ウィプロが、フィナストラのソフトウエア・パートナーで金融サービス専門企業のアンコール・シーム・テクノロジーズ・プライベートリミテッドを買収へ

プレスリリース発表元企業:Wipro Limited

配信日時: 2020-10-30 19:15:00

ウィプロが、フィナストラのソフトウエア・パートナーで金融サービス専門企業のアンコール・シーム・テクノロジーズ・プライベートリミテッドを買収へ

ウィプロはフィナストラの世界最大規模の貿易金融パートナーの1つに

(印バンガロール)-(ビジネスワイヤ) -- 情報技術、コンサルティング、ビジネスプロセス・サービス世界的大手のウィプロ・リミテッド(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は本日、金融サービスでSaaSおよびクラウド・ソリューションを提供するスペシャリスト企業のアンコール・シーム・テクノロジーズ・プライベートリミテッドを買収する正式契約を結んだと発表しました。

この10年間、インドのチェンナイに本社を置くアンコール・シームは、世界有数のフィンテック企業のフィナストラが開発した幅広い貿易金融ソリューションを中東、アフリカ、インド、アジア太平洋地域の金融機関に導入することを専門業務としてきました。同社は、これらの地域の銀行向けに75件を超える大規模なフィナストラ・トレード・ファイナンス・プロジェクトを実施し、成功させてきました。

金融機関はすべて、取引プラットフォームの最新化を求め、日常的な商業活動をエンドツーエンドにデジタル化することに重点を置いています。トレード・ファイナンスは、高コスト構造を持つ強力な収益創出源であり、将来の成長を促進する上でテクノロジーが大きな役割を果たします。フィナストラの世界的戦略パートナーのウィプロとアンコール・シームは、協力してこのような金融機関の最新化を実現します。

ウィプロ・リミテッドのバンキング・金融サービス・保険部門担当シニア・バイスプレジデント兼グローバル責任者のアンガン・グハは次のように述べています。「アンコール・シームのチームを当社に迎えられたことをうれしく思っています。このチームは、トレード・ファイナンスとキャッシュ・マネジメントの導入で、豊富な貿易金融製品の専門知識とフィナストラのソリューション提供に関する豊かな経験を生かします。このことは、この地域でのウィプロのネットワークと実績あるシステム統合能力も相まって、フィナストラのソリューションの世界な導入企業としてのウィプロの地位を強化するために役立つでしょう。」

アンコール・シーム・テクノロジーズの創設者でマネジングディレクター兼最高経営責任者(CEO)のR.K. Kanthimathinathanは、次のように述べています。「お客さまとチームは当社の中心的強みです。今回の統合による相乗効果により、世界的事業範囲が得られ、すべてのお客さまに付加価値をもたらし、当社ならびに当社チームの成長を加速させる新たな機会が得られると確信しています。当社は、人々への信頼と敬意およびすべての活動における揺るぎない誠実さというウィプロの中核的価値を賞賛し、ウィプロに加わることを決意しました。」

フィナストラのパートナーおよびエコシステム担当シニア・バイスプレジデントのデニーズ・パーカー氏は、次のように述べています。「この取引が完了すれば、ウィプロの世界的なマネージド・サービス機能と、アンコール・シームの取引管理と現金管理分野における深い専門知識が統合されます。これにより、世界をリードする貿易金融製品の1つであるフュージョン・トレード・イノベーションなどのフィナストラのソフトウエアを介してお客さまのために価値を高め、銀行は効率を高めてコストを削減できるようになります。」

この買収は慣例的完了条件を満たすことを前提に、2020年12月31日締め四半期に完了する予定です。

アンコール・シームについて

アンコール・シームは、フィナストラ製品のバンキングおよび金融ソフトウエア・ソリューションを提供する世界的企業です。当社は、中東、アフリカ、インド、アジア太平洋で最も急成長しているフィナストラのパートナーです。また、当社はトレード・ファイナンスにおけるフィナストラの有数のパートナーでもあります。2006年に設立されたアンコール・シームは、チェンナイに本社を置き、ムンバイとドバイにオフィスを構えています。当社は、フュージョン・トレード・イノベーション・プラス(FTI)、フュージョン・コーポレート・チャネルズ(FCC)フォア・トレード、フュージョン・キャッシュ・マネジメント(FCM)を含む貿易金融ソリューションを提供しています。これらの製品は、SaaSモデルまたはライセンス・プラス・プロフェッショナルサービス・モデル、または純粋なプロフェッショナルサービス・モデルにより提供されています。

ウィプロ・リミテッドについて

ウィプロ・リミテッド(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は、情報技術、コンサルティング、ビジネスプロセスサービスの世界的大手企業です。当社は、コグニティブ・コンピューティング、ハイパー・オートメーション、ロボット工学、クラウド、アナリティクス、新興技術の力を活用し、顧客がデジタル世界に適応して成功を収めることができるよう支援しています。サービス・ポートフォリオの包括性、持続可能性への強力な取り組み、高い企業市民精神で世界的に認められた企業として、当社では、18万0000人を超える献身的な従業員が6大陸でクライアントに対応しています。協力することで、当社はアイデアを見出し、点と点を結びつけることで優れた大胆な新たな未来を構築することに取り組んでいます。

将来予想に関する記述

本リリースにおける将来予想に関する記述は、将来の出来事に関するウィプロの見解を表すものです。そうした将来の出来事の多くは、その性質上、本来的に不確定であり、ウィプロの支配が及ばないものです。そうした記述には、ウィプロの成長見通し、当社の将来の財務業績、当社の計画・期待・意図についての記述が含まれますが、これらに限定されません。本リリースにおける将来予想に関する記述には、実際の結果がそのような記述で予想されている結果と大きく異なる場合の原因になり得るリスクと不確実性が伴うことにご注意ください。そうしたリスクと不確実性には、当社の収入・収益・利益の変動、成長を創出・管理する当社の能力、提案した会社活動を完遂する当社の能力、ITサービスにおける熾烈な競争、コスト面の優位性を維持する当社の能力、インドにおける賃金の上昇、能力が特に高い専門的人材を引きつけて維持する当社の能力、固定価格・固定期間契約における時間および費用の超過、クライアントの集中、移民に関する制限、国際的運営を管理する当社の能力、当社の重点領域におけるテクノロジー需要の低下、通信ネットワークの障害、買収が行われた場合に手続きを完了して統合を成功させる当社の能力、当社サービス契約における損害賠償責任、当社が戦略的投資を行う企業の成功、政府による財政的インセンティブの終了、政治的不安定、戦争、インド以外での資金調達や企業買収に対する法的制限、当社の知的財産の不正な使用、当社の事業や業界に影響する一般的な経済環境に関するリスクおよび不確実性が含まれますが、これらに限定されません。COVID-19の世界的流行によって発生した状況により、技術支出の減少、当社製品に対する需要へのマイナスの影響、顧客の支出の速度への影響、当社の製品やサービスを購入する顧客の能力または意欲へのマイナスの影響、潜在顧客による購入決定の遅延、オンサイトコンサルティングサービスを提供する当社の能力へのマイナスの影響、顧客に対する製品やサービスの提供不能、提供の遅延が生じるおそれがあり、そうしたことすべてが当社の将来の売上、事業業績、および全般的な財務業績にマイナスの影響を及ぼすおそれがあります。また、COVID-19の世界的流行に関連して当社の支配が及ばないさまざまな外部要因によって当社の事業にマイナスの影響が及ぶ可能性があります。当社の将来の事業業績に影響を与え得るその他のリスクについては、米国証券取引委員会への当社提出物(フォーム20-Fによる年次報告書を含みますがこれに限定されません)の中で詳細に記述されています。そのような提出物は、www.sec.govで入手できます。当社は、時に、書面および口頭においてさらに将来見通しに関する言明を行うことがあり、これには、証券取引委員会への当社提出物と株主への報告書に記載されている記述が含まれます。当社は、当社または当社の代理人が随時行う可能性がある将来見通しに関する記述を更新する義務を負いません。

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