ザ エスティ ローダー カンパニーズが節目となる気候目標(ネット・ゼロ、RE100)を達成し、科学に基づく新たな目標を設定

プレスリリース発表元企業:The Estée Lauder Companies Inc.

配信日時: 2020-11-04 22:05:00

ザ エスティ ローダー カンパニーズが節目となる気候目標(ネット・ゼロ、RE100)を達成し、科学に基づく新たな目標を設定

ザ エスティ ローダー カンパニーズが節目となる気候目標(ネット・ゼロ、RE100)を達成し、科学に基づく新たな目標を設定

(ニューヨーク)-(ビジネスワイヤ) -- ザ エスティ ローダー カンパニーズ(ELC)は本日、世界中の直接業務でネット・ゼロ排出と100%再生可能電力調達を達成し、RE100加盟時1に設定した目標に到達したと発表しました。この成果を基盤として、当社は直接業務とバリューチェーン向けの科学に基づく排出削減目標を設定するという目標も達成し、今後10年間で気候変動に対してさらに大胆な行動を取ることになります。

ザ エスティ ローダー カンパニーズのファブリツィオ・フリーダ社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「本日の発表は、ザ エスティ ローダー カンパニーズの気候変動対策への新たなレベルの野心と注力を示しています。最新の気候科学に沿って野心的な目標を設定することは、長期の企業経営に向けた当社の価値観と取り組みの証しです。気候変動対策にとって重要なこの10年間で、当社は今後の世代のために健康で美しい地球を確保するための取り組みを継続して加速します。」

2020年までにネット・ゼロ排出とRE100目標を達成するために、ELCは高品質ソリューションを導入し、再生可能エネルギーを送配電網に追加するプロジェクトに投資することで、業務の炭素フットプリントを削減することに最大の重点を置いてきました。ポートフォリオのアプローチには、オクラホマ州ポンデローサ風力発電所との風力発電22メガワット(MW)の仮想電力購入契約の締結が含まれ、これまでで当社最大の再生可能エネルギー契約となっています。ポンデローサ風力発電所だけで、再生可能エネルギー技術により当社の電力フットプリントの半分以上がカバーできます。

ELCは、世界中の施設で地上・屋上設置型のオンサイト・ソーラーアレイを設置することで、世界の再生可能エネルギー・ポートフォリオをさらに拡大し、当社の太陽光発電容量は世界合計で5MWを超えました。ELC業務の炭素フットプリントが比較的小さい市場では、当社は再生可能エネルギー証書(REC)やそれに相当する海外の証書を調達し、地元の再生可能エネルギー発電をサポートしました。業務からの残りの年間排出量に対処するために、ELCは北米のマサチューセッツ・トライシティ・フォレストリー・プロジェクトからオフセットを購入しました。このプロジェクトは、6500エーカーの公有林を大規模な商用伐採から保護し、森林の長期の持続可能な管理を保証しています。

クライメート・グループのヘレン・クラークソン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「世界中で再生可能電力に切り替えるというザ エスティ ローダー カンパニーズの素晴らしい活動を祝福したいと思います。ザ エスティ ローダー カンパニーズのような大企業が野心的な目標に目を向ければ、急速に大きな変化を達成できます。私たちが世界の排出量を半減させるべく取り組む中で、これはまさに気候のための10年間に私たちが目にすべき種類のリーダーシップです。」

ELCの新たな気候目標は、長期的視点で当社を経営し、将来世代のニーズに焦点を当てるという伝統を強化します。この目標は、スコープ1、2、3の排出量に対処し、科学に基づく目標イニシアチブ(SBTi)により個別に検証・承認されます。

ザ エスティ ローダー カンパニーズは、スコープ1と2の絶対GHG排出量を2030年までに2018年比で50%に削減することを誓約。この目標は、パリ協定の最も野心的な目標である温暖化を摂氏1.5度に抑えるために必要な削減と一致。ザ エスティ ローダー カンパニーズは、購入する商品・サービス、上流の輸送・流通、出張からのスコープ3 GHG排出量をユニット売上高当たり60%削減する(同年比)ことも誓約。ELCのバリューチェーンからの排出量に関するこの目標(スコープ3)は、バリューチェーンの野心的な目標に関するSBTiの基準を満たし、すなわち現在の最優良事例に沿うもの。直接業務を超えたより広い炭素影響への対処範囲に取り組むために、ELCは今後、ネット・ゼロとRE100の達成の成功・教訓を基盤とします。そうすることで、当社は統合的ソリューションを実装し、サプライチェーン・パートナーやサードパーティー・メーカーとの共同価値創造を促進する予定です。

ザ エスティ ローダー カンパニーズの世界企業市民・持続可能性担当上席副社長のナンシー・マホンは、次のように述べています。「ザ エスティ ローダー カンパニーズは、長年にわたり気候変動対策に深く取り組んでいます。2020年には、その活動に忠実なだけでなく、進歩をさらに加速するための措置を講じました。私たちの地球と世界中の地域社会にとってこのように重大な時期に、この活動がかつてないほど重要であると理解しています。今年のイベントは、気候変動対策の緊急性と重要性を大いに強調するものです。私たちは、この時代の最大の課題の1つに取り組むべく、パートナーと協力して当社の使命を果たしていきます。」

ELCの気候に関する活動と目標の詳細情報については、2020年企業市民活動・持続可能性報告書をご覧ください。

市民責任および持続可能性情報に関する注意事項:

本プレスリリースには、当社の市民責任および持続可能性の目標と活動についての情報が含まれています。目標達成には、当社の事業の変化(例えば、買収、事業売却、新たな製造・販売拠点)、成果を測定する基準、特定の目標の背後にある前提、特定の情報を正確に報告する当社の能力といった特定のリスクと不確実性が含まれます。実際の実績は、当社が示した目標や当社が予想する結果と異なるものになることがあります。また、当社が特定の目標やイニシアチブを変更することや、追求しないことを決定することがあり得ます。さらに、市民責任および持続可能性の活動や関連事項が測定される基準は発展や進化が続いており、特定の領域には前提が存在します。基準や前提は、時の経過と共に変化する可能性があります。さらに、当社、その事業、または活動についての記述は、すべての事業部門(例えば、最近買収されたもの)に当てはまらないことがあります。当社は、本プレスリリースに含まれる情報を更新することや、何らかの情報の報告を継続することに対して一切の責任を負っていません。

ザ エスティ ローダー カンパニーズについて

ザ エスティ ローダー カンパニーズは、高品質のスキンケア、メークアップ、フレグランス、ヘアケア製品を製造・販売する世界的リーダー企業の1つです。当社の製品は約150の国と地域で販売され、そのブランドには、エスティ ローダー、アラミス、クリニーク、プリスクリプティブ、ラボ シリーズ、オリジンズ、トミー ヒルフィガー、M・A・C、キトン、ラ・メール、ボビイ ブラウン、ダナ キャラン ニューヨーク、DKNY、アヴェダ、ジョー マローン ロンドン、バンブル アンド バンブル、マイケル コース、ダルファン、トム フォード、スマッシュボックス、エルメネジルド ゼニア、エアリン、ロダン オリオルッソ、ルラボ、エディション・ドゥ・パルファン・フレデリック・マル、グラムグロー、キリアン パリ、ベッカ、トゥー フェイスド、ドクタージャルトがあります。

ELC-C

ELC-I

1 ELCは2017年にRE100キャンペーンに参加しました。詳細情報については、www.there100.orgをご覧ください。

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