タグチ工業が鳥取県大山町に最大規模の自社工場を来春竣工 建機アタッチメントの生産体制を増強<タグチ工業 大山工場竣工及び、新工場設備について>

プレスリリース発表元企業:株式会社タグチ工業

配信日時: 2020-07-17 09:00:00

建設機械アタッチメントメーカーの株式会社タグチ工業(本社:岡山県岡山市、代表取締役:田口 裕一)は、更なる生産能力拡大を図るべく、2021年4月、鳥取県西伯郡大山町に「タグチ工業 大山工場」を竣工いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/215707/LL_img_215707_1.jpg
タグチ工業 大山工場 外観(パース)

タグチ工業 大山工場は、当社製品の製造工程の中でも特に厚板加工を主とする厚板加工専門工場です。解体需要、インフラ整備、災害対応などによる圧砕機の需要に応えるべく、より効率的な生産体制を確立いたします。
今回の新工場では、広くまとまった床面積を確保し、厚板専用の溶断機と鉄板加工の工作機械を同じ工場内に設置いたします。より効率の良い生産体制の確立で納期短縮及び生産能力増強を図り、当社製品のシェア拡大を目指します。投資額は総額約20億円。工作機械なども新規導入を予定しています。


【厚板加工に注力する理由】
油圧ショベル用のアタッチメントは、作業効率向上のための軽量化と同時に、極めて高いレベルでの強度の確保が求められます。そこで当社ではアタッチメントの本体部分など重要なパーツの作成において、溶接で接合・一体化させるのではなく、強度的に不要な部分を算出して、厚い一枚の鉄板から加工機で削り出す工法を採用しています。この厚板加工によって、タグチ工業のアタッチメントは格段に優れた強度と精度を実現しているのです。


【株式会社タグチ工業 大山工場】概要
<名称>
株式会社タグチ工業 大山工場(仮称)

<所在地>
鳥取県西伯郡大山町高田字河原畑(所在地詳細未定)

<主要設備>
鋼板溶断機、溶接機、加工機(横型マシニングセンタ主)、塗装ブース、天井クレーンなど

<敷地・延床面積>
敷地面積 :10,354.28平方メートル(3,129.45坪)
延床面積 :9,010.26平方メートル(2,725.60坪)
建築面積 :8,630.18平方メートル(2,610.63坪)
完成予定 :2021年4月

<製造予定のアタッチメント>
厚板が用いられるタグチ製品の部品加工を担います。


■厚板使用のアタッチメント一例(ガジラ大割機D、ガジラ小割機、グラスパー)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/215707/LL_img_215707_2.jpg
解体用大割圧砕機 ガジラ大割機D
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/215707/LL_img_215707_3.jpg
コンクリート圧砕機 ガジラ小割機
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/215707/LL_img_215707_4.jpg
油圧ショベル用つかみ機 グラスパー
<導入予定の溶断工程と加工工程設備>

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/215707/LL_img_215707_5.jpg
タグチ工業 大山工場導入予定の厚板溶断機
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/215707/LL_img_215707_6.jpg
タグチ工業 大山工場導入予定の工作機械

■会社概要
商号 : 株式会社タグチ工業
代表者 : 田口 裕一
所在地 : 岡山市北区平野561-1
設立 : 1962年(昭和37)4月
事業内容: 建設機械アタッチメント、各種機械の設計・製作
URL : https://www.taguchi.co.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press