患者安全運動財団が「ルイス・ブラックマン・リーダーシップ賞」の受賞者を発表

プレスリリース発表元企業:Patient Safety Movement Foundation

配信日時: 2021-04-01 19:33:00

患者安全運動財団が「ルイス・ブラックマン・リーダーシップ賞」の受賞者を発表

質の高いケアと患者の安全を促進する活動で2人を表彰

(米カリフォルニア州アーバイン)-(ビジネスワイヤ) -- 2030年までに世界で予防可能な患者の被害と死亡をゼロにすることに傾倒している世界的な非営利団体である患者安全運動財団(PSMF)は、オスカー・サン・ロマン・オロスコ氏とニコラス・スターク氏に創設初年度の「ルイス・ブラックマン・リーダーシップ賞」を授与しました。ルイス・ブラックマン・リーダーシップ賞は、医療分野でのキャリアを追求している現役学生または研修医で、予防可能な医療被害を根絶するというPSMFの理念に貢献する患者安全のリーダーとして模範的な能力を実証した人物を表彰するため、2020年に創設しました。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20210401005377/ja/

患者安全運動財団CEOのデビッド・B・メイヤー(右上)とヘレン・ハスケル氏(左下)がニコラス・スターク氏(左上)とオスカー・サン・ロマン・オロスコ氏(右下)に創設初年度の「ルイス・ブラックマン・リーダーシップ賞」を授賞。(写真:ビジネスワイヤ)患者安全運動財団CEOのデビッド・B・メイヤー(右上)とヘレン・ハスケル氏(左下)がニコラス・スターク氏(左上)とオスカー・サン・ロマン・オロスコ氏(右下)に創設初年度の「ルイス・ブラックマン・リーダーシップ賞」を授賞。(写真:ビジネスワイヤ)

患者安全運動財団は、ルイス・ブラックマン君の没後20周年に当たりルイス君をたたえるルイス・ブラックマン・リーダーシップ賞を創設しました。ルイス君は、2000年11月6日、安全文化が貧弱で、研修が不十分な医療環境で、予防可能な医療被害の結果として、15歳で亡くなりました。生前の彼は極めて優秀な学生でしたが、母親のヘレン・ハスケル氏は特に教育を通じて患者安全の向上を目指す活動家になりました。この賞は、将来のリーダーを表彰し、患者安全に根ざした医療分野でのキャリアの追求を奨励すべく創設したものです。

ハスケル氏は、次のように述べています。「医療による被害や過誤をなくすためには、あらゆる人々のコミットメントが必要です。ルイスを取り戻すことはできませんが、私は彼の経験を伝える活動にしっかりと取り組んでおり、これらの人々とその活動、すなわち予防可能な医療過誤を根絶し、安全でないケアの結果として愛する人を失うことがないようにする活動に励まされています。」

今年の受賞者は下記の通りです。

オスカー・サン・ロマン・オロスコ氏は、ニューヨーク大学で国際公衆衛生学を専攻する修士課程の学生で、メキシコのケレタロ州において、すべての新生児を対象に、パルスオキシメトリーを普及させ、パルスオキシメトリーの標準化と認証に取り組む活動のリーダーと実務調整役を務めてきました。オロスコ氏はメキシコ共和国の他の5州でも本イニシアチブの拡大にとって不可欠な存在でした。オロスコ氏が導入した対策により、ケレタロ州の2軒の病院は新生児ケアを改善し、重症の先天性心疾患による死亡リスクを25%以上低減することに成功しました。ニコラス・スターク氏(MD、MBA)は、ジョージタウン大学メディカルスクールで2013年から医学を学んで以来、患者安全の活動家となりました。現在は研修医として、幾つかのチームを率いて、臨床情報ハブなど、極めて重要な情報へのアクセスを通じて、自身が所属する病院の救急診療部の安全文化を向上させるデジタルツールを開発しています。また、小児用インスリンの安全プロジェクトや高齢者のせん妄軽減キャンペーンなど、部門単位や院全体で幾つかの改善イニシアチブをけん引しています。さらにスターク氏は、自身の病院の患者・家族諮問委員会にも積極的に参加してきました。患者安全運動財団の最高経営責任者(CEO)であるデビッド・B・メイヤー医師は、次のように述べています。「私たちの活動では、世界中で患者の安全を達成するために総力を上げる必要があります。私たちはこの2人の素晴らしい若者が示したリーダーシップに感銘を受けており、2人はこれから強力なリーダーとなり、各自の機関やそれ以外の所で安全なケアを促進していく潜在力を持っています。」

この賞の詳細については、https://patientsafetymovement.org/lewis-blackman-leadership-award/をご覧ください。当該年度の受賞式の様子をご覧になるには、当財団のユーチューブチャンネルをご覧ください。

患者安全運動財団について:米国の病院では毎年20万人以上が、世界では300万人以上が、安全でないケアにより無用な死を遂げています。患者安全運動財団(PSMF)は、世界中で予防可能な患者の被害と死亡を根絶することを使命とする国際的非営利団体です。PSMFは、この大義を支える患者、患者擁護団体、医療提供者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を結束させています。当財団の「実施可能な患者安全ソリューション」や、業界の「オープンデータ誓約」、そして世界患者安全・科学・技術サミットまでを駆使して、PSMFは予防可能な患者の被害と死亡をゼロにするまで奮闘し続けます。詳細についてはpatientsafetymovement.orgをご覧いただき、リンクトインツイッターインスタグラムフェイスブックでPSMFをフォローしてください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。



businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20210401005377/ja/

連絡先
Leslie Licano, Beyond Fifteen Communications, Inc.
psmf@beyondfifteen.com | (949) 733-8679 ext.101

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ