第12回京都ヒストリカ国際映画祭 今年は劇場とオンラインでの同時開催

プレスリリース発表元企業:京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会

配信日時: 2020-10-08 16:15:00

世界でただひとつ「歴史」をテーマにした京都ヒストリカ国際映画祭が今年は初めて「シアター」と「オンライン」を併せたハイブリッド型での開催にチャレンジします。ワールドプレミア・ジャパンプレミアの最新作をはじめ、今年100年を迎えた松竹映画の数々、スーパーヒーローへと繋がる東映子ども時代劇、生誕100年を迎えるフェデリコ・フェリーニの歴史映画にいたるまで、多彩な全85作品を上映予定です。それぞれの時代に応じた独自性を持つ作品は、観る者の時代によって、新たな価値をうみ出します。映画本来の魅力である、不易と流行の「物語」を存分にお楽みいただけるラインナップとなっております。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/227737/LL_img_227737_1.jpg
第12回京都ヒストリカ国際映画祭 メインビジュアル

【開催概要】
名称:第12回京都ヒストリカ国際映画祭 (KYOTO CMEX 2020 公式イベント)
期間:2020年10月31日(土)~11月8日(日)
会場:京都文化博物館
オンライン 公式WEBサイト: https://historica-kyoto.com/


【ごあいさつ】
コロナ禍で巣ごもりを強いられ、多くの人は映画に触れる機会を増やしたのではないかと思います。きっと映画館ではなく家で。人と繋がれない日々に映画が必要だったと思います。不要不急と思われた映画が人びとを温めている様子は僕らに勇気をくれました。ヒストリカは今年も変わらず映画と人を繋ぎます。劇場だけでなくインターネットでも。京都だけでなく、世界に向けて。


【ヒストリカ2020 見どころ】
●京都が100年以上培った歴史映画への情熱をスペシャルの2作品にこめて
松竹映画100年を支えた京都の映画職人たちと山田洋次の邂逅が果たした傑作『たそがれ清兵衛』と、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)北白川派の映画0年と東映京都の出会いからうまれた『CHAIN』を世界初公開。山田洋次監督もゲストとして来場予定!

●ポルトガル、キューバ、ウクライナ、イギリスから最新歴史映画を日本初公開!
現代から歴史に託した強烈な社会的メッセージ、実在の人物をモデルにしたセンセーショナルなドラマ、時代劇を新しい切り口で解釈したフォークホラー……、それぞれの持つ「物語」に圧倒される体験を。シアターを飛び出し、オンラインでも同時上映。

●松竹が映画史に刻んだ100年間の名作全31作品をシアターとオンラインで一挙公開
「松竹映画100年」は撮影所で紡がれてきた100年です。ヒストリカならではの「時代劇」「京都」に着目したセレクション。レトロスペクティブではなく、“今”と“未来”を発見できる場に。

●スーパーヒーローにいたる東映の子ども時代劇をオンラインで楽しもう
東映の礎を築いた「子ども時代劇」からスーパーヒーローへの「進化」を追って、ビギナーもマニアも納得の45本をセレクト。

●生誕100周年!巨匠フェデリコ・フェリーニの歴史映画がシアターで蘇る
フェリーニ監督がその奔放なイマジネーションを歴史映画で炸裂させた『カサノバ』『サテリコン』を取り上げます。

●オンラインとも連動したヒストリカ・スペシャル動画を多数ご用意!
シアター上映ではヒストリカ・ワールドの監督とのオンラインでのQ&Aセッション、『超高速!参勤交代』本木克英監督をはじめとするスペシャルコメンタリー上映等を実施。オンライン上映では、ハイブリッド開催ならではの豊富な作品数に加えて、豪華ゲストのスペシャル動画も盛りだくさん!コロナ禍でも映画祭の魅力を伝えるべくさまざまな企画を準備しています。※最新情報は公式WEBサイトをご確認ください。


【2020年上映ラインナップ発表】
※作品情報は別紙(リーフレット)や、公式WEBサイトに記載しておりますので、詳細はそちらをご覧ください。
リーフレット : https://www.atpress.ne.jp/releases/227737/att_227737_1.pdf
公式WEBサイト: https://historica-kyoto.com/
前売りチケットは、10月10日(土)より販売開始!

シアター上映 全22本

●ヒストリカ・スペシャル「瑞々しさにおいて変わりない不易と流行を」全2本
・たそがれ清兵衛 監督:山田洋次 日本|2002|129分 ゲストあり
山田洋次監督来場予定。10月31日(土)スペシャルトーク開催予定です。
・CHAIN 監督:福岡芳穂 日本|2020|113分 世界初上映 ゲストあり


●ヒストリカ・ワールド「必見!日本初上映の世界の最新歴史映画」全4本
すべて日本初上映 オンラインQ&Aあり
・モスキート Mosquito 監督:ジョアン・ヌノ・ピント
ポルトガル・フランス・ブラジル|2020|123分 日本初上映
・魂は屈しない Defiant Souls (Insumisa) 監督:フェルナンド・ペレス、ラウラ・カサドール
キューバ・スイス|2018|96分 日本初上映
・義理の姉妹 Felix Austria (Viddana) 監督:クリスティーナ・シボラップ
ウクライナ|2020|103分 日本初上映
・荒地の少女グウェン GWEN 監督:ウィリアム・マックレガー
イギリス|2018|84分 日本初上映

●ヒストリカ・フォーカス:松竹映画100年「時代劇」「京都」に着目したセレクション全12本
・忠臣蔵 監督:衣笠貞之助 日本|1932|125分
・残菊物語 監督:溝口健二 日本|1939|143分
・治郎吉格子 監督:伊藤大輔 日本|1952|100分
・楢山節考 監督:木下恵介 日本|1958|98分
・蛍火 監督:五所平之助 日本|1958|123分
・切腹 監督:小林正樹 日本|1962|133分
・暗殺 監督:篠田正浩 日本|1964|104分
・忠臣蔵外伝四谷怪談 監督:深作欣二 日本|1994|106分
・御法度 監督:大島渚 日本|1999|100分
・壬生義士伝 監督:滝田洋二郎 日本|2003|137分
・武士の家計簿 監督:森田芳光 日本|2010|129分
・超高速!参勤交代 監督:本木克英 日本|2014|119分

●イタリア文化会館-大阪連携企画 <フェデリコ・フェリーニ> 全2本
・カサノバ 監督:フェデリコ・フェリーニ イタリア|1976|155分
・サテリコン 監督:フェデリコ・フェリーニ イタリア|1969|129分

●ヴェネツィア・ビエンナーレ - ビエンナーレ・カレッジ・シネマ「ヴェネツィア注目作家の作品」全1本
・愛することのレッスン Lessons of Love 監督:キアラ・カンパラ
イタリア|2019|83分 日本初上映

●カムバックサーモン・プロジェクト「京都フィルムメーカーズラボ連携企画」全1本 オンラインQ&Aあり
・オルジャスの白い馬 監督:竹葉リサ、エルラン・ヌルムハンベトフ
日本・カザフスタン|2019|81分

オンライン上映 全71本 ※うち、8本はシアター上映あり

※オンライン上映作品については、期間限定配信となります。動画配信サービス「MIRAIL(ミレール)」にて購入いただき視聴することができます。京都ヒストリカ国際映画祭の公式WEBサイト( https://historica-kyoto.com/ )の各作品詳細ページよりMIRAILの作品販売ページに移動することができます。

●ヒストリカ・ワールド オンラインでも11月2日から上映開始!全4本

●ヒストリカ・フォーカス 時代とともに変化してきた松竹と東映の歩んだ歴史。
・松竹映画100年 全22本 ※うち、4本はシアター上映あり
・スーパーヒーロー前史 子ども時代劇エボリューション全45本

シアターでのシンポジウムやスペシャル動画も!

●CHAINシンポジウム『映画0年と幕末0年を探る』
日時 :11月8日(日)
登壇予定ゲスト:福岡芳穂(監督)、港岳彦(脚本)、
木村武仁(霊山歴史館)、山根貞男(映画評論家)

●YouTubeで配信予定のスペシャル動画
・『松竹映画100年』
松竹京都の歴史、監督や現場スタッフが語る撮影所のあれこれなどをご紹介。
・『スーパーヒーロー前史 子ども時代劇エボリューション』スペシャル動画
田崎竜太監督をはじめとする豪華ゲスト陣が登壇予定。
※最新情報は公式WEBサイトをご確認ください。


【関連企画について】
・京都フィルムメーカーズラボ
京都の映画資産を活用して、若手映像作家に国内外の一流監督・映画人の指導を受けていただくとともに、京都の時代劇映画製作の現場を体験していただきながら、映画関係者との交流の場を提供するプログラムです。
●11月3日(火・祝)~11月6日(金) ハンズオン時代劇(東映京都撮影所、松竹撮影所)
東映京都撮影所、松竹撮影所での本格短編時代劇製作ワークショップです。
●11月6日(金)~11月8日(日) マスターズセッション(京都文化博物館、旧武徳殿、オンライン)
現役の映画人と、若手クリエイターのトークサロンです。今年は海外在住の参加者に向けてオンラインプログラムも予定。

・京都映画企画市
若手映画・映像制作者を対象とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテストです。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定します。
●10月31日(土) 映画企画相談会(オンライン)
●11月8日(日) 企画コンテスト・優秀映画企画上映会(京都みなみ会館)
※新型コロナウイルスの影響により、オンライン開催になる場合がございます。
詳細は公式HPにてご確認ください。
http://kyotofilmpitching.jp/

・太秦上洛まつり 幻(-Gen-)
時代劇に代表される日本の映画制作、映像産業の聖地である京都太秦において、歴史創作を中心としたコンテンツにおけるクロスメディア表現を鑑賞、体験する場を提供することを目的とした産学協同の取り組みです。今年はオンライン開催とし「幻」をテーマにして、チャンバラ動画や、時代劇所作講座、東映太秦映画村のプレミアム動画を配信します。
●11月14日(土) オンライン
※タイムテーブルの詳細は公式HPにてご確認ください。
http://www.joraku-matsuri.com/

・HISTORICA×VR 2020
これまで3回にわたり、VRイベント「HISTORICA×VR」を開催してまいりましたが、VR(仮想現実)に加え、AR(拡張現実)、MR(複合現実)を含む「HISTORICA×VR」にリニューアル。今年はオンラインで開催します。
●11月8日(日)13:00~15:15 1部 - 映像業界を切り開くUE4の最新テクノロジーとその実践 -
15:20~17:30 2部 - XRアートの最前線 -
※詳細は公式HPにてご確認ください。
https://crossmedia.kyoto/kyoto-xr/


【新型コロナウイルス感染防止策について】
※新型コロナウイルス感染防止のため、来場者には以下のようにアナウンスを行い、イベントを実施します。
・平熱と比べて高い発熱(目安として37.5℃以上)や風邪の症状、体調不良のある方はご来場をお控えください。
・ご来場の際は必ずマスクを着用ください。(ご協力いただけない場合、入場をお断りいたします)
・シアター上映にお越しの際は、京都文化博物館1階でサーモグラフィーによる検温、連絡先の記入後、3階に入場くださいますようお願いいたします。 なお、連絡先の記入については、スマートフォンアプリ「COCOA」または「こことろ」での登録・記録でも可能です(以下参照)。
・上映開始後の途中入場、立見は不可になります。
・皆様がなるべく扉やドアノブに直接触る必要が無いように、また、密閉回避のための換気の促進も含め、フィルムシアターの扉の一部を解放して上映を行います。
・入退場に、密集しないよう前後のお客様と充分(最小1mできるだけ2mを目安に)距離をおとりください。
・座席の肘掛けは、上映中は原則として左側をお使いください。身体の不自由な方、お年を召した方の着席等につきましては、お互いにご配慮、ゆずりあいをお願いいたします。
・飛沫感染を避けるため、展示場内・シアター内での大声での会話をお控えいただき、 咳エチケット等に充分ご配慮ください。
・シアター入場時には入口に設置の消毒液で手指をご消毒ください。

<入場をお断りする場合>
・サーモグラフィーでのチェック時に平熱と比べて高い発熱がある場合(目安として37.5℃以上)。ただし、症状には個人差がありますので、当日の体調と合わせて判断させていただきます。
・新型コロナウイルス感染症の陽性と判明した人との濃厚接触がある場合。
・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴および当該在住者との濃厚接触がある場合。

<新型コロナウイルス接触確認アプリについて>
・COCOA:スマートフォンの近接通信機能(Bluetooth)を利用し、お互いに分からないようプライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触(1m以内15分以上)した可能性について通知します。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html
・こことろ:店舗や集客施設等の利用者から新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認された場合、接触の可能性のある人を素早く把握し、迅速に保健所等への相談を促すことで、感染拡大を抑えるための仕組みです。
https://www.pref.kyoto.jp/kikikanri/coronakinkyurenrakuriyousyayou.html

※上記の対策は、状況に応じて予告なく変更されることがあります。
※上記の対策のために来場できない場合のチケットの払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。


主催:京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会
共催:KYOTO CMEX実行委員会
助成:芸術文化振興基金
協賛:株式会社テスパック、三井ガーデンホテル京都四条、とよす株式会社
協力:京都クロスメディア推進戦略拠点、イタリア文化会館 - 大阪、
ヴェネツィア・ビエンナーレ - ビエンナーレ・カレッジ・シネマ
後援:一般社団法人日本映画製作者連盟、一般社団法人外国映画輸入配給協会、
一般社団法人日本映画テレビ技術協会


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press