マイクロソフト利用者のクラウド上の機密デー保護を支援 – タレス

タレスのハードウェア・セキュリティ・モジュール（HSM）とマイクロソフトの二重キー暗号化との統合により、Microsoft 365アプリケーションの顧客データを保護しながら自社の暗号鍵の管理を維持
マイクロソフトとのこの協業はクラウド内の機密データを保護し、Microsoft 365アプリケーションを使用する企業と組織の主なデータ機密性規制と要件に対応


（パリ・ラデファンス）-（ビジネスワイヤ） -- タレスは、Microsoft 365の利用者が、アプリケーションを利用しながらクラウド内の機密情報を保護し、主要なデータプライバシー規制および要件に対応することを可能にする新たなデータ保護機能を発表しました。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。：https://www.businesswire.com/news/home/20210316005464/ja/

Copyright Thales

この機能は、金融サービスや医療などの多くの規制を受けるセクターで活動する企業のために考案され、Microsoft 365のための二重キー暗号化を備えたタレスのLuna Hardware Security Modules（HSM）を利用することで、EUの一般データ保護規則（GDPR）、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律（HIPAA）、Schrems II判決を受けた欧州データ保護委員会（EDPR）の勧告を順守できます。

リモートワークと個人情報保護規制強化の時代におけるデータ保護

現在のリモートワーク環境は情報共有に大きく依存し、組織が機密データのセキュリティや規制準拠を確保しながら従業員の生産性を高めることが課題になっています。金融サービス、政府機関、医療といった規制の多いセクターの組織では、機密データに最高水準の統制とセキュリティが要求されています。Luna HSMとMicrosoft 365のための二重キー暗号化の組み合わせは、機密性の高いデータの保護と特有の規制要件の充足に必要な保護を提供します。

マイクロソフトのDKEパートナー・ディレクターのImran Mohiuddinは、このように述べています。「リモートワーキングという方式は、ごく少数のケースに限られた特別なことではなくなり、多くの企業の基本的な業務モデルになっています。当社のMicrosoft 365のための協業・生産性ツールは、企業がどのような状況でも成果を上げることができるように作られています。しかし、これを可能にしている主要要素は、機密データ保護に関して最高のセキュリティとコンプライアンスのソリューションを確保することです。当社の二重キー暗号化とタレスとの統合は、高いデータ保護要件、コンプライアンス義務、規制的制約を持つお客さまが保有する機密性の高い情報を保護することを可能にします。暗号鍵の完全な管理能力を持つことで、お客さまは自らの暗号化されていないデータに第三者が一切アクセスできないことに確信を持つことができます。アクセスはマイクロソフトにもできません。この遠隔の時代に、セキュリティが原因となって企業が何かを手控えたり、機密情報をクラウドに移行させることを控えたりする必要が出てきたりしてはいけません。タレスと共に当社は、お客さまがそうならないようにしていきます。」

タレスは業界をリードするLuna HSMをマイクロソフトのMicrosoft 365のための二重キー暗号化と統合しました。これによりお客さまは、最も秘密性・機密性の高いデータを保護し、クラウド内の自らの暗号鍵の管理を維持することができます。このソリューションは、データを保護するために2個の鍵を使用することで機能します。1つの鍵は、顧客がLuna HSMを通じて安全に管理し、2つ目の鍵はマイクロソフトが管理します。データを見るためには、両方の鍵にアクセスする必要がありますので、顧客の許可なく使用することはできません。

タレスの暗号化ソリューション担当バイスプレジデントのTodd Mooreは、このように述べています。「当社のマイクロソフトとの協業は、どこでどのようなマイクロソフトのアプリケーションにアクセスしているかを問わず、セキュリティに関してお客さまに安心感を与えるように考えられています。私たちの仕事の仕方は恒久的に変化してしまいました。成果を上げていくためには、企業は協業アプリケーションの応用と採用を進めることが必要になっています。タレスのLuna HSMをマイクロソフトの二重キー暗号化と統合することで、どのような業界の企業も規制当局の要件に沿って暗号化データを管理することができます。」

タレスについて

タレス（Euronext Paris：HO）は、接続、ビッグデータ、人工知能、サイバーセキュリティ、量子コンピューティングといったデジタルと「ディープテック」のイノベーションに投資する世界的な先進技術のリーダーであり、私たちの社会の発展に不可欠な信頼できる未来を作ることを目指しています。当グループは、防衛、航空、宇宙、輸送、デジタルアイデンティティ、セキュリティの分野でお客さまとなる企業、組織、政府が必須の役割を果たす助けとなるソリューション、サービス、製品を提供し、個人に対する配慮をあらゆる意思決定の背後にある原動力としています。タレスは、68カ国に8万1000人の従業員を擁しています。2020年には、当グループは170億ユーロの売上高を上げました。

こちらもご覧ください

タレス・グループ

マーケット・ページ

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。



businesswire.comでソースバージョンを見る：https://www.businesswire.com/news/home/20210316005464/ja/

連絡先
PRESS
Thales, Media Relations
Market
Laura Bandiera
+33 (0)7 64 48 51 64
laura.bandiera@thalesgroup.com

プレスリリース情報提供元：ビジネスワイヤ