『インテリジェンスのプロが書いた日本経済復活のシナリオ――「金融立国」という選択肢』 原田武夫・著(発行:中経出版)(2013年7月27日発売)

プレスリリース発表元企業:株式会社原田武夫国際戦略情報研究所

配信日時: 2013-07-26 19:00:00

「国防強化論」「改憲論」を前に、日本の圧倒的サイレント・マジョリティの良心と行動力に問う

元外交官、国内外情勢分析に定評があり言論人としても活躍する株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表・原田武夫による最新刊『インテリジェンスのプロが書いた日本経済復活のシナリオ ――「金融立国」という選択肢』が2013年7月27日(土)に発売されます。発行元は株式会社中経出版(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川金正法)です。

安倍晋三首相は、内閣発足後、憲法改正をはじめ保守色の強い持論をあえて封印し、アベノミクスを掲げ、経済再生を中心に「安全運転」を行ってきましたが今年4月頃から、強気の発言が目立ち始めました。
「改憲」の発議要件を定めた96条改正について、4月の参院予算委員会で安倍首相は「参院選で堂々と掲げて戦うべきだ」と明言。ところが参院選の自民党の公約は先行改正を明記しませんでした。このような紆余曲折はあるものの、自民党の憲法改正草案は国防軍を創設する9条改正や国民の義務規定の新設など、現憲法の基本理念を根底から変える内容を含むことに変わりありません。

このような現状において、私たちの生活に大きく関わる「改憲」そして「国防強化論」を前に、私たちは何を考え、どのように行動すべきなのでしょうか?
今、最も考えなければならないこの疑問に対して真正面に取り組んだのが株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表・原田武夫の新刊『インテリジェンスのプロが書いた日本経済復活のシナリオ――「金融立国」という選択肢』です。

株式会社原田武夫国戦略情報研究所(IISIA)代表・原田武夫は、かつて外交官として対北朝鮮外交などの最前線で外交実務の経験を積み、他方では憲法学、政治思想に関する研究活動を日独で続けて参りました。
そして、外務省から民間に転じた後も『国家の読み解き方 憲法学という教養』(勁草書房2007年2月発行)を執筆するなど憲法の研究・発表を行って参りました。また最近では、アベノミクス以降の資産バブルの到来を事前に的確に捉えた『ジャパン・シフト 仕掛けられたバブルが日本を襲う』(徳間書店)、またあり得べき日本のデフォルト(国家債務不履行)宣言を探求した『「日本バブル」の正体 ~なぜ世界のマネーは日本に向かうのか』(東洋経済新報社)が話題を呼んでいます。

憲法学の著作も持つIISIA代表・原田武夫が、外務省を自主退職後8年を経て「今だから書ける」“正論”をここに記します。「国防立国」という道に日本が迷い込まないために、そして、日本復活のための切り札として原田武夫が掲げる「金融立国」という選択肢に向けてどのようなシナリオを描くことが出来るのか、についても示しています。是非、同書を貴メディアにてご紹介いただけますよう宜しくお願いいたします。

<書籍概要>

■タイトル:『インテリジェンスのプロが書いた日本経済復活のシナリオ――「金融立国」という選択肢』
■著者:原田 武夫
■発行:株式会社中経出版
■定価:1,575円(税込)
■発売日:2013年7月27日(土)
■ページ数:256ページ
■判型:四六判・並製
◎全国主要書店で発売、Amazon.co.jp、楽天ブックス等で発売
ISBN-10: 4806148431
ISBN-13: 978-4806148432

■目次:

・はじめに 

・第1章

「日本バブル」で追い詰められ始めたニッポン
「異常」な日本株バブルの正体/ロンドンのヘッジファンドが東京に来る理由/
「アベノミクス」が機能する4つの条件/そもそも日本経済の何が問題なのか?/
「我が国は大丈夫」が単なる精神論である3つの理由/他

・第2章 「国土強靭化」という虚妄

大阪で、ある経営者から聞いた話/繰り返される「平成バブル」と同じ光景/
カネはあるが、使う人が足りない/「国土強靭化」のウラにある利権/他

・第3章

「デフレ脱却のための改憲・国防軍創設」という甘い罠
フェイスブック上での不気味な雰囲気/「保守」「国益」と「金融立国」/
「日本バブル」は「アベ・バブル」ではない/日銀は組織防衛のために「アベノミクス」を使った/他

・第4章 

ニッポン復活の切り札としての金融立国――「日本バブル」は天恵か、断末魔か――
謎に包まれたイギリスの「クラブ」での出会い/シティでは「ミスター・クロダ」は素人/
「2013年秋」に世界で激震が走る/安倍政権が「金融立国」を打ち出し始めた/他

・第5章
 
2015年の日本と世界――米中の挟撃、忍び寄るイギリスの陰――
オバマが「カリフォルニア」で周近平を迎えた意味/中国がTPPに「入りたい」といった意図/
アメリカは中国封じ込めを狙っている/TPPで中国は大打撃を受ける/他

・おわりに

<著者・プロフィール>

原田武夫 (はらだ・たけお)
1971年、香川県に生まれる。株式会社原田武夫国際戦略情報研究代表取締役(CEO)。1993年、東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に外務公務員 I 種職員として入省。12年間奉職し、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を最後に自主退職。在任中は、六ヶ国協議や日朝協議等に多数出席した。
「すべての日本人に“情報リテラシー”を!」という想いの下、情報リテラシー教育を多方面に展開。自ら調査・分析レポートを執筆すると共に、国内大手企業等に対するグローバル人財研修事業を全国で展開する。また学生を対象に次世代人材の育成を目的とする「グローバル人財プレップ・スクール」を無償で開講し、そのOB/OG達は主要官庁及び民間有力企業に多数採用されている。
2010年より、IISIAは世界有数のシンクタンクであるキール世界経済研究所が主催する官民合同フォーラム「グローバル・エコノミック・シンポジウム(GES)」のナレッジ・パートナーとしても活動しており、「グローバル・エコノミック・シンポジウム(GES)2011」(GES 2011年 年次総会)にパネリストとして招待され、以降も我が国からの数少ない出席者の一人として参画している。

【主な著書】

『騙すアメリカ 騙される日本』 『北朝鮮vs. アメリカ』(以上、ちくま新書)、『北朝鮮外交の真実』(筑摩書房)、『「日本封じ込め」の時代』(PHP新書)、『「日本叩き」を封殺せよ』(講談社)、『狙われた日華の金塊』(小学館)、『世界通貨戦争後の支配者たち』(小学館)、『脱アメリカ時代のプリンシプル』(ユナイテッド・ブックス)、『アメリカ秘密公電漏洩事件~ウィキリークスという対日最終戦争~』(講談社)、『教科書やニュースではわからない 最もリアルなアメリカ入門』(かんき出版)、『ジャパン・シフト 仕掛けられたバブルが日本を襲う』(徳間書店)、『「日本バブルの正体」 ~なぜ世界のマネーは日本に向かうのか』(東洋経済新報社)、『決定版・ニッポンのグローバル人財教本 現場で教える33のポイント』(飛鳥新社)。
2013年7月27日に、『インテリジェンスのプロが書いた日本経済復活のシナリオ――「金融立国」という選択肢』を上梓。その他、日独で著書・翻訳書多数。

【メディア出演】

言論人としても活躍し各紙誌に寄稿多数。
NHKラジオ第1放送のラジオ番組 「ラジオあさいちばん」の「あさいちウォッチ・ビジネス編」コーナーに月1回レギュラー出演中。 「東洋経済オンライン」でコラム 「インテリジェンスのプロ 原田武夫が開く近未来の扉」連載中。

<株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA) 概要>

■社名: 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)
■弊研究所・所在地: 東京都国立市東1-4-15  国立KTビル6階
■設立年月日: 2007年4月2日  
■代表者: 原田武夫(代表取締役 CEO)
■事業内容: 独立系シンクタンク 言論活動およびそれに付随する商業活動
■電話・FAX: TEL.042-537-7750 FAX. 042-537-7751
  
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)は公的通貨・金融機関フォーラム(OMFIF)のアソシエイトです。

■公式HP: http://www.haradatakeo.com



【本プレスリリースに関するお問い合せ先】

株式会社原田武夫国際戦略情報研究所  担当/広報PR部  増田
TEL: 042-537-7750 (音声案内 [5:取材など] –[1:取材])  FAX:042-537-7751
E-MAIL: pr-dep@haradatakeo.com

【発行・担当者】

株式会社中経出版  担当/編集本部 書籍編集部  田中怜子

関連リンク
公式HP
http://www.haradatakeo.com

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