【ウェビナー】ヨーロッパ、中国、アジアにおける新型コロナウイルス研究プラットフォームの最新動向
配信日時: 2020-10-26 11:31:42
バイオバンク、バイオリソースセンター活用の重要性と高まる期待
このたび、一般社団法人日本生物資源産業利用協議会(以下CIBER)は、バイオバンクの臨床検体を利用して対COVID-19研究・治療薬・診断薬開発の国際動向の情報を提供する機会をバイオバンクの国際学会であるInternational Society for Biological and Environmental Repositories (ISBER)などの協力を得て、第2回CIBER主催ウェビナー「COVID関連研究/開発:海外バイオバンクにおけるCOVID-19検体バンキングと、対COVID-19研究開発の現状」を開催することになりましたことをお知らせいたします。
現在の新型コロナウイルス(COVID-19)による世界的なパンデミックは、経済停滞、地理的分断など様々な問題を引き起こしました。COVID-19は、既知のウイルスとは全く異なる症状を示し、臨床的対処法、免疫学、遺伝学など様々な課題の解決を求められています。これらの課題解決のためには、患者から採取された臨床検体と臨床情報を適切に管理したバイオバンクが、研究機関や製薬企業へこれらの検体・情報を提供することによる利活用が重要な役割を担います。
先の10月18日には、国内バイオバンク施設による「COVID-19研究における日本国内バイオバンクの活動と今後」をいうテーマでのウェビナーを開催し、非常に多数のアカデミア・企業研究者の方にご参加いただきました。この度11月13日(金) 17時00分より第2回CIBER主催ウェビナー「COVID関連研究/開発:海外バイオバンクにおけるCOVID-19検体バンキングと、対COVID-19研究開発の現状」と題して、ヨーロッパ、中国、オーストラリアのトップの研究者の方々に、各国の研究・開発動向について最新の情報をご講演いただきます。
多数の方のご参加をお待ちしております。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/33078/table/9_1.jpg ]
一般社団法人日本生物資源産業利用協議会
(一社)日本生物資源産業利用協議会(CIBER:Council for Industrial use of Biological and Environmental Repositories)は、国際標準の枠組みのもと、生物資源に関する基盤整備の一部をになうことを目的とし、2018年1月22日に設立されました。設立のモデルは、生物資源利用に関する国際的学会International Society for Biological and Environmental Repositories (ISBER)であり、ISBERベストプラクティスの普及促進をはじめとして、ISOなどの国際標準化活動、人材育成、産官学コーディネートなど、生物資源利用に関する基盤整備を促進し、持続性のあるバイオリポジトリ事業実現のために活動しています。当協議会に関する詳細な情報は、https://ciber.or.jp/をご覧ください。
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