海洋資源調査船「白嶺」がシップ・オブ・ザ・イヤー2012技術特別賞を受賞

プレスリリース発表元企業:JOGMEC

配信日時: 2013-07-30 19:29:55

JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)が所有する海洋資源調査船「白嶺」が、公益社団法人日本船舶海洋工学会が主催するシップ・オブ・ザ・イヤー2012技術特別賞を受賞しました。

 JOGMECは、我が国周辺海域に存在する海洋資源の探査、開発を加速するため、深海底鉱物資源探査専用船「第2白嶺丸」に代わる最新鋭の海洋資源調査船「白嶺」を建造し、平成24年2月から本格的な調査航海を開始しました。

 公益社団法人日本船舶海洋工学会(1898年創立)が主催するシップ・オブ・ザ・イヤーは、毎年日本で建造された話題の船舶の中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船を選考して与えられるもので、優れた船舶・海洋構造物の建造を促進し、社会生活の発展に貢献すると共に、広く社会一般に海洋思想の普及を図るため、当該年において応募のあった船舶及び海洋構造物の中から特に優秀と認められたものを選定し、これを当該年のシップ・オブ・ザ・イヤーとして表彰するもので、今回で23回目となる歴史と伝統のある賞です。

 「白嶺」は本年5月に開かれた予備審査委員会で、技術の独創性・革新性と完成度が高く評価され、さらに6月17日に行われた応募作品発表会で、予備審査委員会の結果と合わせ総合評価が行われました。この結果、「白嶺」の技術レベルと社会への貢献が高く評価され、2005年度のJAMSTEC保有の「ちきゅう」以来の技術特別賞を受賞しました。

 表彰式は7月25日に、日本航海学会、日本船舶海洋工学会、日本マリンエンジニアリング学会が主催する海事三学会合同表彰式で行われ、JOGMECと建造を担当した三菱重工株式会社に賞状と賞牌が授与されました。

 なお、日本船舶海洋工学会シップ・オブ・ザ・イヤー2012の詳細については、同学会の、ホームページにて閲覧できます。
JOGMECは日本の資源・エネルギーの安定供給確保を使命とし、資源に関わる様々な業務に携わっています。


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