フランス内務省、新しい標準的出入国管理システムの開発でアイデミアとソプラ・ステリアを選定

プレスリリース発表元企業:IDEMIA

配信日時: 2021-02-01 22:46:00

フランス内務省、新しい標準的出入国管理システムの開発でアイデミアとソプラ・ステリアを選定

フランスの内務省は、新しい標準的出入国管理システム(CCAF)の設計・構築・展開・保守・更新でアイデミアとソプラ・ステリアによるコンソーシアムを選定。
CCAFは、EUが2022年に導入する出入域システム(EES)の一部となる。EESは、シェンゲン圏の対外国境のセキュリティーを向上させ、特に外国籍の人々がビザの期限を超えてオーバーステイする問題に取り組むことが目的。
CCAFを支える生体情報技術は、出入国管理のスピードと正確性の向上に役立つ。


(仏クールブボワ)-(ビジネスワイヤ) -- CCAFは、高性能の標準システムを導入してすべての出入国管理活動を適切に調整して整合できるようにすることを目指す意欲的なプロジェクトです。2021年の間にフランスで本格展開されます。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20210201005512/ja/

(Photo: Business Wire)(Photo: Business Wire)

CCAFの開発は、セキュリティーと正確性という出入国管理の根本的なニーズを保証すると同時に、相互運用性と拡張性にも力点を置いています。そのような設計になるのは、将来のフランスとEUの規制の変更と、フランスの本国と海外領に出入国する移動者の増加に対応できるようにするためです。

生体認証が支えるこのシステムは、フランスの国境で警備員をさらに雇用することなく、移動者の国境検問所の通過にかかる時間を最小限に抑えるものとなります。

アイデミアとソプラ・ステリアは協力して、特に国境警備に関連するID管理の専門性と、フランスの極めて重要なシステムに関する各々の詳細なノウハウを活用していきます。

2023年のラグビーワールドカップや2024年のパリオリンピックのような今後予定されている世界的スポーツイベントを考慮して、EUのITシステムの開発時に高い柔軟性と即応性を取り込むというニーズなど、CCAFプロジェクトには多くの懸案事項があります。この共同プロジェクトにおいて、同省は、ビジネス・技術・規制の面で非常に要求の厳しいニーズに応え、重要な節目の厳しい期限を守るスキルと専門知識を備えているとして、当コンソーシアムに信頼を置きました。

アイデミアの公安・アイデンティティー担当シニアバイスプレジデント(欧州)であるパスカル・ファレは、次のように語っています。「私たちは、国境通過管理の自動化に関する私たちのノウハウと専門力を信頼してくれたフランス内務省に大変感謝しています。CCAFプロジェクトは、円滑さとセキュリティーをいずれも高め、標準的で安定した出入国システムを開発し、完成させることを目指しています。当社はパートナーであるソプラ・ステリアと共に、高レベルのセキュリティーと強化された移動体験を実現する画期的なシステムの提供を約束します。」

ソプラ・ステリアのセキュリティー・マーケット・ディレクターであるジョルジュ・ワキムは、次のように語っています。「長年内務省の仕事をしてきましたが、新しい標準的出入国管理システムの開発と展開で提携先のアイデミアと共に選ばれたことを非常に誇らしく思います。生体認証の世界的リーダーとしてのアイデミアのスキルとノウハウは、複雑な環境での大規模な政府向けシステムのインテグレーターとして評価の高い当社のスキルとの相性が抜群です。これは、プロジェクトを確実に成功させるための大きな資産になります。アイデミアと共に、必要な最先端技術をすべて活用することによって、求められるサービス品質を持続可能な方法で提供できるシステムとして、信頼性とセキュリティーの高いシステムを開発することを約束します。」

アイデミアは現在、フランスにおいて、乗客の自動出入国管理追跡システムと、ビザ・亡命申請データ処理システムを担当しています。また、生体認証で空港での乗客体験を向上させることを目的として、Aéroports de Paris(ADPグループ)、エールフランス、最近ではリヨン空港(ヴァンシ・エアポートによるMONA)を含むさまざまな民間部門および公共部門の関係者と定期的にパイロットテストを実施しています。

一方、ソプラ・ステリアはフランス内務省に貢献する仕事を頻繁に行っており、多くの有名なプロジェクトを成功させています。例えば、同グループは他のさまざまなEU加盟国と協力してシェンゲン国境システムの開発を支援するとともに、フランスの警察にセキュリティーファイル検索アプリを開発・納入し、フランスの道路の安全性や外国人移民の管理を強化するための活動を行っています。

アイデミアとソプラ・ステリアは昨年6月に、シェンゲン圏の国境警備の基盤となる新しい共有型生体情報照合システム(sBMS)の開発で、EUの機関eu-LISAに選定されています。

アイデミアについて

拡張された本人確認技術の世界的リーダー企業であるアイデミアは、市民や消費者が日常の重要行為(支払い、つながり、旅行など)を物理的な世界でもデジタル空間でも行えるよう、信頼のおける環境を提供しています。

私たちが暮らす現代の社会において、アイデンティティの保護は、今や欠くことのできない重要な事柄となっています。拡張された本人確認(個人情報保護と信頼を確保してセキュアで真性で検証可能なトランザクションを保証する本人確認)を支持する立場に立ちながら、当社は個人が対象かモノが対象かを問わず、セキュリティーが重要となる場合は時間と場所に関係なく、私たちの最大の資産の1つである本人確認情報を思考、生産、使用、保護する方法のあり方を塗り替えます。当社は、金融、通信、本人確認、公共セキュリティー、IoT分野の国際的顧客に対して拡張本人確認を提供しています。

世界で1万5000人近い従業員を擁するアイデミアは、180カ国の顧客にサービスを提供しています。

詳細については、www.idemia.comをご覧ください。ツイッターで@IDEMIAGroup をフォローしてください。

ソプラ・ステリアについて

ソプラ・ステリアはコンサルティング、デジタルサービス、ソフトウエア開発における欧州のリーダー企業であり、クライアントがそのデジタル変革を推進して目に見えて持続可能な利益を達成できるよう支援しています。当社が提供するエンドツーエンドソリューションにより、大企業と大組織は広範な事業分野と革新的技術の詳細な知識を完全に協業的な手法と組み合わせることで、競争力を増すことができます。ソプラ・ステリアは当社が行なうすべての中心に人々を据えており、デジタルをクライアントのために活用してすべての人々のために前向きな未来の構築に傾倒しています。25カ国に従業員4万6000人を擁する当グループは、2019年に44億ユーロの売上高を上げました。

The world is how we shape it. (世界は私たちが形作る仕方。)

ソプラ・ステリア(SOP)は、ユーロネクスト・パリ(コンパートメントA)に上場しています – ISIN:FR0000050809

詳細については、https://www.soprasteria.comをご覧ください

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elsa.estager@soprasteria.com

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