オーガニックワインの市場規模、2025年に150億米ドル達成予測 欧州では天然酵母使用のワインに注力

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-10-12 10:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「オーガニックワインの世界市場:製品タイプ、流通チャネル、地域別、 競合、予測および機会(2025年)」 (TechSci Research ) の販売を10月12日より開始いたしました。

オーガニックワインの市場規模は、2025年に150億米ドルに達し、CAGR 12%で成長すると予測されています。これは、食品・飲料分野における有機・自然食品の認知度に加えて、オーガニックワインに対する意識の高まりによるものです。有機食品・飲料のトレンドは、化学薬品を使用した農業技術への関心が薄れてきていることに牽引されています。化学物質や糖度の高いワインは、飲んだあとに引き起こされる一般的な頭痛の原因になることが知られています。一方、有機認証を受けたワインは糖分が少なく、香料や人工着色料などの添加物を一切含んでいません。多種多様なワインの入手が可能になった事と有機栽培によるブドウ畑の拡大は、オーガニックワインの市場を後押しすると予想されています。

市場は、製品タイプ、流通チャネル、地域によって分類されています。製品タイプ別に、有機スパークリングワインと有機スティルワインに分類されています。有機スパークリングワインは、プレミアム化の傾向や、行事やお祝いで利用されることから、市場の支配が続くと予想されています。また、ライフスタイルの変化やソーシャルメディアの影響は、成長過程にあるソーシャルパーティーと相まって、欧米の先進国を中心に有機スパークリングワインの消費を後押ししています。

スペイン、イタリア、フランスなど、ワイン文化が盛んな欧州は、何十年にもわたりワイン愛好家にとって主要な中心地であり、事業を展開する生産者には十分な環境を提供する地域として期待されています。

消費者が飲料メーカーに対して、原材料、製造工程、栄養成分などの透明性を求めていることから、化学物質を使用しない傾向は欧州地域全体で勢いを増しています。ここ数年、欧州のワインメーカーは、天然酵母を使用したワインの生産に力を入れています。また、ブドウ畑の生産をより持続可能にして、エコロジカル・ フットプリント(人間の活動が環境に与える負荷)を削減するため、さまざまなプロジェクトが開始されました。

事業を展開している主なプレーヤーは、Bonterra Vineyards、Banfi Vintners、The Organic Wine Company、Harris Organic Wine、Emiliana Organic Vineyards、King Estate Winery、The Wine Group、Treasury Wine Estates、Concha y Toro、DeLoach Vineyards、Armit Wines、Chateau Maris、Grgich Hills Estateなどがあります。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/tsci954240-global-organic-wine-market-by-product-type-by.html

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