2021NHK大河の主人公、新1万円紙幣の顔はこの人!!学習まんが人物館『渋沢栄一』
配信日時: 2020-12-20 12:15:16
銀行、鉄道、ガス、ホテル、劇場、砂糖、ビール・・・近代日本経済の基盤をつくり上げた男の魂の物語!
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日本経済の父とよばれた男
2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、渋沢栄一。明治維新後の日本に西洋の資本主義を持ち込み、新たな経済体制の確立に貢献した彼は、500以上の企業創立と約600の社会貢献事業に尽力しました。
染料の藍を取り扱う農家に生まれた渋沢は、幼い頃から学問にも親しみ、やがて商売の才能を発揮。そんな栄一に転機がやってきます。アメリカの黒船来航をきっかけに、幕府を倒そうと尊王攘夷運動にのめり込んでいったのです。ところが、あることを機に一転、なんと幕府側の一橋慶喜に仕えることに。その後、パリ万博に参加する日本の使節団に随行、初めて触れた西洋の文化や経済に大きな刺激を受けます。帰国した栄一は、実業家として活躍。大隈重信、大久保利通、福沢諭吉、岩崎弥太郎など、数々の傑物たちと渡り合いながら、人びとが「“ともに”幸せになるシステム」を構築していきます。
その根底にあったのは、幼い頃に学んだ「論語」の考え方です。
«栄一の広範な活動を支えていたのは「論語と算盤」、あるいは「道徳経済合一説」といわれる考え方です。〈中略〉つまり、栄一は私利私欲を優先したビジネスを強く戒め、ビジネスには道理・道徳が伴わなければならないと主張したのです。»
(立教大学名誉教授/本書監修・老川慶喜)
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本書のシナリオは、「監察医 朝顔」「島根の弁護士」など、まんが原作の映像化作品が好評を博す香川まさひと。作画は、学習まんが人物館シリーズで「伊藤博文」を描いている岩田やすてる。
経済だけでなく欧米諸国との民間外交を行ったことで、ノーベル平和賞の候補にもなった渋沢栄一。彼の謹厳実直な生き方は、知っておくべき価値があります。
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