楽天ヴィッセル神戸とNEC、デジタル技術を活用した感染症対策・おもてなし実証実験を実施

プレスリリース発表元企業:NEC Corporation

配信日時: 2020-11-09 11:00:00

TOKYO, Nov 9, 2020 - ( JCN Newswire ) - 楽天ヴィッセル神戸株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:立花 陽三、以下「楽天ヴィッセル神戸」)と日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:新野 隆、以下「NEC」)は、顔認証や映像分析技術を活用し、New Normal時代における安全・安心かつ快適なスタジアム観戦の実現に向けた実証実験を行います。

背景
新型コロナウイルス感染症拡大が人々の暮らしや経済活動に大きな影響を与えている中、経済活動を継続する上で人々が集まる場所での効果的な感染症対策が求められています。
人々が多く集まるスタジアムでは、感染症対策を万全にし、来場者が集まりたいと思える安全・安心な環境作りと、接触機会を最低限にしつつ、質を落とさないおもてなしの実現が課題となっています。
楽天ヴィッセル神戸とNECは、今回の実証実験において、NECの顔認証や映像分析技術等を活用し、人が密集する場所での水際対策と感染リスク低減や、新たな観戦体験によるおもてなしを実現する安全・安心かつ快適なスタジアム運営を目指します。

実証実験概要
実施日:2020年11月15日(日)、11月18日(水)
実施場所:ノエビアスタジアム神戸

楽天ヴィッセル神戸 代表取締役社長 立花 陽三 コメント
ヴィッセル神戸では、「スマートスタジアム構想」のもと、スタジアム内のキャッシュレス化やチケットレス化を進め、より便利で快適なスタジアム環境を目指しております。今回NEC様との取組により、更なる安心・安全なスタジアムの実現を目指していきます。

NEC 執行役員 林 良司 コメント
COVID-19の影響により、スポーツ観戦の安全対策がより一層求められる今、楽天ヴィッセル神戸様と共に、New Normal時代におけるスタジアム観戦の実現に向けた実証実験を行えること、大変うれしく思います。
NECは、デジタル技術を活用した感染症対策や、おもてなしサービスの提供を通して、イベントを楽しむ多くのお客様が再びスタジアムに安全・安心に集まる環境づくりをサポートし、イベント・スポーツ業界やスタジアム周辺地域の活性化に貢献してまいります。

実証で使用するカメラ映像データの取扱いについて
来場者の映像データは、今回の実証向けに新たに設置したカメラのみで撮影しており、マスク未着用検知と混雑度モニタリングでは、個人を特定する利用を一切行いません。ご登録いただいたお客様の顔情報については、施設内に設置したサイネージによる「おもてなし表示」やスタッフによるおもてなし、ラウンジの受付にのみ利用します。プライバシーについて十分に配慮し、個人情報保護法や関連法令を遵守した上でデータ分析に利用し、外部の機関に共有されることはありません。また、撮影した映像の録画は行わず、取得したデータ等は厳重な安全管理措置を講じ、実証実験の終了後に速やかに削除いたします。

なお、NECは、本実証の取り組みをNECグループが開催するオンラインイベント「NEC Visionary Week」(会期:11/12(木)~12/4(金)開催)にて、11/25(水曜日)12:45~13:45のプログラム「New Normal時代におけるスポーツ観戦のあり方~安全・安心とおもてなし~(プログラム番号GS-07)」で紹介する予定です。
「NEC Visionary Week」について https://event.nec.com/

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202011/20201109_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。