小泉今日子推薦の2冊は・・・「戦慄の悪女エンターテインメント」と「笑って泣けるフランス発家族小説」

プレスリリース発表元企業:株式会社小学館

配信日時: 2020-09-13 11:30:00

『恐ろしくきれいな爆弾』『ナポレオンじいちゃんとぼくと永遠のバラクーダ』




騙して、脅して、しらを切る、野望の階段を昇る日本一やばい女。


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«「いまだに妙な名前のポストがまかり通るという現状。このどうしようもない男社会を打ち砕くことが、わたしの使命です。と同時にあなた方も変わらなければいけません。
〈中略〉
「社会の片隅に追いやられた女たち、ロスジェネ、ゆとり、さとり世代のみなさん、今こそ立ち上がるときです。永田町の石頭たちに任せておけない。共に新しい社会を作っていこうではありませんか」»

「輝け! 女性活躍担当大臣」として初の内閣入りを果たした福永乙子は、就任会見の場で一席ぶった男社会への歯に衣着せぬ発言が話題になり、一躍時のひととなる。総理経験のある政治家の養女として、3回目の当選での初入閣。メディアからは「美しすぎる奇跡の46歳」として大きくクローズアップされた。
しかし、彼女は、様々な後ろ暗い部分を抱えていた。高級コールガールや新興宗教の謎の教祖だった過去、構成員7000人といわれる反社会勢力トップとの接点。
永田町に跋扈する政敵を前に、しかし、彼女は冷然とこの国の頂へ向けて、階段を昇っていく・・・。
「害虫は駆除するしかない」
戦慄と衝撃の悪女エンターテインメント。

この小説は、今、この時代に読んでこそのエンターテインメント!
現実と物語が頭の中で撹乱され、とてもエキサイティングな読書時間を過ごしました。
きれいな爆弾は恐ろしくて美しい。
――小泉今日子


[表1: https://prtimes.jp/data/corp/13640/table/828_1.jpg ]


【著者プロフィール】
越智月子(おち・つきこ)
1965年、福岡県生まれ。2006年に『きょうの私は、どうかしている』でデビュー。他に『モンスターU子の嘘』など。



スーパー祖父が10歳孫と大暴れ!? 不器用すぎる家族の愛の物語。


[画像2: https://prtimes.jp/i/13640/828/resize/d13640-828-794568-2.jpg ]

«ココ、おまえをおれの副官に任命する。今日からレオナール・ボヌールは皇帝ナポレオンの副官だ。これは正式命令だぞ!」
「かしこまりました。皇帝陛下!」と、兵士のような直立不動でぼくは答える。
「まず、切れた電球から片づけようじゃないか。これでこの国の未来はもっと明るくなるぞ。なあ、ココ?」
「そうだね、陛下」»

10歳の「ぼく」の親友は、元ボクサーで85歳の祖父、ナポレオン。ふたりは「皇帝」と「副官」としていつも行動を共にする。スーパー高齢者の祖父はボウリングでストライクを連発し、失礼なチンピラを殴り倒し、エスペラント語で会話し、ディスコミュージックに合わせノリノリで踊る。
だがこの頃様子がおかしい。長年連れ添った妻ジョゼフィーヌとの離婚を一方的に決めたり、ボクサー時代のライバルのことで隠し事もあるようだ。もともと折り合いの悪い息子(「ぼく」の父親)への態度も、どんどん悪くなっている。
やがて、そんなナポレオンに「最後の戦い」の時がやってくる・・・。
破天荒な最強祖父と家族の秘密、老いを、相棒である10歳の孫目線で綴る、笑って泣けるフランス発家族小説。

人生の旅を豊かにするのは、大切な記憶。
人生の旅を愉快にするのは、大切な仲間。
旅はいつか終わっても仲間が記憶を繋いでくれる。
心が温かくなる一冊です。
――小泉今日子


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/13640/table/828_2.jpg ]


【著者プロフィール】
パスカル・リュテル
1966年、パリ南郊外生まれ。現在はフォンテーヌブロー在住、中学校のフランス語教師として教壇に立つ傍ら、中高生向けの小説の執筆活動にいそしむ。代表作に『Le Cœur en Braille 点字で書かれたハート(未翻訳)』(2012)、『Dis Au Revoir `a Ton Poisson Rouge! 赤い金魚にさよならを言おう!(未邦訳)』(2018、ミッキー新聞読者大賞、ジュ・ブキヌ若手作家大賞を受賞)がある。

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