“30年後の福島を活き活きとする”ふくしま未来基金、2020年度の助成先に県内11団体が決定!地域活動支援と人材育成で、福島の未来づくりをさらに加速
配信日時: 2020-08-06 10:00:00
公益財団法人パブリックリソース財団が創設した「ふくしま未来基金」は、一般財団法人ふくしま未来研究会と一般社団法人ふくしま連携復興センターの協力で運営し、「未来づくり助成」「まちづくり草の根助成」の2つの助成制度を実施しております。
両助成制度は、30年後の福島がいきいきとした地域なるよう、活動を行っている団体を支援するものです。本年度は42件の応募があり、「未来づくり助成(上限300万円)」に1件(2019年度からの継続支援のみ)、「まちづくり草の根助成(上限100万円)」に10件、合計11団体(別紙参照)が選ばれました。総額で11,833,000円の助成を行う他、組織の基盤強化の支援を行います。
公益財団法人パブリックリソース財団(東京都中央区、代表理事 久住 剛)では、福島の篤志家及び地域貢献を目指す企業からの寄付をもとに、2015年2月に福島初の地域基金「ふくしま未来基金」を創設し、福島に根差して活動する市民の団体を支援しています。
この度2020年度の助成先の11団体が決定いたしましたのでご案内いたします。なお、本年度は新型コロナ感染症(COVID-19)拡大防止の観点より、助成金授与式は開催いたしません。
<基金創設者のコメント>
・一般財団法人ふくしま未来研究会 代表理事 佐藤勝三 氏
新型コロナ感染症は、福島県にも大きな影響を及ぼしています。本助成制度においても、本来は採択決定を5月に予定していましたが、大幅なスケジュール変更を行い、この度ようやく2020年度の助成対象団体を決めることができました。
新型コロナは、子どもや障がいをお持ちの方、ひとり親家庭など社会的に弱い立場の方々に大きな影響を及ぼしていると感じています。今回の採択団体の事業は、そうした人々の生活や未来の福島が、今よりもっと活き活きしたものになることを目指すものです。ぜひ1年間邁進していただくとともに、私も陰ながら応援していきたいと思っています。
<採択された団体からのコメント>
・特定非営利活動法人いいざかサポーターズクラブ(福島市) https://iizakasupporters.com/
(未来づくり助成にて採択、2019年度からの継続支援)
このたびは、ふくしま未来基金、未来づくり助成に採択をいただきまして、ありがとうございます。当法人は福島市飯坂温泉でまちづくりの事業を行う非営利団体です。本助成プログラムでは、事業の一環として行う地域資源を活用した観光プログラムの開発販売による地域活性化を目的に、事業の基盤強化のため、広報や人材育成を行い、飯坂温泉の新たな魅力を発信することで、持続的な地域力の発展に寄与します。
・ベルフォンテ(福島市)
https://tenten-f.info/
(まちづくり草の根助成にて採択)
結婚や転勤で福島に転入する女性達が暮らしやすい福島を作り、福島でいきいきと暮らす女性を増やしたい!との思いで活動を始め3年目を迎えました。3年目の活動にも助成が決定し、感謝しております。これまでもご支援いただいた2年間の活動実績と300名の転入女性コミュニティを基に、地域や企業とwin-winになる関係づくりに発展させ、自走に向けた基盤を作っていきます。
当基金は、今後さらに福島の未来づくりを加速していくため、県内外からの企業、個人の皆様のご寄付を募っています。
<参考情報>
・助成事業の概要
未来づくり助成 :
300万円を上限とする助成金 、財務会計専門家派遣、経営支援者派遣(上限50万円年)、研修の実施、原則として2年間の継続助成 将来にわたり活動を継続し、福島を支える中核団体となる可能性のある団体を対象とする。法人格の「種類」を問わない。
まちづくり草の根助成 :100万円を上限とする助成金、財務会計専門家派遣、組織診断の実施、研修の実施、原則として単年度助成 市民が自発的に活動する民間非営利団体。法人格の「有無」を問わない。草の根の団体やボランティア団体も対象とする。
・応募状況
(1) 募集期間 2020年3月1日~4月5日
(2) 応募総数 42件(未来づくり2件、まちづくり草の根40件)
※未来づくり助成は2019年度からの継続申請のみ
・審査委員会 開催日
未来づくり助成 継続審査会 2020年5月26日(火)
まちづくり草の根助成 一次審査会 2020年7月6日(月)
二次審査会 2020年7月29日(水)
※ 上記2つの助成プログラムの審査会日程が別日設定となっているのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止によるものです。
・採択団体
<2020年度採択団体:未来づくり>
特定非営利活動法人いいざかサポーターズクラブ
※2019年度からの継続助成
助成金額:\3,000,000
助成対象事業名:体験アクティビティの拡充
摺上川ダムのほか福島市周辺の自然景観を活用した新たな観光アクティビティ「カヤックツアー」等の拡充の為、専従インストラクターとして雇用した常勤職員を養成し、2年間で申込受付期間を1週間から前日に短縮することで、福島市飯坂温泉を中心に福島県北地域の関係交流人口を拡大する。
<2020年度採択団体:まちづくり草の根>(五十音順)
いわき・双葉の子育て応援コミュニティcotohana
助成金額 ¥1,000,000
助成対象事業名:双葉郡の子育てWEBメディア「コトハナオンライン」事業
cotohanaのWEBメディアを整備し、運用する。WEBで扱う情報は①双葉郡で子育てする女性・男性向けのお役立ち情報、②双葉郡で子育てする家庭の実態を伝えるもの、③双葉郡での子育て・暮らしにおける課題の検証、解決への提案、この3つを中心とする。情報を伝える記事の編集業務には、双葉郡で子育てする女性または男性を積極的に登用し、当事者の目線での情報を発信する。
特定非営利活動法人0073(おおなみ)
助成金額:¥1,000,000
助成対象事業名:農業6次化による大波から接続可能な社会づくり(SDGs)への挑戦
昨年から干し芋の加工・販売がスタートし、米とさつまいも栽培という2つの大きな農家収入の柱を作り、徐々にさつまいもの生産量を増やしていく計画ではありましたが、新規就農の18歳の若者が4月から大波に移住してきたことで、さつまいもを使った新商品開発が急務となり、プロジェクトを始動することとした。 現在のやり方での干し芋加工能力は1シーズン、10トンのため、来年のさつまいもが収穫される前に、新商品の開発を行い、販路等の調査を実施する。
認定特定非営利活動法人キャリア・デザイナーズ
助成金額:¥1,000,000
助成対象事業名:生きづらさを感じているニート・ひきこもりの社会包摂プロジェクト
生きづらさを感じているニート・ひきこもりが、地域の人達と一緒に活動をすることで温かい交流をし、彼らの社会包摂をしながら、安心して社会参加すること、働くことの楽しさを感じること、自己肯定感が向上することを図りながら、将来的な就労自立に向けて一歩を踏み出せるよう支援を行う。
特定非営利活動法人子育て支援コミュニティプチママン
助成金額:¥953,000
助成対象事業名:すこやかふくしまキッズプログラム事業(課題解決)
郡山地域の未就学児(一部小学低学年含)とその保護者を対象に、子どもたちの健やかな心身の発達を目的とし、むし歯予防や適切な食事・運動などの周知活動を行い、その中でハイリスク層や通院忌避層へは通院支援・フードバンクの活用・必要な福祉サービス情報の提供などの個別対応・支援を多機関連携により実施していく。
特定非営利活動法人しんせい
助成金額:¥600,000
助成対象事業名:「しんせいの今」を伝え持続可能なしくみをつくる活動
原発事故から9年。例え故郷に帰れなくとも「ここ(郡山市)には誇りある私の仕事がある」と避難障がい者が胸を張って言うことが出来るよう福祉農園をスタートした。この状況を支援者に広く伝え応援を担保し、復興事業に頼らずとも活動を続けることができる持続可能なしくみをつくる活動。
しんちの子育て考え隊
助成金額:¥600,000
助成対象事業名:冒険ひろば ~遊びが子どもの強い心を作るプロジェクト~
子育てに関わる人たちと子どもたちの笑顔に繋がる活動をしていく。子どもたちは地域の大人と一緒に体験・経験をすることで強い心を作っていく。地域の人との関わりから地域・福島が好きな子どもたちを育てていく。
特定非営利活動法人野馬土
助成金額:¥780,000
助成対象事業名:みどりのふるさと発信 農家の種をまくプロジェクト
避難指示解除を受け、ふるさとの産業を取り戻そうと奮闘する地域で、就農を目指す若者を受け入れ、共に成長していくための基盤づくりと、スタッフ育成。魅力的なプログラムと、関心層に届きやすい効果的なPRを通じ、多くの若者に「農家になる」という選択肢を増やし、地域に賑わいと希望を取り戻す取り組み
一般社団法人福島県助産師会
助成金額:¥1,000,000
助成対象事業名:妊娠期からの子育て支援事業
妊娠期から母体の変化や胎児との関わりを通して育児が始まっていることや、出産直後の生活の変化などを妊娠中から知ることで、出産後に起こりうる不安や悩み、ストレスの軽減をはかるとともに、スムーズに相談機関と繋がることができるよう、以下の内容による事業を実施する。
① プレママ・プレパパを対象とした「妊娠期からの子育て講座」の実施。
② 子育て支援センターと協同で、「妊娠期からの子育てサロン」の実施。
③ 冊子「妊娠期からの子育て」作成と配布。
ベルフォンテ
助成金額:¥1,000,000
助成対象事業名:転入女性が暮らしやすい福島づくりプロジェクト
パートナーの転勤や結婚により福島に転入した女性を対象として、地域と繋がる機会、仲間づくりや地域の情報交換をする場を創出し、転入女性に新しい働き方を提案する。これにより転入女性が暮らしやすい環境を作り、さらには地域とWin-Winの関係となるいい循環が生まれる環境を作る。
ポレポレ-ねうぼらふくしま-
助成金額:¥1,000,000
助成対象事業名:子育て家族の孤立予防、母親支援を行う団体の組織基盤構築事業
①法人化プロジェクト
②ホームページ作成運用プロジェクト
③パンフレット作成、配布プロジェクト
④促販商品開発プロジェクト
<公益財団法人パブリックリソース財団とは>
パブリックリソース財団は寄付推進の専門機関として、寄付者(企業・個人)の希望に沿ったオリジナル基金の創設、NPO・社会的事業体の寄付適格性評価、遺贈の推進等、人生を豊かにする寄付、未来を切り拓く寄付の仕組みづくりに取り組んでいます。
<一般財団法人ふくしま未来研究会とは>
「ふくしま未来研究会」は、福島市を元気にする活動をサポートする一般財団法人です。こうした活動を行う個人や団体を支援・助成することを目的として、2013年に設立されました。
<一般社団法人ふくしま連携復興センター>
ふくしま連携復興センターは、東日本大震災に伴う被災した地域および被災者自身の自立的な復興を目指し、様々な支援のコーディネートやネットワークづくり、情報提供・情報発信、事業連携・協働推進を支えるべく活動しています。
提供元:valuepressプレスリリース詳細へ
プレスリリース情報提供元:valuepress
スポンサードリンク
「公益財団法人パブリックリソース財団」のプレスリリース
「その他サービス」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 『クリスマスの約束2024』12月25日(水)よりU-NEXTにて見放題配信!放送開始から24年―小田和正が数々のアーティストたちと共に紡いできたクリスマス恒例のスペシャルライブついにフィナーレ!12/27 01:15
- 「東方LostWord」最新MV楽曲reche × ZYTOKINEによるネクロファンタジアのアレンジ「DOUBLE BIND」を発表!年末年始のイベントも12/26 21:00
- おしゃれなデジタル年賀状で始める「年賀状じまい」。2025巳年版「年賀状じまい」専用デザインを無料公開12/26 21:00
- タレント、ブランドプロデューサーのpecoさんを招いた学生自治会によるトークショーに在学生300名以上が参加12/26 20:05
- 東京医科大学・熊本大学の共同研究チーム「サイトカインストームを回避する新たなCAR-T細胞療法 補助刺激受容体2B4を用いたCARの基盤研究」 〜新たな免疫チェックポイント療法やCAR-T細胞療法への応用に期待〜12/26 20:05
- 最新のプレスリリースをもっと見る