ベロダイン・ライダーがインテリジェントな交通管理を支援

プレスリリース発表元企業:Velodyne LiDAR, Inc.

配信日時: 2021-01-13 21:05:00

ベロダイン・ライダーがインテリジェントな交通管理を支援

ベロダインとネバダ大学リノ校応用研究センターによる新しいホワイトペーパーで、道路脇のライダーがスマートで安全な交通インフラ構築の鍵であることが示される

(米カリフォルニア州サンノゼ)-(ビジネスワイヤ) -- ベロダイン・ライダー(Nasdaq: VLDR, VLDRW)とネバダ大学リノ校ネバダ応用研究センターは本日、ライダーセンサーが交通インフラをより効率的かつ持続可能に、また安全にできることを証明するホワイトペーパーを発表しました。このホワイトペーパーは、交通分析の改善、歩行者の安全向上、事故の削減、自律運転車の利用促進を目的としてベロダインのライダーセンサーを使用した結果について、報告しています。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20210113005439/ja/

The University of Nevada, Reno’s Nevada Center for Applied Research has placed Velodyne’s lidar sensors at crossing signs and intersections to help improve traffic analytics, congestion management and pedestrian safety. (Photo: Velodyne Lidar, Inc.)The University of Nevada, Reno’s Nevada Center for Applied Research has placed Velodyne’s lidar sensors at crossing signs and intersections to help improve traffic analytics, congestion management and pedestrian safety. (Photo: Velodyne Lidar, Inc.)

ベロダインのマルタ・ホール最高マーケティング責任者は、次のように語っています。「都市の交差点における歩行者保護や交通事故の削減のためのシステムにライダー技術を提供することに、ベロダインは大きな期待を感じています。当社はネバダ大学リノ校とシナジーを生む関係にあり、同校はスマート技術を使用したインフラ・レベルでの安全ソリューション開発に向けて協力的研究を進めています。このホワイトペーパーは、都市コミュニティーの安全と福祉に向けた当社の協業を記述した重要なものです。」

このホワイトペーパー「道路脇のライダーがスマートで安全な交通インフラ構築を支援」(Roadside Lidar Helping to Build Smart and Safe Transportation Infrastructure)は、こちらからダウンロードできます。また、「スマートシティ:センサー技術でモビリティー、アクセス、安全性を改善」(Smart Cities: Improving Mobility, Access and Safety with Sensor Technology)という動画もあり、こちらで視聴できます。この動画は、ライダーが公共サービスの改善や安全・生活の質向上のためのスマートシティ・アプリケーションにどう役立つかを示しています。

調査会社マーケッツアンドマーケッツによれば、道路のためのインテリジェント交通システム(ITS)市場は2020年の179億ドルから2025年には365億ドルとなり、年平均成長率15.3パーセントで成長すると見込まれています。この成長の要因には、歩行者の安全に対する懸念の増加、交通渋滞問題の悪化、スマートシティの世界的発展が考えられます。

このホワイトペーパーは、ネバダ大学リノ校のネバダ応用研究センターがワショー郡地域交通委員会、南ネバダ地域交通委員会、ネバダ州交通省と共同で行った研究を紹介しています。このプロジェクトでは、リノとヘンダーソンにネバダ州知事経済開発室の後援で作られたリビング・ラボラトリーズという実世界の試験環境で、ベロダインのウルトラ・パック・ライダーセンサーを交通信号に設置しました。そしてベロダインのセンサーがとらえたデータを活用することで交通分析や渋滞管理を改善し、歩行者の安全を向上させました。

このプロジェクトでは、高精度なマルチモーダルな交通の流れを得る目的での道路脇ライダーセンサーの実用性を検証することを目的に、多様なセンサー、配置方式、交通シナリオでの試験が行われました。このプロジェクトにより、道路脇に設置されたライダーのデータがコネクテッド自律運転車(CAV)を支援でき、交通の流れや安全分析の改善のほか、歩行者や野生動物の自動警告のための既存交通インフラとの統合も可能なことが示されました。

またこのプロジェクトでは、ライダーによる自動矩形急速点滅標識(RRFB)を設置して成功を収めました。これは従来のRRFBと異なり、横断歩道を示すのみならず、ほかに多くの機能を提供できます。例えば、交通状況データの収集や規則無視の横断者の記録が可能であり、CAVのためのインフラやネット接続を利用する運転者以外の道路使用者に対応するためのインフラもサポートできます。

最近まで、既存のカメラ・ベースのITS交通監視技術が、交通流量、占有状況、平均速度、スポット速度の調査に広く使用されてきました。しかし、代替センサーが市場に登場すると、カメラ・ベースのアプローチの弱点が明らかになってきました。例えば、カメラは低照度条件下での使用に劣り、錯覚を起こしやすく、人々のプライバシーを守ることができません。ライダーはITS市場の成長に重要な役割を担うことが予想されています。なぜなら、ライダーセンサーは確実な3Dデータを提供し、幅広い照度・天候条件下で優れた物体検出と追跡を可能とする一方、人々の匿名性を保ち、人々の信頼を得られるからです。

ネバダ応用研究センター所長のカルロス・カルディロ氏は、次のように語っています。「このホワイトペーパーはライダー技術がデータの革命的変化に大きく貢献することを示しており、この変化は交通計画や交通システムに影響を与え、私たちの道路を将来に対応させることになります。ベロダインのセンサーは、交通渋滞のモニタリングや衝突寸前の状況の分析に対応した『ライダーで強化された』道路を支えます。また、コネクテッドカーとのデータ通信を可能にすることで、エコ運転や衝突防止のアプリケーションも可能になります。」

ベロダイン・ライダーの事業開発担当バイスプレジデントのジョン・バラードは、次のように語っています。「ネバダ応用研究センターは交通安全の向上と道路上の危険低減に大きく寄与する先進的なスマートシティ研究を行っています。同センターによる研究はベロダインのライダーセンサーが今すぐにでも利用でき、よりスマートで安全な交通インフラの構築に役立つことを示しています。」

ベロダイン・ライダーについて

ベロダイン・ライダー(NASDAQ:VLDR、VLDRW)はリアルタイム・サラウンドビュー・ライダー・センサーを発明して、自律技術の新時代をもたらしました。ベロダインは初のライダー専業の公開企業であり、当社の画期的なライダー技術の幅広いポートフォリオは世界で定評があります。ベロダインの革命的なセンサーおよびソフトウエア・ソリューションは柔軟性、品質、性能を提供し、自律走行車、先進運転支援システム(ADAS)、ロボット工学、無人航空機(UAV)、スマートシティー、セキュリティーなどの幅広い産業のニーズに対応しています。ベロダインは絶えず革新を追求することで、あらゆる人々のために安全なモビリティーを推進し、生活と地域社会を変革することに力を注いでいます。詳細については、www.velodynelidar.comをご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項の定義による「将来見通しに関する記述」が含まれます。これには過去の事実を除くすべての記述が含まれますが、それに限定されず、ベロダインの対象市場、新製品、開発努力、競争に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。本プレスリリースで、「推定する」、「予測される」、「期待する」、「予想する」、「予測する」、「計画する」、「意図する」、「考える」、「求める」、「かもしれない」、「するだろう」、「あり得る」、「すべきである」、「将来」、「提案する」といった言葉やその変化形、類似の表現(もしくはそうした言葉や表現の否定形)は、将来見通しに関する記述であることを特定するために使用されています。これらの将来見通しに関する記述は、将来の業績、状況、結果を保証するものではなく、多くの既知および未知のリスク、不確実性、仮定、その他の重要な要因を含んでおり、その多くはベロダインの管理が及ばないものであり、実際の結果または成果が将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なる場合があります。実際の結果または成果に影響を与え得る重要な要因として、ベロダインが成長を管理する能力、ベロダインが事業計画を実行する能力、ベロダインの顧客が製品を商品化する能力およびそれら製品の最終的な市場での受容に関する不確実性、COVID-19パンデミックがベロダインおよびその顧客の事業に与える不確実な影響、当社製品の市場規模に関するベロダインの推定の不確実性、歩行者の安全、交通渋滞、スマートシティのアプリケーションのためのライダーに対する政府規制や政府採用に関する不確実性、ベロダイン製品が市場で受容される速度および程度、存在するもしくは利用可能になるかもしれないその他のライダーおよびセンサー関連の競合製品や競合サービスの成功、ベロダインが買収を特定して統合する能力、ベロダインの現在の訴訟やベロダインが関与する可能性のある訴訟、もしくはベロダインの知的財産権の有効性と強制力に関する不確実性、ベロダインの製品およびサービスへの需要に影響を与える一般的な経済および市場の状況などがあります。ベロダインは新たな情報、将来の出来事、あるいはその他の理由にかかわらず、法律で義務付けられた場合を除き、将来見通しに関する記述を更新または改定する義務を一切負いません。

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