業界初!自動運転で注目される3D-LiDARを活用した駐車場向けシステムを開発

プレスリリース発表元企業:株式会社ベネ・エルヨン

配信日時: 2021-01-21 11:00:00

株式会社ベネ・エルヨン(本社:愛知県瀬戸市、代表取締役:島 正浩)は、駐車場全体または車室単位に対し、リアルタイムに3D-LiDAR(※1)によるセンシングを行うシステムを開発しました。駐車中または駐車しようとしている車両、走行している車両など「いつ」「どこに」「どの車両が」を正確に認識することで、従来のようなロック板やゲートバーの設置及び車両を認識するための様々なセンサーを必要とすることなく、「速やかに駐車でき、正確に車両を認識する」ことをコンセプトとした駐車場向けシステムです。駐車場オーナー、運営会社、さらに利用者にとっても、より安心してご利用いただきやすい駐車環境をご提供します。

ベネ・エルヨン企業サイトURL: https://www.bene-elyon.co.jp/

<センサー認識イメージ>
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/243889/LL_img_243889_1.jpg
斜め俯瞰から見るセンサー画像
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/243889/LL_img_243889_2.jpg
センサー検知対象とした駐車場
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/243889/LL_img_243889_3.jpg
側面から見るセンサー画像
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/243889/LL_img_243889_4.jpg
<駐車前>
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/243889/LL_img_243889_5.jpg
<駐車後>

■本システムの4つの特徴
1.3次元認識による車両等の検知
従来は、時間貸し駐車場敷地内においてセンサーにより車を検知したり、車室内にロック板を設置して車両の入出庫を制御したり、車室単位にカメラセンサポールを設置することで車番認識等を行っていましたが、当社開発の新システムではそれら全てを不要とし、3D-LiDARによるセンシングおよび解析を行うことで、正確に認識することが可能になりました。また車とロック板との接触事故等も回避でき、入出庫時のストレスフリーを実現。出庫ができないというトラブルも解消できます。さらに、システム導入工期の短縮ならびに工事費用の軽減が期待できます。

2.3D計測で高さによる車両判定
設置位置に関わらず、地面からの高さをリアルタイムに計測することで、正確に車両を判定することができます。
さらに、対象物である車両以外の自転車や人も判別しながら検知することで誤認識を無くすことも可能です。

3.3次元方向(上面・側面・背面)による複合認識
側面・背面より車両位置や人物等を検知し、上面データと重ねて判定することにより、正確な検知を可能としました。また、車室枠内に正しく駐車されているかの判定も、3次元の車両データから認識判定することができます。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/243889/LL_img_243889_6.jpg
LiDAR画像_上面
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/243889/LL_img_243889_7.jpg
LiDAR画像_側面
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/243889/LL_img_243889_8.jpg
LiDAR画像_正面

4.車種・車番判定による時間貸し駐車場及び利用者データ解析としての活用
3次元認識により普通乗用車、トラック(荷台あり)、バンなどを判定し、車両監視、車番認識カメラと同期することで、新しい駐車場課金システム(ダイナミックプライシング)への期待が高まるシステムとして活用することができます。


■駐車場向けシステムとしての今後について
●コインパーキングとして利用できる、駐車精算機と連携したシステムの提供
●コンビニエンスストアなどにおける不正利用の長時間駐車対策に活用
●大型平面駐車場や広大なスペースにおける満空情報管理システムとして活用
●自動運転車両に対して駐車場満空情報を提供し、自動運転による駐車を可能とした駐車場に活用


(※1)3D-LiDARとは:
本体から照射するレーザー光により対象範囲に存在する物体を検知し、対象までの距離を測定するしくみ。レーダーからの投光が測定対象物で反射し、センサーで受光するまでの光の飛行時間から距離を測定するToF(Time of Flight)方式などが代表的です。光が戻ってくるまでの時間差により物体の3次元画像を取得し、リアルタイム測定が可能となります。また、反射光の強度情報も取得することができます。


■株式会社ベネ・エルヨンについて
当社は、産業用・監視カメラ・3D-LiDARなどのデバイス機器を中心に、ソリューション開発・提案する企業です。これらデバイスと画像処理・3次元処理技術のノウハウを活用し、様々なアプリケーション開発を行ってきました。それらの製品開発力の強みとソリューション開発経験から、次世代駐車場ソリューションビジネスシーンにおいて、ベネ・エルヨンならではのサービスを提供していきます。


【会社概要】
会社名: 株式会社ベネ・エルヨン(略称表記:BeneElyon)
所在地: 本社オフィス
〒489-0980 愛知県瀬戸市やまて坂3丁目27番地
名古屋オフィス
〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵2丁目3-15 ふぁみーゆ葵ビル9F
代表者: 代表取締役 島 正浩
設立 : 2016年11月
URL : https://www.bene-elyon.co.jp/

事業内容:
●コンピュータシステムの企画、開発、販売及び保守に関する業務
(車番認識・画像処理・3D-LiDARデバイス制御アプリ等)
●インターネットを利用した情報システム及び通信ネットワークの企画、設計、運用に関する業務
(車番認識クラウドサービス、クラウド映像サービス)
●デバイスソリューション業務
(産業用カメラ・産業用ドローン・LiDAR機器・IoTゲートウェイ)
●コンサルタント及び付帯設備工事請負


【お客様からのお問い合わせ先】
TEL : 052-265-7939(10:00~18:00)
e-mail: info@bene-elyon.co.jp


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