EDBがEDB 13のリリースによりPostgresのさらなるイノベーションを促進

プレスリリース発表元企業:EnterpriseDB

配信日時: 2020-11-25 09:00:00

最新リリースにより、使いやすさが向上し、セキュリティが強化され、データベースの互換性が向上

(米マサチューセッツ州ベッドフォード)---(ビジネスワイヤ) -- PostgreSQLの主要コントリビューターであるEDBは本日、当社の主力データベース管理システム(DBMS)、EDB Postgres Advanced Server、ツールを含むEDB 13の世界規模での正式リリースを発表しました。この最新リリースは、データベース管理をさらに容易化し、セキュリティを向上させ、OracleデータベースからPostgreSQLへの移行を加速するための広範なエンタープライズ機能を盛り込んでいます。

EDBの最高技術責任者(CTO)であるマーク・リンスターは、次のように述べています。「困難を抱える経済において、デジタルトランスフォーメーションは依然として企業にとって優先度が高くなっており、Postgresが勝利を収めています。オープンソースの技術と専門性の必要性はかつてないほど高まっています。EDB 13のアップデートは、お客さまがPostgresを最大限に活用する上で役立つものとなるため、お客さまは時間どおりに予算内で各社の要求を実現し続けることができます。」

EDB 13のハイライト

EDBは、世界中の企業がPostgreSQLを使用してより多くのことをさらに迅速に実行することに役立ちます。EDB 13は、企業にとっての使いやすさ、セキュリティ、データベース互換性の強化により、PostgreSQLを拡張するものです。

使いやすさ:データベースの管理は、特にインフラの拡大に伴って複雑になります。EDB 13は、Postgres Enterprise Manager(PEM)を強化することで、Postgresの大規模導入の管理を簡素化します。今回のアップデートにより、データベースオブジェクトを迅速に検索するためのグローバル検索フィールドが追加されます。また、Backup and Recovery Tool(BART)を通じてバックアップを開始し、Failover Manager(EFM)を通じて障害迂回を自動開始することが容易になる新たな統合機能も含まれています。さらに、PEMグラフィカルユーザーインターフェースは、ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)2.0 AAに準拠することで、大企業や公共部門の組織がアクセシビリティのコンプライアンス要件を満たすことに貢献します。セキュリティ:データ自体とデータアクセスの両方でセキュリティを確保する必要があります。EDB 13には、厳格なセキュリティが求められる環境でPostgreSQLをさらに優れた選択肢にする機能が含まれています。最も注目すべきは、デフォルトの最小バージョンのトランスポート層セキュリティ(TLS)のアップグレードや、SCRAM認証によるチャンネルバインディングの使用など、EDBソフトウエアスイート全体で暗号化オプションを強化していることです。さらに、EDB*LoaderおよびPostgreSQLの外部データラッパーがクライアント証明書で認証できるようになりました。EDB 13はPostgreSQLと緊密に同期されており、PostgreSQLで対処するすべての共通脆弱性識別子(CVE)が常に含まれています。OracleデータベースのPostgreSQLへの移行:EDB Postgres Advanced Serverにおける新たなOracleデータベース互換機能は、構文機能およびストレージ機能の強化を通じてPostgreSQLへの移行をさらに加速します。ハイライトには、リストおよびハッシュの自動データパーティション分割の追加、DEFINE_COLUMN_LONGなどのプロシージャーのサポート、手続き型言語でのアプリケーションロジックの複雑な書き換えの必要性を低減するための複合トリガーの改善が含まれます。IDCのデータ管理ソフトウエア担当リサーチバイスプレジデントを務めるカール・オロフソン氏は、次のように述べています。「企業は一貫して最新化に取り組んでおり、私はお客さまからその目的でオープンソース技術の導入を一層進めていると聞いています。使いやすさとセキュリティの向上により、EDBなどによるアップグレードは、デジタル化活動の重要要素としてPostgresを選択する企業にとって重要となっています。」

EDB 13の詳細とアップグレード(既存のお客さまは無料)については、EDBのウェブサイトをご覧ください。

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