ブランド・ガイドラインに則したジャーニを設計できます。これらはすべて、IT部門の支援を受けたり、コーディングをすることなく数分間で完了します。これを企業全体のタスクに適応させ、「支出管理」、「新規プロジェクトの立ち上げ」といったジャーニを作成することもできます。用意されているテンプレートには、新入社員の受け入れ、新しい働き方への対応、産休・育児休暇からの復帰、転勤、病気や怪我、休職からの復帰などがあります。

・Journeys Booster(ジャーニ・ブースター):人事プロセスとその他のビジネス機能(財務、オペレーション、施設管理)を、サード・パーティのシステムや外部アプリケーションと統合できるようにします。これに加え、「Oracle Process Cloud」のプロセス自動化機能と最小限のコーディングによって一貫したプロセスの完了までを単一のエクスペリエンスにすることができ、「Journeys Booster」や人事、IT、その他業務システムにまたがってリクエストとサービスを自動化します。ワークフロー内で追加的なサポートが必要になった場合は「HR Helpdesk」によって拡張することもできます。

本発表に関するコメント
グローバル人事業界アナリストのジョシュ・バーシン(Josh Bersin)氏は、次のように述べています。「従業員エクスペリエンスは、多くの専門分野にわたる重要な課題であり、従業員のニーズは多様です。企業は、従業員のデジタル上の体験を設計、測定、統合するための、使いやすく、カスタマイズ性に優れたプラットフォームを切実に求めています。『Oracle Journeys』のようなサービスは、人材システム市場で最も注目を集めています。」

Constellation Researchのプリンシパル・アナリストであるR・レイ・ワン(R. "Ray" Wang)氏は、次のように述べています。「従業員エクスペリエンスは、当然のものと思いがちですが、適切に投資することでリターンが得られます。例えば、従業員にポジティブなエクスペリエンスを提供することで、タスクをより迅速かつ容易にするための努力を行っている企業は、満足度、エンゲージメント、生産性の向上というメリットを得ることができます。従業員は、自身のジャーニを人事管理システムで管理することを求めています。これは、困難な時代に企業が従業員の管理と育成を向上させる上で役立つだけでなく、人事をビジネス全体のイノベーション・センターのように機能させる上でも有効です。」

富士フィルムのピープルカルチャー&コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティー(People Culture & Corporate Social Responsibility)担当チーフ・ピープル・オフィサー(CPO)であるジェイスリー・ヴーン(Jacely Voon)氏は、次のように述べています。「従業員のニーズと期待は大幅に変化しており、これまで以上にパーソナライズされたガイダンス、サポート、モチベーションを必要としています。『Oracle Cloud HCM』は単一の人事プラットフォームを提供してくれるため、チームの管理を改善し、進化する従業員の期待に対応できます。今後従業員にどのような変化があったとしても、リージョン全体で14,000人以上のチーム・メンバーにポジティブな従業員エクスペリエンスを提供する準備は整っています。」

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 斉藤
Tel: 03-6834-4837/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルームhttps://www.oracle.com/jp/corporate/press/index.html

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