マベニアとタークセルが完全コンテナ化したCU/DUとオープンフロントホールで世界初のOpenRAN vRAN通話を実現

プレスリリース発表元企業:Mavenir

配信日時: 2020-08-28 21:52:00

マベニアとタークセルが完全コンテナ化したCU/DUとオープンフロントホールで世界初のOpenRAN vRAN通話を実現



(イスタンブール & 米テキサス州リチャードソン)-業界をリードするCSP向けエンドツーエンド・クラウドネイティブ・ネットワーク・ソフトウエアを提供するマベニアと、トルコ一流のデジタル事業者であるタークセルは本日、O-RAN Split 7.2アーキテクチャーで完全コンテナ化した世界初のOpenRAN vRAN通話を、トルコで実現したことを発表します。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20200828005195/ja/

タークセルのTelco Cloud環境で動作するマベニアのOpenRAN vRANは、Turkcell Coreと統合されており、タークセルのEdge Cloud上で始動することになる最初のワークロードになります。

マベニアの受賞歴のあるOpenRAN vRANソリューションは、クラウドネイティブの仮想化・コンテナ化されたベースバンドユニット(vBBU)におけるベースバンド処理を一元化し、vBBUと複数のリモートラジオユニット(RRU)の間でイーサネット上でのフロントホールを活用します。マベニアのvRANアーキテクチャー/プラットフォームは4Gに加え、5G NRのNSAとSAの両方をサポートします。vBBUは集約ユニット(CU)と分散ユニット(DU)に分割され、O-RAN標準インターフェースを備えています。

DUとRRUの分割により、イーサネット上で動作可能な効率的なインターフェースが実現することでRANシステムに柔軟性がうまれ、また処理能力をデータセンターまたはエッジプラットフォームに集中させることが可能になります。マベニアのOpenRAN vRANによって極めてセキュリティーが保証され透過的なインターフェースが実現しますが、それは幾つかの導入シナリオに対応できる単一アーキテクチャーを基盤とするものです。

本ソリューションは、これらのオープンインターフェースに加え、仮想化およびウェブスケールのコンテナ化により、パブリッククラウド、プライベートクラウド、RRUサイトを含め、さまざまな導入シナリオに対応できる柔軟性を備えています。また、マッシブMIMO、mmWave、エッジマイクロサービス、5G NR向けのネットワークスライシングにも対応できます。

マベニアの無線アクセス製品担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるマイケル・ライランダーは、次のように述べています。「マベニアは、非常に革新的かつ先進的な通信事業者であるタークセルが、真のOpenRANによるコンテナ化実装で、最初の通話を達成できるように支援できたことを大変誇りに思っています。標準のO-RAN 7.2インターフェースは、OpenRANエコシステムを実現して、大幅に促進するでしょう。それは、多くのRRUベンダーが展開して、導入の柔軟性に優れ、自動化と遠隔操作が可能で、非常に効果的なソリューションをすべての可能な周波数帯で用意することで実現します。」

タークセル最高技術責任者(CTO)のゲディズ・セズジン氏は、次のように述べています。「私たちタークセルは、革新こそが当社のお客さまと非常に密接にかかわり、お客さまのニーズに応えるための原動力だと強く信じています。OpenRANによって無線ネットワークの新しい導入方法がもたらされる新時代に突入することになりますが、当社は真の分散型5Gネットワークを創出して、業界の期待に応えます。当社はマベニアと共にこの技術の先駆者になったことをうれしく思います。これはOpen FH対応のRRUとCU/DUをうまく組み合わせ、OpenRANの本当の意味を反映した真のオープンアーキテクチャーで世界初のコンテナ化実装を実現したことによるものです。」

またタークセルは、同社のLTE/5G音声ネットワークを100%仮想インフラに転換しています。マベニアはタークセルの本拠地であるトルコとその他の子会社で、当社のクラウドネイティブなNFVベースのIMSソリューションを展開するために、タークセルから選定されました。

マベニアの仮想化IMS(vIMS)ソリューションは、LTEの使用事例を完全にサポートし、タークセルが同社の5Gネットワークへの進化をリードし続けることできるよう、その要件を満たすための完全にウェブスケールのプラットフォームへと発展できるように設計されています。

タークセルについて

タークセルはトルコに本社を置くデジタル事業者として、モバイル/固定ネットワーク上でデジタルサービスや音声、メッセージング、データ、IPTVのサービスという独自のポートフォリオを通じ、顧客にサービスを提供しています。タークセル・グループの企業はトルコ、ウクライナ、ベラルーシ、北キプロス、ドイツの5カ国で事業を展開しています。タークセルは2016年4月1日に自国でLTEサービスを開始し、81都市でLTE-Advanced技術および3波キャリアアグリゲーション技術を導入しています。タークセルはそのFTTHサービスにより、最高10Gbpsの光ファイバーによるインターネット通信速度を提供しています。タークセル・グループは2020年第2四半期に69億トルコリラの売上高を計上し、2020年6月30日時点で総資産は470億トルコリラとなっています。タークセルは2000年7月からNYSEとBISTに上場されており、トルコで唯一のNYSE上場企業です。詳細はwww.turkcell.com.trでご覧ください。

マベニアについて:

マベニアは業界で唯一、4Gと5G向けに、エンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワーク・ソフトウエアとソリューション/システムインテグレーションサービスを提供する企業であり、通信サービスプロバイダー(CSP)のソフトウエア・ネットワーク変革の推進に傾注しています。マベニアは、ネットワーク・インフラ・スタックの全レイヤーを対象に包括的なエンドツーエンドの製品ポートフォリオを提供しています。5Gアプリケーション/サービスレイヤーからパケットコア、RANまで、マベニアは進化したクラウドネイティブ・ネットワーキング・ソリューションによって、エンドユーザーにとって革新的でセキュアな体験を実現するための道を開きます。IMS(VoLTE、VoWiFi、高度メッセージング(RCS))、プライベート・ネットワークやvEPC、5Gコア、OpenRAN vRANにおけるイノベーションを活用しながら、140カ国以上のCSP顧客250社以上を対象にネットワーク変革を推進しており、世界の加入者の50%以上に貢献しています。

マベニアは俊敏性・柔軟性・迅速性を促進するための破壊的で革新的な技術アーキテクチャーとビジネスモデルを取り入れています。NFVの発展を促進してウェブ スケールの経済を達成するソリューションにより、マベニアは経費削減・収益確保・収益保護の支援をCSPに提供します。

www.mavenir.com

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連絡先
Maryvonne Tubb
Mavenir PR
NA-Loren Guertin
MatterNow
EMEA-Kevin Taylor
GlobalResultsPR

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