3月11日時点での就職内定率は22.6%。そのうち、約7割が本社所在地「関東」の企業から

プレスリリース発表元企業:株式会社リクルートキャリア

配信日時: 2021-03-23 11:30:00

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 学)のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

▼詳細はこちらからご確認ください
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2021/210323-01/

■ 選考スケジュールは地域や規模によっても異なる。志望先に合わせて焦らず準備しよう

3月11日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、22.6%と3月1日時点と比べ5.0ポイント増加しました。全体的に前年より進んでいる状況であることに変わりはありませんがもう少し細かく見ていきましょう。

学生が内定取得した企業を本社所在地別に見ると約7割が「関東」でした。学生の居住地域別に見ていくと、「関東」「近畿」「その他地域」の内定取得先で、最も多かったのは本社所在地が「関東」の企業でした。内定取得先企業の本社所在地と従業員規模の関係を見ると「関東」で「1,000人以上」の企業から内定を取得している割合が高く、この区分の企業が内定出しをしていることが見受けられます。

企業の採用開始スケジュールを見ると、2月までに内定出しを開始する企業は「関東」が多くなっています。関東以外の地域では、近畿が3月、中部が4・5月、その他地域が4・6月に内定出しの開始時期のピークが来ています。このことから、地域別に内定出しの開始時期が異なり、3月11日時点では主に関東の企業の選考活動が進んでいることが分かります。

今回は「地域」のスケジュールに注目しましたが、これは「業種」「規模」にも同じことが言え、企業によって採用活動のスケジュールは異なります。就職・採用活動においては何かと全体の数値と比べがちです。例えば全体の内定率が高いと焦ってしまう気持ちも分かります。しかし大切なのは「自分が志望している企業のスケジュール」を把握することです。自分の志望する企業の活動状況を注視し、準備を進めていきましょう。

※1内々定を含む

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252498/img_252498_1.jpg


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■調査概要
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■2022年卒:2021年3月11日時点
調査目的|大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法|インターネット調査 [調査協力:株式会社インテージ]
調査対象|2022年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2022』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生5,761人(内訳:大学生4,745人/大学院生1,016人)
調査期間|2021年2月1日~2月4日
集計対象|大学生 1,289人/大学院生 385人
※リクナビ:株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイトhttps://job.rikunabi.com/2022/

■【企業調査】大学生・大学院生の採用活動振り返り調査
調査目的|新卒採用に関する企業の活動実態を把握する
調査方法|郵送・インターネット調査
調査対象|全国の新卒採用を実施している従業員規模5人以上の企業4,577社
調査期間|2020年12月4日~2021年1月13日
回収社数|1,398社

※大学生について、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、実際の母集団の構成比に近付けるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている


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