ビデオ監視の市場規模、2019年に350億5000万米ドル到達、2020年から2025年まで10.06%のCAGRで成長予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-09-02 14:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「ビデオ監視の世界市場 (2020~2025年)」 (BIS Research Inc.) の販売を9月2日より開始いたしました。

市場の概要と推定

ビデオ監視技術は、安全性、費用対効果、利便性の向上という点で、監視業界全体を大きく変えてきました。ビデオ監視業界は、技術革新と混乱という前例のない変革期を迎えています。

ビデオ監視市場は拡大しており、2025年までにはある一定のレベルに達すると予想されています。30年以上の歴史があるビデオ監視業界は、過去20年間でアナログ閉回路テレビ(CCTV)からデジタルネットワークビデオ監視システムへ技術的な進歩を遂げてきました。

先進的なビデオ監視システムは、設置やメンテナンスが容易で、遠隔監視機能を提供し、画像とビデオ品質の一貫性を保ちながら、録画したビデオ映像をより長く保持できるようになっています。デジタルユニバース(地球上で生成されるデータ全体)は3年ごとに2倍に増加し、40兆ギガバイトに達すると予想されています。したがって、このような大量のデータを扱うためには、効率的な運用によりビデオ監視システムに組み込む新技術が必要となります。

監視業界は、ビデオコンテンツアナリティクス(VCA)とサービスとしてのビデオ監視(VSaaS)の導入により、堅調な成長が見込まれています。VCAは、閉回路テレビ(CCTV)からのデータストリームや画像を自動分析することで、構造化された情報を効果的に抽出します。認識ソフトウェアには、顔認識システムと自動ナンバープレート認識システムがあり、それぞれ人と車両の識別に使用されます。

ビデオ監視の市場規模は2019年に350億5000万米ドルと評価され、2020年から2025年までに10.06%のCAGRで成長すると予測されています。


成長因子

COVID-19の事例を監視するための監視システムの採用を拡大

米国、インド、ロシア、イスラエル、中国、シンガポール、韓国などの各国が、個人の検疫活動を追跡するために、技術的に高度なビデオ監視システムの予算を増加させています。この点も、市場の成長を強化するために大きな役割を果たしています。

世界的に増加するスマートシティとメガプロジェクト

様々なスマートシティやメガプロジェクトの実施は、米国に限らず、中国、ブラジル、インド、中東諸国、その他の発展途上国など、世界各地で拡大しています。このように、重要インフラの拡大に加え、既存のセキュリティ構造の改善が、ビデオ監視市場の大きな牽引役となっています。

公共の安全を向上させるための政府の取り組み

世界各国の政府はビデオ監視システムの展開に積極的に参加しており、特にビデオ分析技術の分野では、顔認識、人権問題、犯罪者の追跡、物体検出などの進歩が進んでいます。ビデオ監視サービスは、公共の安全を確保するための法執行機関にとって、はるかに貴重な方法となっています。

教育機関におけるビデオ監視システムの採用

教育機関へのビデオ監視システムの導入に向けて、各国政府からの厳しい規制により、市場の成長が期待されています。また、米国の高等教育機関では、キャンパス内での銃乱射事件が増加していることから、ボディウォーニングカメラやその他のビデオ監視装置の導入も計画されています。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/bis950738-global-video-surveillance-market-focus-on.html

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