「その土地を“ふるさと”と想う人をつくる」ローカル魅力発掘発信プロジェクト 秋田市で初開催
配信日時: 2020-10-05 13:10:00
地域の魅力を地元住民と共に発掘・発信し、ふるさと納税の返礼品化をめざすワークショップ開催
株式会社JTBと合同会社イーストタイムズは、秋田市とともに、11月1日(日)に「秋田市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を開催します。本ワークショップは「その土地を“ふるさと”と想う人をつくる」ため、地方創生に取り組む自治体と地元の方々とともに、地域の住民しか知らない隠れた魅力を発掘・発信する「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」の一環です。これまで実施した宮城県気仙沼市、秋田県大仙市に続く3自治体目・初の県庁所在地での開催となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31978/668/resize/d31978-668-304471-1.png ]
URL: https://furu-po.com/spage.php?nm=project_akita01
「秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」によると、若者を中心とする県外への転出超過と出生数の減少・死亡数の増加が相まって進むことが人口減少の要因と考えられ、「地域資源を活用した人をひきつけるまちづくり」が目指すべき方向性のひとつに掲げられています。「秋田市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」は、秋田市の魅力を市民自らが発掘・発信を行うことで、シビックプライドやシティプロモーションの機運を醸成することを目的としています。
ワークショップは11月に2回開催します。参加者はYahoo!ニュースのローカル記事でヒットを連発した講師らと共に、ローカルのまだ知られていない魅力の効果的な発掘・発信方法の講義と実践形式のワークを通して、SNS投稿やPRにも活用できる情報発信のスキルや、地域の魅力を「魅力発掘レポート」として発信するノウハウを身につけていきます。
「魅力発掘レポート」として発掘した魅力は、JTBが運営するふるさと納税サイト「ふるぽ」に掲載し、返礼品としての登録をめざします。このプロジェクトを通じて、地域の隠れた魅力が可視化されるとともに、地域内外で思いを持ち、活動している人々が可視化され、つながることができます。そして発掘された魅力が、「ふるぽ」を通じて、ふるさと納税の返礼品として多くの方が利用することにより、その土地を“ふるさと”と想う人=関係人口が形成される効果が見込まれます。
■「その土地を、ふるさとと想う人をつくる~ローカル魅力発掘発信プロジェクト」とは
ローカル魅力発掘発信プロジェクト:https://furu-po.com/spage.php?nm=project_local
全国のローカルには、その地域固有の多くの魅力的な人・モノ・場所・体験があるものの、その魅力はその地域外には十分に伝わっておらず、また、地域内の住民にすら伝わっていないことが多々あります。その結果として、マスメディアやインターネットで情報収集する人にとって、一部の人気観光地以外は「何もない場所」という印象を与え、観光客や移住者に本当の魅力が伝わっていない可能性があります。また、地元の若い世代の多くはインターネットを通じて情報収集するため、ネット検索でヒットしない地元より、東京圏など華やかな場所が目に入り、地域から人口が流出していく一因となっています。
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JTBは、「旅の数だけふるさとが増えていく。ふるさと納税で旅に出よう」をコンセプトに、全国にある自治体の魅力をふるさと納税サイト「ふるぽ」を通じて発信する事業を行っています。「ふるぽ」は、多くの方が「旅」を通じて、自分の新しいふるさとをみつけ、増やしていくことを応援しています。
ふるぽ:https://furu-po.com/
イーストタイムズは、2015年、東日本大震災の復興途上にあった仙台で、震災報道と地域報道を行うため、元新聞記者らが立ち上げた会社です。代表の中野宏一はヤフーニュース記者として契約し、地域のニュースを全国に報道するうちに、地域には魅力がないのではなく、魅力が発信されていないだけだと気づくようになりました。そこで、2016年より地域の住民らとともに、「東北ニューススクール」を開催。地域の住民が作るニュースネットワークを構築しました。地域や企業のブランディングやプロモーションを企画・立案・実施し、ファンづくりや関係性構築を行なっています。
こうしたローカル・地域に対する両社の考え方や取り組みが一致し、両社は業務提携契約を締結。「その土地を“ふるさと”と想う人をつくる~ローカル魅力発掘発信プロジェクト」を2020年8月から開始しました。
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■「秋田市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」の概要
●開催日時:第1回目 11月 1日(日) 14:00~17:00 (開場13:30)
第2回目 11月28日(土) 14:00~17:00 (開場13:30)
●会場 :中央市民サービスセンター洋室4(秋田市役所3階)
●募集定員:40名
●申込期限:2020年10月30日(金)正午12:00
●申込サイト:https://furu-po.com/spage.php?nm=project_akita01
※ワークショップは三密を避け、対策を講じて開催します。参加費は無料です。
●実施内容
<第1回目>
講師が、秋田市民、または、秋田市に思い入れのある地域外の人々とともに、市内の魅力を発掘し、全国級の特ダネとして発信する方法を学びます。
テーマ:「ローカルの魅力」とは何か
「ローカルの魅力」の発見方法
「ローカルの魅力」を引き出す取材方法
「ローカルの魅力」を誰かに伝わるように伝える方法
絶対に誤情報を出さない校閲方法
実践形式のワークショップ
2回目までの課題:秋田市における自分の愛するローカルを1つ選んで、地域の魅力を発掘・発信しよう!
<第2回目>
その魅力を「魅力発掘レポート(ハツレポ)」として発表し、より効果的な発信方法を学びます。発信された「ハツレポ」は、ふるさと納税サイト「ふるぽ」の特設ページ上で公開。さらに、その魅力を、ふるさと納税の返礼品として登録することをめざします。
テーマ:発掘してきたまちの魅力を「ハツレポ」で発表しよう
どうやったら魅力が伝わるのか、添削しあおう。
ローカルの魅力を「ふるさと納税」を活用して発信しよう。
●講師について
主講師:合同会社イーストタイムズ代表社員CEO中野宏一
東京の全国紙編集部で3年間校閲業務に従事した後、ITベンチャー企業に入社。SNSや「拡散」の専門家として2013年参院選Twitter1,800万件「世論」分析など民間企業、マスメディア、政治に対して分析・助言を行う。2015年イーストタイムズ創業、代表に。Yahoo!系ニュース媒体でも記者として数百万人に読まれるヒット記事を連発。岩手県滝沢市「情報発信STUDY」の講師や、Facebook Japan主催 中小ビジネス向けセミナー with 横手・湯沢・大仙・仙北の講師を務めるなど、企業や地域の関係性構築に関する事業を行っている。
【自治体の方からのお問合せ先】
JTB ふるさと開発事業部 TEL:06-6120-9120 (9:30~17:30 ※土日祝休)
JTB法人サービスサイト https://www.jtbbwt.com/government/
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