「優秀省エネ機器・システム表彰」会長賞を受賞しました

プレスリリース発表元企業:株式会社タクマ

配信日時: 2021-03-25 10:00:00

株式会社サラの農園・CO2供給設備・バイオマス発電プラント


株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條博昭)は、このたび、2019年に株式会社サラ(本社:岡山県笠岡市、CEO:小林健伸)へ納入したCO2供給設備(名称:t-CarVe ティー・カーブ®)について、日本機械工業連合会より、「令和2年度 優秀省エネ機器・システム表彰」の日本機械工業連合会会長賞(以下、「会長賞」)を受賞いたしました。
本設備は、バイオマス発電プラントの燃焼排ガスを用いて、安全で経済的なCO2を大量供給する設備です。野菜栽培のエキスパートである株式会社サラの知見と当社の排ガス処理技術を活用し、本設備とバイオマス発電プラントをグリーンハウスに併設することで、熱・電気・CO2を野菜栽培に利用する「バイオマス・トリジェネレーションシステム」を実現しました。


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株式会社サラの農園・CO2供給設備・バイオマス発電プラント


近年、野菜栽培においてハウス内のCO2濃度を高めることで生育を促進し、収穫量を増加させる手法が普及しています。本設備の導入により、従来課題だった経済的なCO2の大量供給が可能になるだけではなく、カーボンネガティブなシステム(※1)であることから、経済性とCO2排出削減の両面から高い効果が見込まれます。このような点が評価され、会長賞を受賞いたしました。
※1 CO2源はカーボンニュートラルな木質バイオマスの燃焼ガスであり、本設備は更にガス中のCO2を有効利用しているため。


バイオマス発電施設CO2供給設備(t-CarVe ティー・カーブ®)について
http://www.jmf.or.jp/content/files/syoene/2020nen/2020syou_10.pdf
日本機械工業連合会WEBサイト「令和2年度 表彰機器」
http://www.jmf.or.jp/commendations/1/2691.html


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㈱タクマ 田口技術センター長、日本機械工業連合会 大宮会長


これからも当社グループは、バイオマス発電プラントや株式会社サラとのパートナーシップのもと本設備の提供等を通じてCO2の排出削減と次世代農業の普及へ貢献します。また、再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野を中心に積極的な研究開発と商品の提供を通じて、温室効果ガスの削減や資源・環境の保全を実現し、持続可能な社会の形成に貢献してまいります。


優秀省エネ機器・システム表彰の概要


優秀な産業用の省エネルギー機器・システム、またはCO2排出抑制に効果的な機器・システムを開発、実用化し、エコ社会の推進に貢献していると認められる者および企業、団体を表彰する制度
主催
 日本機械工業連合会
表彰式
 2021年3月22日
評価ポイント
「独創性・先見性」「効率的かつ低リスク・低コストなCO2排出抑制」「経済性」「波及性」「安全性・メンテナンス性・環境への配慮」


受賞設備の概要


設備
 CO2供給設備(名称:t-CarVe ティー・カーブ®)
機能
 バイオマス発電施設の排ガス中に含まれる、作物および作業者にとって有害となる可能性のある成分(窒素酸化物など)を除去し、排ガス中のCO2をグリーンハウス(温室)内へ安価に安定供給する。




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