富士通「わんダント」調べ「愛犬の散歩がきっかけの恋愛経験あり」8人に1人

プレスリリース発表元企業:ネットエイジア株式会社

配信日時: 2013-07-19 10:00:00

富士通「わんダント」( http://www.wandant.jp/ )は、2013年6月21日~25日の5日間、犬を飼っている20歳以上の男女を対象に「愛犬のストレスと健康に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


◆ 愛犬の健康管理のため「写真を撮ってチェック」4割強、「ブログに生活記録」1割強
◆ 20代愛犬男子の6人に1人がネットワークカメラで愛犬を見守っている
◆ 夏の猛暑による心配ごと「愛犬の熱中症」6割半、「脱水症状」や「寄生虫」は4割台
◆ 4人に1人が「夏の猛暑で愛犬のストレスが心配」、愛犬ブロガーでは3人に1人

犬を飼っている20歳以上の方(全回答者:1,000名)に対し、愛犬の体や心の不調に気づいてあげるために行なっているチェックやケアを聞いたところ、「鳴き声・しぐさ・行動をチェックする」方が88.4%、「排泄の回数や量・排泄物をチェックする」方が81.9%となりました。普段の行動や排泄物から異変を感じ取ろうとしている飼い主は多いようです。また、「ケータイやスマホで写真を撮ってチェック」する(42.2%)方や「ケータイやスマホで動画を撮ってチェック」する(29.1%)方、「ブログに生活記録をつける」(11.9%)方など、愛犬の様子を記録に残している方も一定程度みられました。写真や動画を記録に残すのは思い出として記録をしているだけではなく、愛犬の健康状態を振り返られる形で管理したい狙いもあるようです。特に、記録関係の項目は若い年代ほど割合が高くなり、「ケータイやスマホで写真を撮ってチェック」は20代の半数近く(48.1%)、「ネットワークカメラ経由で外からも見守る」は20代男性飼い主の6人に1人(15.8%)が実施していました。

また、夏の猛暑における愛犬の健康について心配していることを聞いたところ、「熱中症」が最も多く(63.7%)、次いで「脱水症状」(41.2%)や「ノミやダニ等の寄生虫」(40.1%)が4割台で続きました。飼い主にとっては平気な暑さでも、ワンちゃんの居る地表近くは気温が高く、またアスファルトの上などでは太陽の照り返しで体が熱せられたりもします。汗で体温調節ができないワンちゃんは暑さに弱いため、十分に気を配ってあげて欲しいものです。
また、飼い主の4人に1人(23.2%)が、暑さによる「ストレス」が心配と回答しており、愛犬の生活記録をブログに綴っている“愛犬ブロガー”(119名)はその割合がさらに高く、3人に1人の割合(34.5%)となっています。愛犬家にとって、ワンちゃんの精神面での健康も重大な関心事であるようです。


◆ 「愛犬のストレスや気持ちが分からない」4割弱、女性より男性の方が自信なし
◆ 愛犬の「カーミングシグナル」を理解する飼い主は僅か1割強
◆ 愛犬家の7割強が愛犬のストレス信号に対処できず
◆ 愛犬女子の4人に3人が欲しい「愛犬のストレスチェックアプリ」

愛犬家にとって愛犬の健康管理が難しい、真夏日や猛暑日が続く季節が到来します。飼い主は愛犬のストレスや体調不良のサインに早めに気づき、適切な対応をしてあげることが大切ですが、飼い主たちは愛犬のストレスや気持ちをどの程度、把握できていると感じているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、自分は愛犬のストレスや気持ちを分かっていると思うか質問したところ、『分かっていると思う』 (「よく分かっていると思う」+「やや分かっていると思う」)が61.6%、『分かっていないと思う』(「全く分かっていないと思う」+「あまり分かっていないと思う」)が38.4%となりました。自分は愛犬のストレスを把握できていると思う人が6割強となる一方で、自信のない飼い主は4割弱いるようです。また、男性の飼い主は女性の飼い主よりも『分かっていないと思う』とした割合が高く(男性46.6%>女性30.2%)なりました。

「愛犬の気持ち」は飼い主にとって、その表情や行動などから様々なことが読み取れるものですが、犬は特有のしぐさによって自分自身の心の状態を相手に伝えることがあります。これは「カーミングシグナル」といって、犬が「不安」や「ストレス」を感じたときに発せられるしぐさです。犬が「体をぶるぶると震わせる」しぐさは、カーミングシグナルのひとつとして挙げられ、犬がストレス状態にあるのを示していることがありますが、飼い主はこのストレス信号に気がついているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に対し、犬の「カーミングシグナル」という言葉を知っているか聞いたところ、「聞いたことがあり、理解している」方は僅か1割強(12.8%)に留まりました。また、「聞いたことがなかった」は65.3%、「聞いたことがあるが、あまり理解していない」は21.9%となり、愛犬家の間でもカーミングシグナルについての理解は、まだまだ進んでいない様子が窺えます。
また、愛犬が“体をぶるぶると震わせるしぐさ”をしたのに気づいたことはあるか、また、その対処を行なったことがあるかを聞いたところ、「気づいたことがあるが、特に何もしていない」は39.6%、「気づいたことはない」は33.7%となり、愛犬家の7割強(73.3%)が犬のストレスサインに何も対処していないとの結果となっています。このように、愛犬家の間でも、カーミングシグナルについての理解や気づきはまだ十分とはいえない状況ですが、愛犬の不調やストレスを早い段階で把握するためにも、カーミングシグナルへの知識や理解を深めたいものです。

このように飼い主にとっても把握が難しい部分もある「愛犬の気持ちやストレス」ですが、全回答者(1,000名) に対し、もし、愛犬のストレスをチェックできるアプリがあったら欲しいと思うかを聞いたところ、『欲しいと思う』(「とても欲しいと思う」+「やや欲しいと思う」)と回答した方が7割(70.9%)に達し、女性の飼い主では4人に3人の割合(74.8%)となりました。愛犬のストレスをチェックできるのであれば是非把握したい、という飼い主の愛情が窺えます。


◆ 愛犬家の経験「かかりつけの獣医師探し」6割半、「ペットドック」4割弱、「セカンドオピニオン」1割強
◆ 愛犬の健康・治療費捻出のために「自身の生活費を節約」経験5割半、「禁煙」経験5割
◆ 愛犬にかかる医療費の年間平均
「健康診断やワクチン摂取費」13,876円、「病気やケガの治療費」15,541円
◆ 愛犬の健康のための年間平均支出額
「オーラルケア」7,470円、「ドッグランなどの健康増進費」7,782円、「サプリメント」9,607円

飼い主は愛犬の健康管理のために、どんな努力をしているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に対し、愛犬の健康管理や病気・ケガの治療のため、治療費の捻出のためにしたことについて聞いたところ、「かかりつけの獣医師探し」が6割半(65.1%)となりました。もしものときに愛犬を治療してくれる獣医師さんにも、“愛犬のことを理解して欲しい”と願う、飼い主の気持ちが窺える結果となりました。そのほか、飼い主の半数前後が経験していたのは、「自分自身の生活費の節約」(54.8%)、「愛犬へのマッサージ」(49.9%)、「禁煙」(49.1%)となっています。愛犬の健康のために、自身の生活費をきりつめたり、禁煙したりすることも苦ではない飼い主が多いようです。また、「ペットドックを受診」4割弱(38.2%)、「治療でセカンドオピニオンを取得」1割強(12.0%)など、病気の早期発見や適切な治療方法の見極めなどにも費用をかけている飼い主の割合も明らかになりました。

それでは、飼い主は実際に愛犬の健康のためにどんなものに、どの程度お金をかけているのでしょうか。
愛犬の健康のために支払っているものを聞いたところ、「健康診断やワクチン摂取費」は89.4%、「病気やケガの治療費」では72.5%となり、多くの方が愛犬の医療のためにお金を使っていることがわかりました。また、それぞれ支払っているものについて、年間にかけている平均額は、「健康診断やワクチン接種費」で13,876円、「病気やケガなどの治療費」は15,541円となりました。また、これらの医療費に備えるための「ペット保険」に費用を支払っている方は23.5%と4人に1人の割合となりました。
さらに、医療費以外で愛犬の健康を維持するための費用として、「オーラルケア」の費用を支払っている方は50.4%でその年間平均額は7,470円、「ドックランなどの健康増進費」を支払っている方は35.4%でその年間平均額は7,782円、「サプリメント」の費用を支払っている方は24.2%でその年間平均額は9,607円となりました。愛犬の歯磨きや歯周病対策をしたり、愛犬に運動をさせたり、サプリメントを与えたりと、愛犬の健康のためには支出を厭わない飼い主の姿勢が窺えます。


◆ 愛犬の散歩「毎日1回以上」6割半、平均で週に9回、1回あたり30分
◆ 「愛犬の散歩がきっかけの恋愛経験あり」8人に1人
◆ 愛犬の散歩がきっかけの恋愛 「片想い」54%、「交際」24%、「恋愛結婚」6%
◆ 愛犬とのドライブ「週に1回以上」4割弱

飼い主と愛犬とのふれあいの中で、大きな比重を占める散歩。世の愛犬家はどのくらいの頻度で、どのくらいの時間、散歩を行なっているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に対し、自身や回答者の家族が愛犬を散歩につれていく頻度を聞いたところ、『毎日1回以上』の方が6割半(64.8%)で、平均回数は週に8.9回となりました。愛犬に心身ともに健康でいて欲しい飼い主にとって、散歩は欠かせない日課であるようです。
また、1回の散歩時間は「15分以上~30分未満」(44.5%)の方が多く、平均30.1分となりました。散歩回数の平均と合わせて考えると、1週間のうち4時間半程度は散歩に時間を費やしている計算になります。

これだけの時間を散歩に費やすとなると、散歩をきっかけとした恋愛経験もあるのではないでしょうか。そこで、全回答者(1,000名)に対し、愛犬の散歩がきっかけになった(自身の)恋愛経験があるかを聞いたところ、「ある」と回答した方が12.8%と、おおよそ飼い主の8人に1人の割合となりました。
また、散歩がきっかけになった恋愛経験のある方(128名)に、どんな恋愛だったかを聞いたところ、「片想い」が53.9%、「交際した」が24.2%となりました。さらに、散歩をきっかけとした出会いが「初恋」だった方が19.5%、散歩をきっかけに出会った相手と「恋愛結婚した」方が5.5%となりました。具体的なエピソードとして、「同じ犬種を飼育している異性の方と仲良くなった。」(40代男性)や「一緒に散歩するようになった。」(20代女性)、「挨拶交わすだけでしたが楽しみにしていた人が居ました。」(50代男性)といったコメントが寄せられました。

さらに、車での愛犬とのお出かけについても聞いたところ、自家用車がある方(923名)のうち、自身や回答者の家族が「愛犬とドライブにいく」方が54.5%となり、愛犬とドライブにいく方の平均回数は週に1.7回となりました。『週に1回以上』つれていく方も4割弱(38.6%)ほど見受けられ、頻繁にドライブに愛犬をつれていく方もいるようです。


◆ 理想の愛犬家タレント1位は志村けんさん、次いでベッキーさん、関根勤さん、森泉さん

飼い主はペットを家族の一員のように大事に扱っていることが伝わってきた今回の調査ですが、そんな愛犬家達が選ぶ“理想の愛犬家タレント”を調べました。全回答者(1,000名)に対し、自由回答形式で聞いたところ、最も多く名前が挙がったのは「志村けん」さん(71件)でした。2位は「ベッキー」さん(68件)、同率3位で「関根勤」さんと「森泉」さん(ともに59件)となりました。


注:本調査レポートの百分率表示は四捨五入を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。

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