第8回マックスマーラ・アート・プライズ・フォー・ウィメン受賞者 エマ・タルボットの作品が英ピカデリーライツで国際女性デーを祝福
配信日時: 2021-03-05 16:48:06
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ロンドンを拠点に活動する官能的なビジュアルポエム・アーティストで、第8回マックスマーラ・アート・プライズ・フォー・ウィメン受賞者である、エマ・タルボット(Emma Talbot)がCIRCAアーティストを務め、4本のアニメーション・フィルムからなる新作をホワイトチャペル・ギャラリー、コレツィオーネ・マラモッティ、およびマックスマーラ・アート・プライズ・フォー・ウィメンの協賛により上映します。
タルボットの新作「Four Visons for Hopeful Future」(希望に満ちた未来へ向けての4つのビジョン)は、旧世界と、築くべき新世界の間のゲートウェイに立つ女性を追いながら、ヨーロッパ最大級のデジタルスクリーンであるピカデリーサーカスの「ピカデリーライツ」上で、彼女自身の旅と、精神的・政治的な再生へ向けた社会発展の両方を導く答えを探し求める主人公の物語を伝えます。
国際女性デー(3月8日)に合わせて上映される本作は、今の時代を、観る者の感情的推論への直接的訴えかけを随所に交えた流動性ある宇宙空間として表現します。そこでは、過去の悲しみを乗り越えることができます。タルボットの作品は、インドの小説家アルンダティ・ロイ(Arundhati Roy)の言葉を引用しつつ、季節の変化とともにくぐり抜ける「門(ポータル)、すなわち1つの世界と次の世界の間のゲートウェイ」として、巨大なディスプレイを利用します。黒死病の後にルネサンスが訪れたように、歴史上有名なパンデミックの後に文化が栄えた歴史に基づき、タルボットは、過去の暗闇や、従来の社会の制限から解き放たれた、生成過程にある世界を思い描きます。
この作品は3月中、4夜一区切りで繰り返し上映されます。タルボットは、体や花のフォルムにあふれる、自然界と天界の美が手描きされた風景の中でアニメーションを展開し、この殺伐とした冬が終わりに近づく中、以下のフィルムを通じて、希望に満ちた世界を詳らかにする問いへの答えを探ります。
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