社会の最暗部を照らす「震える牛」シリーズ最新刊、相場英雄『アンダークラス』を本日発売!

プレスリリース発表元企業:株式会社小学館

配信日時: 2020-11-11 13:20:00

この無間地獄からは、誰も逃れられない! 警察小説の金字塔、累計45万部突破!! こんどは "メモ魔の窓際刑事vs巨大IT企業 "。



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《推薦コメント》
誰が下層なのか。決めるのは金か。いや、人としての矜持だ。
――藻谷浩介(地域エコノミスト)
労働者が死ぬまで働かされる時代を先取りした小説。
――佐藤優(元外務省主任分析官)
日本人はこうしてアジアの「下級国民」になっていく。
――橘玲(作家)

11月11日(水)発売!
『アンダークラス』
著/相場英雄 定価:本体1700円+税 
四六判448ページ 小学館刊
詳しくはこちら▼
https://www.shogakukan.co.jp/books/09386597

秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。雪荒ぶ現場、容疑者として浮上したのは、施設で働くベトナム人アインである。外国人技能実習生のアインは、神戸の縫製工場で働きながら、僅かな収入を母国の家族へ送金する日々を送っていた。劣悪な労働条件に耐えかね失踪。列島を転々として東北にたどり着いた。重篤なガンを患っていた入居者に請われて、自殺を幇助したとの自供を始める。
これで解決か……。捜査官らは安堵したが、ひょんなことから捜査に加わった警視庁継続捜査班の田川信一は、死体の「手」に疑いを抱いた。捜査線上にあがったのは、流通業界の覇者として君臨する世界的IT企業サバンナだった――。

著者:相場英雄【あいば・ひでお】
1967年新潟県生まれ。1989年に時事通信社に入社。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。2012年BSE問題を題材にした『震える牛』が話題となりドラマ化され、ベストセラーに。他の著書に『血の轍』『ナンバー』『トラップ』『リバース』『御用船帰還せず』『クランクイン』『不発弾』『トップリーグ』など。本作品は『震える牛』『ガラパゴス』に続く“田川信一シリーズ”三作目である。

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