高校生がSDGsを学び、サステナブルな未来を目指す「サステナブル・ブランド国際会議 Student Ambassador Program」に招待する高校10校が決定!
配信日時: 2020-12-24 15:00:00
株式会社日本旅行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:堀坂明弘)は、国や職種・職業の垣根を越えて3,000人以上が「サステナビリティ(持続可能性)」をテーマにディスカッションするコミュニティイベント「サステナブル・ブランド国際会議」において、高校生の立場から意見を発表できるプログラム「サステナブル・ブランド国際会議 Student Ambassador Program」を企画・運営しておりますが、厳正な論文選考の結果、招待する高校10校を決定いたしました。
当社では「サステナブル・ブランド国際会議2021横浜」(2021年2月24日(水)・25日(木)開催)に招待するSB Student Ambassadorの募集を行い、参加に向けて論文を提出していただきました。40校の応募があり、厳正な論文選考の結果、招待する10校を決定しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4858/619/resize/d4858-619-346315-6.jpg ]
*2020年の同プログラムの様子
参加高校10校と選考方法等については以下の通りです。
<「サステナブル・ブランド国際会議 Student Ambassador Program」参加校について>
1. 高校生参加の目的
次世代を担う未来のリーダーである高校生に、最新のサステナビリティへの取り組みに対して知見を深めてもら
うと同時に、高校生の価値観や社会に求めるものを共有し、サステナブルな社会の実現へ向けて、共創していく
場とします。
2. 招待決定高校と各学校のテーマおよび決定理由(五十音順)
・大阪学芸中等教育学校 (大阪府)
「森と水、木材活用」
ブロック大会のテーマ講演「森と水の保全」を理解し、Z世代である高校生の得意分野を活かしながら、企
業と連携したビジネスを通して、長期的な目線で取り組むことができる提案を行った。
・大谷高等学校(京都府)
「ツーリズム、アプリ開発~旅行アプリを舞台に~」
”アプリの利用”、”消費者リテラシーの向上”、”受入側の変化”の3つの循環を生み出す仕組みが評価され
た。また、その概念を自作の図やイメージ図でうまく表現できていた。
・滝川第二高等学校(兵庫県)
「気候変動、海藻バイオマス」
自分たちで考えた「海藻を用いた循環型社会」についてメリット、デメリットを整理し、さらに気候変動に
具体的な対策を行うため、様々な機関と連携した取組提案があった。
・玉川学園高等部(東京都)
「環境、プラスチック、ものづくり」
SDGsに対する理解度が非常に高かった。具体的提案には至っていないものの、企業との関わりの中から、
新しいアイデアの芽が出ることを期待して選出。
・奈良女子大学附属中等教育学校(奈良県)
「ツーリズム、マイクロ観光マップ」
奈良県の課題を認識し、奈良県の良さを再発見し、発信するというプロセスで、地域の振興と学びを結び付
けた取組を評価。本会議でSDGsを学び、企業の意見を取り入れることで奈良県の観光振興に寄与していた
だきたい。
・雲雀丘学園高等学校(兵庫県)
「気候変動、マイボトル専用自販機」
高校生らしい独創的な発想で、高校生の有り余るエネルギーを活用して、社会課題にチャレンジしようとい
う姿勢が見られたと共に、高校生からムーブメントを起こしたいという意思が感じられた。
・文化学園大学杉並高等学校(東京都)
「森と水、サーバー式自販機による意識改革」
SDGsを知っているが、具体的な取組に至っていない人が多い現状を認識した上で、サーバー式自販機を利
用することで、プラスチックの消費を減らすだけでなく、利用者の意識を変えることまでを目的とし、実践
者を増やす提案が高く評価された。
・三田国際学園高等学校(東京都)
「気候変動、ウォーターフットプリント」
フットプリントの概念を広め、日ごろ見えにくい水の使用量を可視化しようという取組について、
ターゲット設定や周囲の巻き込み方まで具体的な提案があった。
・横浜清風高等学校(神奈川県)
「森と水、マイボトル向け自販機」
消費者目線での”エコ”としての提案で終始せず、企業側のメリットが十分考えられており、サステナブル・
ブランド国際会議において企業側の意見を聞くことで、提案のさらなるブラッシュアップを期待したい。
・立命館高等学校(京都府)
「ツーリズム、サスポイキャンペーン」
”良い”旅行の価値基準に「持続可能であること」を加えようという視点で、旅行者と受入側のwin-winの関
係性を検討できていた。また、自らアンケートを実施し、サステナブル・ツーリズムのロゴを製作するな
ど、熱意も感じられた。
3. 応募要領および選考方法
■応募方法;設定された4つのテーマのうち1つを選択し、そのテーマに関連したSDGs目標達成のために私た
ちが取り組めること、という主題で800字以内の論文を提出し、応募。各校1点まで。
■応募期間 2020年10月24日(土)~2020年12月4日(金)
*詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2021/special-student.html
■選考方法
Sustainable Brands Japanのカントリーディレクターである鈴木紳介氏を審査委員長とし、SB国際会議横浜
プロデューサー、Student Ambassador全国大会事務局、日本旅行等からなる審査委員会を設置し、1.SDGs
への理解度、2.提案内容 3.提案力の3つの審査基準に加え、熱意や革新性などの面から総合的に評価しまし
た。
<参考>
選考に先駆けて、事前学習の場として、「SB Student Ambassador全国大会」を東日本ブロック(10月17日*オンラインも実施)・西日本ブロック(10月24日)で実施し、合計75校にご参加いただきました。SDGsに関連した最先端の活動に取り組むオピニオンリーダーたちによる「SDGs基礎講座」でサステナビリティを学んでいただいたほか、実際にサステナビリティ先進企業で活躍する人たちの講演をテーマ別に聴講した上で、サステナブルな社会の実現に向けてSDGsを活用し、何ができるのかをディスカッションするワークショップを行いました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4858/619/resize/d4858-619-989542-7.jpg ]
*「SB Student Ambassador全国大会」の様子
<サステナブル・ブランド国際会議とは>
[画像3: https://prtimes.jp/i/4858/619/resize/d4858-619-697123-8.png ]
経営の根幹に「サステナビリティ(持続可能性)」を取り入れ、自社の競争力とブランド価値を高める取り組みです。一企業、一団体では達成困難なSDGs に対して、組織の枠、企業の垣根、そして国境を越えた交流の場を提供し、参加者同士が次なるイノベーションを生み出すプラットフォームの創出を目指しています。
本会議は、国内外の企業・自治体のSDGsに関する最新の取り組みや潮流を知り、各業界の第一線で活躍するイノべーターとネットワーキングができる国内最大規模のサステナビリティに関するコミュニティイベントです。
https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2021/
[画像4: https://prtimes.jp/i/4858/619/resize/d4858-619-218664-5.jpg ]
日本旅行グループでは、SDGs 宣言として『Tourism for Tomorrow「おもいやり」と「きずな」でツーリズムにできること』を掲げ、将来にわたり持続できる事業を見据え、「人」「風景」「文化」の未来に貢献する活動を行っております。https://www.nta.co.jp/houjin/sdgs/
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