合格率5.9%の「数学検定」1級(大学程度・一般)に、6歳が挑戦 (第238回 2013年7月21日実施 個人受検の結果集計)
配信日時: 2013-09-27 10:30:00
財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、この度、2013年7月21日に実施いたしました「実用数学技能検定」(以下、「数学検定」)の個人受検の結果を別添のとおり取りまとめました。個人受検とは、学校等の団体で行うものとは別に、当財団が設定した会場で一般の方々が受検されるもので、毎年4、7、11月(あるいは10月)の年3回全国で実施し、毎回1万人以上の方々が受検しております。
今回の個人受検申し込み者総数は11,786人で、そのうち生年月日がわかる方は11,778人。年代別にみると、中・高校生の年齢層である10歳代が全体の73%にあたる8,613人でした。70~80歳代が23人で、最年長は88歳(2級)、最年少は3歳(12級)でした<表の「3.」参照>。とくに、今回の検定では、6歳の方が1級(大学程度・一般)に挑戦されていることが目を引きます。
階級別にみると、3級の2,873人が一番多く、次いで準2級2,096人、2級1,641人と続き、1~12級すべての階級で成人の方の申し込みが見受けられます。
合格者でみると、最年少は3歳(12級)、最年長は76歳(準2級、4級)で、1級の最年少は17歳でした<表の「4.」参照>。各階級とも受検者の最年長者を見ると、親子やお孫さんと受検する方が多く見受けられ、生涯学習の進展の様子が窺えます。
次回は本年11月2日(土)、全国88会場で開催いたします(当財団のホームページ、コンビニエンスストア、書店などからお申し込みになれます。締め切りは10月3日)。
※「実用数学技能検定」の略称は、必ず「数学検定」をご使用ください。
【数学検定と算数検定について】
「数学検定」と「算数検定」は正式名称を「実用数学技能検定」といい、それぞれ1~5級と6~12級の階級に相当します。数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。
第1回を実施した1992年には5,500人だった受検者数は、2006年以降は年間30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も15,000団体を超えました。財団法人設立以来の累計受検者数は350万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。
日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシアなどでも実施され(過去5年間で延べ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
【法人概要】
法人名 : 財団法人日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海
(社団法人日本数学教育学会会長、帝京大学初等教育学科教授)
会長 : 甘利 俊一
(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: 1.数学に関する講習会の実施
2.数学に関する検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
3.数学に関する調査研究
4.数学学習に関する普及・啓発活動
5.数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
6.その他当財団の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net
※平成23(2011)年7月から「数検」という呼称は使用しておりません。ご注意ください。
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