この警察官、とにかく悪い!『対極』

プレスリリース発表元企業:株式会社小学館

配信日時: 2020-08-20 10:00:00

第2回「警察小説大賞」受賞作が単行本に!!



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高校生が教場破り!
未成年犯罪者を射殺!
目障りな指揮官は拳で制圧!
警察史上最凶のアンチヒーロー誕生!!
文芸エンターテインメントの世界で、警察小説は今も昔も根強い人気を誇っています。事件の数だけあるドラマ、心に残るキャラクター、読み手を強烈にフックする謎解き要素、一分一秒を争うヒリヒリ感、あっと驚くスリリングな展開など・・・、その魅力は尽きません。
また、警察小説の名作は文芸の世界のみならず、映画、ドラマ、コミックなどさまざまなジャンルとクロスオーバーしながら、その時代のエンターテインメント界を牽引してきました。

「警察小説大賞」は、そんな時代を動かす書き手を発掘し、原作をマルチメディアな展開につなげていくための新人賞になります。 今年4月に発表された第2回「警察小説大賞」では、鬼田隆治氏の『対極』が同賞を受賞。見事な筆力で、選考委員の相場英雄氏(『震える牛』)と長岡弘樹氏(『教場』)を唖然とさせました。この前代未聞のポリス×ピカレスク小説が、ついに単行本化!

心して読め。油断するとページをめくる指が切り落とされる――相場英雄氏

ぶつかりあう陰と陽に胸熱。彼らが見た真の光と闇に涙――長岡弘樹氏

冒頭の「教場破り」からパンチ力抜群で、その熱気にKOされた――幾野克哉(小説誌「story box」編集長)

警視庁には、誘拐事件や立て籠もり、ハイジャック、テロなどに対応する二つの特殊部隊が存在する。SAT(Special Assault Team,特殊急襲部隊)とSIT(Special Investigation Team,特殊犯捜査係)。それぞれの所属は警備部、刑事部で指揮系統や能力は異なる。SATはライフルによる狙撃や突入技術を持ち、SITは捜査も担い、交渉術にも長けている。現場を同じくすることも多く、両組織の連携が求められている。
合法的に暴れるためにSATに志願した“悪童”中田、異例の抜擢を経てSIT係長になった “エリート”谷垣、立場も性格も信条もまるで異なる二人は、現場で衝突を繰り返しながらも、「厚生労働省解体」を宣告する謎のテロ集団と対峙する。

〈目次〉
プロローグ
第一章 相克
第二章 見捨てられた祈り
第三章 死線
エピローグ


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【著者プロフィール】
鬼田隆治(きだ・りゅうじ)
1974年、神奈川県生まれ、横浜市在住。第2回警察小説大賞を受賞した『対極』にて作家デビュー。
「今作におきまして私は、相場様、長岡様、両氏における緻密なディテール主義と一切重複しないよう、ただただ激烈に推し進めるハードアクションサスペンスを指向いたしました。私が大好きな備前焼――釉掛(ゆうが)けや絵付けを一切せず、千度を超える窯(かま)で3日から2週間にわたり焼き続け、結果としてダイナミックな緋襷(ひだすき)模様や緋牡丹(ひぼたん)模様が自然と生み出される――そういった徹頭徹尾“高熱”を帯びる作品を目指しました。今後は、必ず一作はベストセラーを物するのだという心意気で精進してまいります」(第2回「警察小説大賞」受賞の言葉)


第3回警察小説大賞募集中!!

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第3回警察小説大賞の公募もスタートしました。大賞の賞金は300万円! 警察小説は、まだまだ大きな可能性を秘めています。あなたの一行で革命を起こしてみませんか? Webからも応募可能です。

〈第3回警察小説大賞 募集要項〉
■ 原稿枚数:400字詰め原稿用紙換算で200枚以上500枚以内
■ 原稿規格:A4サイズの用紙に縦組み、40字×40行。WEBでの応募も書式などは上記に則り、原稿データ形式はMS Word(doc、docx)、テキスト、PDFでの投稿を推奨します。一太郎データはMS Wordに変換のこと。
■ 締め切り:2020年9月30日(当日消印有効)
■ 応募宛先:〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1 小学館 出版局 文芸編集室「第3回警察小説大賞」係
■ 選考委員:相場英雄さん、長岡弘樹さん/幾野克哉さん(「STORY BOX」編集長)
※詳細は小学館の小説ポータルサイト「小説丸」(https://www.shosetsu-maru.com/pr/keisatsu-shosetsu/)をご確認ください。


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