植込み型心臓モニター:耐久性のある高レベル電池により、2年から3年の連続計測が可能に

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-12-17 13:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「植込み型心臓モニター (ICM):市場考察・競合情勢・市場予測 (~2025年)」 (DelveInsight Business Research LLP) の販売を12月17日より開始いたしました。

植込み型心臓モニターの概要

植込み型ループレコーダーとも呼ばれる植込み型心臓モニター(ICM)は、医師が患者の心臓のリズムを診断し、患者の心臓が健康に機能していることを確認するのに必要です。ICMは、心房細動や心不全などの異常時に、心臓を継続的にモニタリングするために使用されます。モニタリングは、耐久性に優れた高機能な電池により、2年から3年、連続で計測することができます。したがって、これらの装置は、突然の不整脈を発症するなど長期間のモニタリングを必要とする患者に、有効に使用することができます。外科手術後の病院や診療所では患者の滞在期間が限られていることや、医療機器の費用対効果、高齢者人口の増加などの要因から、ICMの需要は急激に増加しています。

市場の関連会社一覧

Abbott Laboratories、 Boston Scientific、 Biotronik、 Medtronic、 Angel Medical Systems、 Edwards Lifescience、 LivaNova、 General Electric、 日本光電、などがあります。

植込み型心臓モニター市場の推進要因

心不全や心筋梗塞の患者によるICMの需要の増加、植込み手術が容易になったことによる技術の進歩、循環器系患者の増加、ICMの小型化、ICMデバイスの手術時間の短縮などがICM市場の成長を推進しています。

植込み型心臓モニター市場の抑制要因

ICMデバイスのコスト上昇や、ICMデバイスの利用よりも薬剤を好む傾向などが、市場の成長を妨げる要因となっています。

植込み型心臓モニター市場の分類

適応症別(心臓性不整脈、心房細動、てんかんと原因不明の転倒)、エンドユーザー別(病院、心臓センター・クリニック、外科手術センター)に分類されます。

業界動向

ICM分野では、これまでも様々な開発や共同研究が行われてきました。2020年7月7日、Medtronic社は、遠隔プログラミング機能を備えて構成された挿入型心臓モニター「LINQ II」のデバイスについて、米国食品医薬品局(FDA)とCEマークの承認を取得しました。

ICM市場は、地域別に、米国、EU主要五ヶ国(ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、英国)、日本に分類されます。


【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/del971250-implantable-cardiac-monitors-icm-market-insights.html

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