製造現場の様々なロボットに対応できるロボットオペレーションラーニングを11月より提供開始 ~教育時の実機確保や実機破損などの課題を解決~

プレスリリース発表元企業:ニュートラル株式会社

配信日時: 2020-09-23 11:00:00

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ニュートラル株式会社(本社:名古屋市中区錦、代表取締役社長:小屋 晋吾)は、カスタマイズによりロボットのメーカーや種類に制限されないロボット操作教育ツールを2020年11月から提供する旨を、発表いたします。


1. ロボット操作教育における課題と開発背景
近年、製造業の現場では人手不足や生産性の向上のため、ロボットの活用が加速しています。ロボットを正しく操作するためにはマニュアル通りの操作方法だけでなく、トラブル発生時の速やかな対処方法を理解していなければならず、その知識の習得は簡単ではありません。多くの現場では実機のロボットを使い、OJT教育を実施していますが、高価なロボットを壊してしまうリスクや教える人によって内容にバラツキがあるなど様々な課題があります。このような課題を解決するために、PC上でロボットの動きを再現できる「ロボットオペレーションラーニング」を開発しました。

【メリット】
■教育コストの削減
実機を使用しないため高価なロボットを壊してしまう心配がなく、操作の順番待ちも発生しません。特別な研修施設も不要です。

■教育の標準化
教える側の感覚や教え方の違いがないので、教育の標準化ができます。また、マニュアルにはない独自の作法や仕様も教育することができます。

■学習効果の見える化
受講者は理解するまで何度でも繰り返し自分のペースで学習することができ、監督者は受講者の理解度、達成度を把握することができます。


2. ロボットオペレーションラーニングについて
2-1. 概要
『ロボットオペレーションラーニング』は、『チュートリアルモード』、『テストモード』を備えたロボットなどの操作手順をゲーム感覚で学ぶことができる教育ツールです。

【成果の測定事例】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/226400/LL_img_226400_1.png
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画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/226400/LL_img_226400_2.jpg
テスト実施後の判定結果の確認

2-2. チュートリアルモードとテストモードについて
『チュートリアルモード』によって教育の標準化を実現し、『テストモード』によって学習の効果を見える化できます。

・チュートリアルモード
独自のノウハウを含めたロボットの操作方法を視覚的に説明するモードです。基本的な操作を細かな単位でまとめ、各手順を動きと文章で説明します。実機と同様のデザインで作成されたGUIを操作することにより、紙のマニュアルでは表現できないようなロボットの細かい動作も直感的で理解しやすく、学習することができます。

・テストモード
チュートリアルで学習した操作、ノウハウが身についていることを問題形式で測定するモードです。最終的な結果だけでなく、操作手順などの過程や操作にかかった時間も含めて評価することで本質的な理解度をチェックすることができます。またテストの実施/達成状態を一覧で確認することができ、学習の進捗を一目で確認できます。

3. 今後の展望
現在は、コンテンツは当社で作成していますが、お客様自身で作成可能な、コンテンツ作成ツールを提供する予定です。また、ロボット操作の教育のみを対象としていますが、今後、様々な機器の操作を学習可能なサービスの展開を予定しています。

4. 動作環境
Windows 10以降の64bitOS
※Visual Studio C++2017再頒布パッケージが必要となります。

5. 導入費用
導入費用の目安としては以下の通りです。
基本料金:200万円(基本的なシミュレータ+チュートリアル+テスト作成を含む)
追加料金:カスタマイズ内容によりご相談


【ニュートラル株式会社 概要】
所在地: 〒460-0003 名古屋市中区錦2-9-29 ORE名古屋伏見ビル11F
設立 : 2000年3月
代表者: 代表取締役社長 小屋 晋吾
資本金: 40,000千円
URL : https://www.neut.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press