親が遊べと命令しても勉強してしまう「アニメ学習法」とは?

プレスリリース発表元企業:株式会社ローズクリエイト

配信日時: 2020-08-11 11:00:00


新型コロナウイルスの影響により、学校はもちろんのこと、学習塾でも子供の学習ペースに大幅な狂いが生じています。そんな中、自分で学習方法やペースを確立出来ている子とそうでない子との間に、深刻な学力格差が生じようとしており、この夏を境目にして、その格差は非常に深刻なものとなることが予想されます。親が遊べと命令しても勉強してしまう「アニメ学習法」とは?

国語を制する者は勉強を制す!
勉強が「出来ている子」と「出来ていない子」との差は一体何でしょうか?その最大の違いは国語力にあります。実は国語の勉強をしっかりとやることで、国語はもちろんのこと、他の科目についても「問題文をしっかりと読み、考える力」をつけることが可能です。即ち、
国語を制する者は勉強を制す!

これは決してオーバーな表現ではありません。
国語はどうやって勉強すればいい?
実は国語の勉強法というのを知っている人はあまり多くないのが現実です。漢字や英単語のテスト。あるいは社会科目の暗記と異なり、学習成果が非常に見えにくいというのが原因だと考えられます。そして、実際に指導を受けた子や保護者の方からも「本当にこれでいいのか?」「勉強しているという実感が沸かない」と困惑されるケースが少なくありません。
ちなみに学校、あるいは学習塾で国語の勉強法というと「とにかく本を読め」と指導するケースが多いのではないでしょうか?むろん、一定の読書量は必要なのですが、重要なのは「本の内容を理解すること」であり、理解力、読解力が不十分な状態で本をたくさん読んでも国語力の向上にはつながりません。
その結果、たまたまセンスのある子は除き、多くの場合は「勉強方法が分からない」「雲を掴むような感覚」に陥ってしまう。その一方で、センスのある子は殆ど勉強しなくても点数が取れてしまう。その結果、
「国語はセンス」

「センスのなさは読書量でカバーしろ」

このような「誤った常識」が蔓延してしまっているのです。
偏差値32から+30上がった「国語の勉強法」とは?
私自身、高校最後の模試の偏差値が32でした。とはいえっても、勉強そっちのけで部活動に打ち込んでいたとか、あるいは非行に走っていたというわけではありません。むしろ、普通の子よりも一生懸命勉強していた方だと思っています。
しかし、その努力が報われるどころか、全く勉強していない子よりも低い成績をとってしまったわけです。私の成績を見た親や教師は呆れた顔で「もっと努力しろ」と言う。そして他の生徒は私の成績を見て「バカじゃねーの!」「コイツ、人生終わった」と、笑いのネタにする始末…
当然ですが、受験した大学は全て不合格。失意の中、浪人生活をスタートさせました。その後、予備校で30以上偏差値が上がることになるのですが…
国語が苦手な子の「頭の中」とは?
そもそも何故、それほど点数が低かったのかといいますと、
出題者の意図を曲解している

例えば身長180cmの人は背が高いと考えている子がいるとします。そういった子が「バスケの選手の中で、身長180cmは低い」という問題を見た場合、
本文の内容と一致するものを選べ、

1.身長180cmは高い

2.バスケの選手として、身長180cmは低い

1は×、2は〇です。当然といえば当然ですよね。
ところが、これが分からない。
身長180cmは低くない。てゆーか、高いだろ。この文章書いた人はおかしいんじゃないのか?

このように考えている。そして、身長が「高い」という選択肢に〇をつけてしまっている。
当然ですが、これは不正解になりますよね。しかし当の本人は、何故不正解になっているのかが分からないわけです。
この間違いに気付くきっかけとなったのが、
予備校の小論文講座

でした。どういうことかといいますと、小論文の作成を通じ、
出題者に成り切る

この感覚を知ったことで、実際に現代文の問題を解く際にも出題者の感覚が理解できるようになりました。前述の場合ですと、「身長180cmは低い」という結論で文章を書く。そして、自分の作成した文章に対し、相手から「身長180cmは高いに決まってる」という反応をされたらどうでしょうか?
当然ですがおかしい。文章を書いた側からすれば、「ちゃんと文章を読んでいるのか?」となりますよね。
しかし、この感覚は実際に自分が出題者の立場になってみないと分からない
ものだったわけです。
学校では教えてくれない
即ち、自分の主観ではなく、客観的に出題者の考えを見るというのが国語の問題を解く上で最も需要なわけです。即ち「出題者の意図を理解すること」ですよね。しかし、多くの学校ではこれを教えてくれません。
「問題文を見れば、そんなのは当然だ」

あるいは、
「試験のテクニックを教えるのは、人間教育として相応しくない」

元々国語が得意な、国語の先生であればそれでもよいかもしれません。しかし、基本的な読解力が確立していない状態で「読めばわかる」という子ばかりではありません。むしろその逆、大半の子は「読んだだけでは分からない」のです。
出題者と解答者のギャップを埋める
もし、あなたが「国語の問題文を作れ」と言われた場合、どのような問題を作るでしょうか?問題の内容によって様々な考えがあると思いますが、一つだけ言えることがあります。
それは何かといいますと、
「出題者は絶対間違わない」

むしろ、自分の作成した問題を解いた相手が、何故間違うのかということを考えるようになります。実は小論文の作成というのは、
国語の問題文を作るトレーニング

このような側面があります。当たり前ですが、問題文を書いた人間が間違うことはないですよね。そして、相手が理解できる。あるいは誤解を生みやすい文章の書き方を知ることで、同じような文章を書いている人…即ち出題者の感覚を理解できるようになるわけです。
とはいえ、いきなり「国語の問題文を作れ」と言われても、難しいでしょう。また、小論文を書けといわれても、その書き方が分からない子の方が大半かも知れません。
漫画やアニメを見ると国語力が伸びる
では、実際に問題文を作る場合、どうやって作ればいいでしょうか?
実は、そのための方法が、
「漫画やアニメを見る」

そして、
「それらの評論文を書く」

重要なのは、感想文よりもむしろ、評論文。即ち「小論文の形式で書く」ことです。
そして、自分の作成した問題を、
「誰かに解かせる」

その相手は、友達や兄弟ではありません。
親や先生

です。即ち、私自身が生徒の作成した問題を解くことで、
出題者と解答者のギャップを埋める

何故、漫画やアニメである必要があるのか?
教材としては、漫画やアニメ。あるいは最近話題になっているYouTubeを使用します。何故そのような方法を用いるのかといいますと、既に「読み終えている」から
です。
例えば読書感想文の場合、課題図書を全部読む必要があります。残念ながら多くの場合、課題図書を最後まで読み切っておらず、物語の内容を十分に理解しないまま文章の作成に入ってしまうケースが少なくありません。
一方、アニメはどうでしょうか?当然ですが、多くの場合、最後まで見ます。全話を見るという方法もありますが、1話のみを対象に感想を書くとした場合、基本的には約30分で終わります。そしてそれが、本人の好きな作品だった場合、どうでしょうか?当然ですが、その理解度は非常に高いといえますよね。
そして、その内容を基に、本人(出題者)はもちろんのこと、解答者(親や教師)が納得できる問題文が作成できるとした場合、どうでしょうか?
この作業を通じ、
・ひっかけ問題の作り方は?

・大人が理解しづらいアニメの特徴とは?

・戦闘(バトル)シーンをどうやって「文章化」するか?

このような「問題文の作成トレーニング」をすることで、自然と小論文に欠かせない論理的思考力。そしてその小論文をベースに出題された問題を理解する能力。即ち「国語力」が培われていきます。
アニメや漫画を「学習教材」に
社会科(主に歴史科目)は漫画教材があります。また最近は古典(古文)の作品も漫画化されており、学習環境は昔よりも整っているといえるでしょう。
しかし、こういった形で漫画が学習教材として確立されている分野は、まだまだ少数派です。では、それ以外で「漫画やアニメで学習できる」科目はといいますと、実は国語(現代文)がこれに該当します。
ただ、歴史や古文と違い、同じ作品や内容が常に出題されるわけではないため、その教材は「参考書コーナー」には存在しません。ではどうすればよいかといいますと…
自分で見つけるしかない

のです。
勉強は本来、楽しいもの
前述のとおり、子供がやるべきことは「問題を解く」ことではなく「(大人に対して)問題を解かせる」ことです。そのため、本人はテストの点数が悪いことを責められることは一切ありません。実は、この感覚が非常に重要で、
勉強は本来、楽しいものであることを理解してほしい

自分の作成した問題が「いい問題」。あるいは「いい文章」として評価されることで、他人の問題。即ち国語の問題を解く際にも楽しく解けるようになります。
これによって、もっといい文章を書こう。あるいはもっといい問題を作ろう。あるいはひっかけ問題で意地悪をしてやろうというようにも考えるようになります。
これがどういうことかといいますと、これまでは単に「あ~面白かった」で見ていた漫画やアニメが、
「どういう視点で問題にしてみようか?」

「出題者は、どこを見ているのか?」

このように考えながら見るようになります。それは問題の作成者ではなく、実際に国語の問題を解く「受験生」としての視点も持つようになるわけです。
「勉強するな」と言っても、やります
変わるのは子供だけではありません。おそらく子供が漫画やアニメを長時間見ている際、非常に不安に思う親は少なくないでしょう。その結果、
「いつまでTV見てるの!」

「勉強しなさい!」

しかし、もし仮に、あなたのお子様が、漫画やアニメを題材にし、国語の問題文を完成させる。そして目の前のあなたに見せてきた場合、どうでしょうか?ちなみに、問題の内容は全て満点です。何故ならその問題文の作成者自身がそもそも、お子様本人なのですから。
おそらくあなたは、その問題の内容。というより、お子様の学習の進捗状況を見て驚かれるかもしれません。何故なら、学校のテストよりも遥かに高度な問題を、漫画やアニメを見ながら日々、解いているのですから。
むしろ、お子様自身が出題される問題が分からず、困惑するかもしれません。その結果、仕方なしに漫画やアニメを見るようになる…
中にはこういう方もいらっしゃるかもしれません。
「これ以上、子供の勉強に付き合うのは御免だ」

「頼むから、これ以上勉強しないでくれ」

では、それでお子様は勉強をやめてくれるでしょうか?おそらくやめないでしょう。理由は簡単です。
勉強が楽しいから

既に、お子様にとって、勉強は「苦痛」「仕方なくやるもの」ではありません。
勉強が遊びであり、遊びが勉強

なのですから。

【参考資料】授業イメージ

『子供が勉強する習慣をつける』YouTubeや漫画を勉強のテキストに使う方法とは?


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=tRUoSMgftkg ]

国語力に欠かせない「連想脳」とは?


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=jrpk_D9Vdf4 ]


授業解説作品

【小説】もしも、夏休みの課題が「ドラクエのゲーム感想文」だったら…

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887215281

【動画解説】もしも、夏休みの課題が「ドラクエのゲーム感想文」だったら…


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=BkRy5-WHZN4 ]


授業イメージ(一般授業)

小論文は連想ゲームです


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=oCarDDWvIQQ ]

数学の証明問題を国語的なアプローチで解く


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ANxmsTfbejw ]


経歴

比嘉晃司(ひが こうじ)

比嘉行政書士事務所・所長
学習塾「アニメ国語塾」塾長
1978年東京都出身。中央大学文学部卒。
行政書士 / 神奈川県行政書士会所属 (登録番号第05090227号)
会員番号第2983号
高校最後の模擬試験で偏差値32の状態から1年間の予備校通いで偏差値を倍以上に引き上げ、無事大学合格を果たす。大学卒業後、1年間の就職浪人中に法律知識0の状態から独学で行政書士試験に合格。その後IT系企業の勤務を経た後、行政書士事務所を開業。
開業後、朝の時間を有効活用するために高級ホテルで「名刺・自己紹介なし」の朝食会を約10年間、130回以上に渡って開催。都内のホテルの朝食を知り尽くす。
この朝食会が評判となり現在は行政書士業務の他、朝食会の開催経験を基にしたコミュニケーション術、及びブログ作成の指導を起業家、経営者等に対して行っている。

掲載実績

・週刊文春
・日経ビジネスアソシエ
・女性セブン

<問合せ>

【アニメ国語塾】
https://kokugo.higa-office.jp/

【連絡先】
〒215-0015
神奈川県川崎市麻生区虹ヶ丘3-3-1
TEL: 044-988-8859
(比嘉行政書士事務所宛)
E-mail: info@higa-office.jp




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