ISACAがCOBIT 5 for Assuranceを公表

新ガイドで企業による事業関連の査定を支援

（米イリノイ州ローリングメドーズ）- （ビジネスワイヤ） -- ITプロセスとIT管理に対する信頼の確立は重要ですが、パートナー企業にとって監査と保証のプロセスは往々にして悩みの種でもあります。企業は、保証プロセスがリソースを消費し、業務の遅れや負担の増加の要因となる一方で、その目標自体はよく理解できないと感じています。ISACAの新しいCOBIT 5 for Assurance（COBIT 5保証）はこの隔たりを埋めるため、保証業務を企業や技術パートナーが理解できる“共通語”によって分かりやすくし、審査目標と事業目標を直結させます。世界的に認められているCOBIT 5フレームワークを基にしたCOBIT 5 for Assuranceは、保証評価の計画や実施において、企業、ITプロフェッショナル、保証業務のプロフェッショナルを共通のアプローチを中心にまとめる実践的なガイダンスを提供します。

COBIT 5 for Assuranceは企業が効率的・効果的なIT保証業務を実現する助けとなるため、企業は自社が従っているプロセスとリスク管理の方法に安心を持つことができます。このフレームワークは、国際的に認められた保証に関するアプローチに基づいて明確な道筋を提供します。

CISAの発行物開発チーム議長で、バイアコムのIT監査担当副社長を務めるトニー・ノーブルは、次のように述べています。「企業はCOBIT 5 for Assuranceを使い、COBIT 5が持つ一貫性、仕組み、コンテキスト、用語の恩恵を受けることができます。保証業務のプロフェッショナルが、情報とテクノロジーの価値を最大化するために企業やITマネジャーと同じフレームワークに基づいて評価を行うと、関係者全員が共通の言葉を使用し、共通の目標を持つことになります。」

COBIT 5 for Assuranceは社内・社外の監査員、監査委員会、規制当局、そして取締役会や経営管理者のために策定されています。変更管理、リスク管理、BYOD（個人所有デバイスの業務利用）に関する監査・保証プログラムの例を提供しています。この最新ガイドはCOBIT 5の発行物シリーズの一部を成すもので、同シリーズにはCOBIT 5 for Information Security（COBIT 5情報セキュリティー）も含まれます。

ISACAの国際プレジデントとダウ・ケミカルのベンチャー・事業開発部門グローバルビジネス金融担当ディレクターを務めるGreg Grocholski（CISA）は、次のように述べています。「情報および技術のガバナンスと管理は、広範で複雑なテーマです。COBITは情報システムの特定領域について、効果的で使いやすく当を得たビジネスガイダンスを提供し、その複雑さを軽減する上で役立ちます。COBIT 5 for Assuranceは、この重要なビジネスフレームワークを保証に特化した視点で提供するもので、COBIT 5の実証済みの組織的なアプローチを利用して、監査と保証に関するガイダンスへの強い要望に対応できるように構成されています。」

ISACAのCOBIT 5は、企業の情報および技術のためのガバナンスと管理のビジネスフレームワークです。世界で広く受け入れられてきた原則、プラクティス、分析ツール、モデルが用意されており、企業とITリーダーは、自社の情報・技術資産に対する信頼とその価値を最大限に高めることができます。

COBIT 5 for Assuranceはwww.isaca.org/cobit5forassuranceで購入できます。COBIT 5フレームワークは無料でダウンロードできます。

ISACAについて

世界180カ国の会員10万人で構成されるISACA^®（www.isaca.org）は、情報システムの保証とセキュリティー、ガバナンスとリスク管理に関する知識を提供し、資格認定とアドボカシー活動を行う世界的な組織です。

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