アルミニウム圧延品の市場規模、2025年には625億米ドルに到達予測 発展途上国の自動車・運輸業界の成長が促進要因

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-09-29 11:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「アルミニウム圧延品の世界市場 (~2025年):自動車&輸送・建築&建設・包装・消費財など」 (MarketsandMarkets) の販売を9月29日より開始いたしました。

アルミニウム圧延品の市場規模は、2020年の452億米ドルから2025年には625億米ドルに達し、CAGR6.7%で成長すると予測されています。自動車・輸送、建築・建設、その他の産業の成長が市場の成長を支えています。中国、インド、日本、米国、ドイツが市場をリードする主要国です。しかし、Covid-19パンデミックが市場に深刻な影響を与えると予想されています。

等級別では、1xxxシリーズ(1050他)、3xxxシリーズ(3003他)、5xxxシリーズ(5005他)、6xxxシリーズに分類されています。これらの中では、6xxxシリーズが最も大きなシェアを占め、最も高いCAGRで成長すると予想されています。この成長は、超高張力などの特性に加え、6xxxシリーズの軽量化により、自動車・輸送業界での使用が進んだことに起因しています。1xxxシリーズ(1050、その他)は、2番目に高いCAGRを記録すると予想されます。

最終用途産業別に、自動車・運輸業界が最大の市場シェアを占める

最終用途産業別に、自動車・運輸(自動車、航空宇宙、鉄道、造船)、建築・インフラ(建築物のファサード、ドア、窓)、包装、消費財、その他に分類されています。その他の産業としては、機械装置、電気・電子、軍用機器、工具・金型、風車などのエネルギー関連があります。中国、インドなどの発展途上国における自動車・輸送業界の成長が、アルミロール製品市場の成長を牽引すると予想されています。また、自動車・運輸業界は最も高いCAGRを記録する見込みです。

アジア太平洋地域が市場の最大の消費者

地域別には、アジア太平洋、中東・アフリカ、北米、欧州、南米に分類されています。2019年はアジア太平洋地域が最大シェアを占め、最高のCAGRで成長すると予想されています。建築・建設業界の成長と相まって、UACJ Corporatationのような大手メーカーの可用性が、同地域の市場を牽引すると予想されています。同地域では、労働力や原材料が低コストで入手できることが、企業にとっての利点となっています。急速に増加する人口と都市化は、市場の成長を促進すると予想されるもう一つの要因です。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama955037-aluminum-rolled-products-market-by-grade-1xxx-3xxx.html

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