住江織物、グループ経営の国際化に対応するため連結管理ツールをオラクルのクラウドで構築

プレスリリース発表元企業:日本オラクル株式会社

配信日時: 2020-07-14 12:00:00

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 最高経営責任者:ケネス・ヨハンセン)は本日、インテリア事業および自動車・車両内装、機能資材事業を手がける住江織物株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:吉川一三)が、海外を含む多拠点の業績管理情報を可視化し、迅速な経営判断を実現する目的で、オラクルのクラウド型経営管理ソリューションである「Oracle Cloud Enterprise Performance Management (EPM) 」を採用し、月次連結管理を実現する仕組みを構築、稼働したことを発表します。



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News Release

住江織物、グループ経営の国際化に対応するため連結管理ツールをオラクルのクラウドで構築
「Oracle Cloud EPM」の採用により、国内外の業績管理情報を可視化し、迅速な経営判断を支援

2020年7月14日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 最高経営責任者:ケネス・ヨハンセン)は本日、インテリア事業および自動車・車両内装、機能資材事業を手がける住江織物株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:吉川一三)が、海外を含む多拠点の業績管理情報を可視化し、迅速な経営判断を実現する目的で、オラクルのクラウド型経営管理ソリューションである「Oracle Cloud Enterprise Performance Management (EPM) 」を採用し、月次連結管理を実現する仕組みを構築、稼働したことを発表します。

住江織物は1883年に創業したテキスタイルメーカーであり、健康、環境、リサイクル、快適さを基本理念に掲げ、同グループならではのオンリーワン製品を提供しています。事業規模も継続して拡大しており、アメリカやメキシコ、中国、タイなど7カ国に14拠点を設立しています。こうした海外での急速な事業拡大に伴い、グループの業績管理体制に課題を有していました。

具体的には、経理スキルの高い管理系人材の配置が十分でない拠点があったほか、各拠点のシステムが統一されていないこと等から、リアルタイムの情報収集や経営層への報告に脆弱性がありました。そこで同社では、中期3カ年経営計画2020において企業ガバナンスの再構築をテーマの1つに掲げ、その一環として月次連結による業績管理を実現する管理会計システムの構築を図りました。その基盤として、住江織物は「Oracle Cloud EPM」を採用しました。

「Oracle Cloud EPM」を採用したポイントは次のとおりです:


表計算ソフトのようなユーザー・インターフェイスが実現されており、利用者の操作が容易
初期投資を抑えた導入と短期間での構築が実現でき、運用負荷が軽減
管理対象の将来的な拡大の可能性に備え、柔軟な拡張が可能


従来、連結ベースの業績管理は、期ずれを許容する日本基準の四半期連結決算のデータを活用していたため、月次での確認はできておらず、セグメント内の製品・品種などの連結ベースでの採算性確認も困難でした。今回の「Oracle Cloud EPM」を利用した新たな管理会計システムの稼働により、目標として定めた日までに各拠点が自ら入力を行って月次連結を実現する基盤が整うとともに、期ずれを解消した事業セグメント連結や個社レポートといった分析レポートの作成が可能になりました。事業セグメント連結では、セグメント内の製品品種別の簡易連結も行い、ROA(Return On Asset:総資産利益率)やCCC(Cash Conversion Cycle:キャッシュ・コンバージョン・サイクル)、在庫回転率などの指標も盛り込み、各事業のKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)や業績を横並びで視覚化することにより、事業採算性と資金効率性を評価します。また個社レポートでは、各子会社の予算実績分析や、製品品種レベルでの採算性に関する情報を各子会社に提供し、現地経営者のより適切な意思決定をサポートしていきます。

今後は「Oracle Cloud EPM」が提供する柔軟で多様な軸による分析機能を最大限活用し、効率的な経営を実現していきます。

なお本システムは、会計・生産・営業・IT・人材強化など経営課題の解決を企画立案から実行定着支援まで手掛けるアットストリームコンサルティング株式会社が構築支援を行いました。

本発表に向けたお客様からのコメント:

「『Oracle Cloud EPM』を採用したことにより、月次連結による業績管理を実現し、グループ経営の高度化に向けた取り組みを推進することが可能になりました。経営層からも、グラフで視覚化されたことで非常に分かりやすいと評価を受けており、将来的な投資の選択と集中による事業ポートフォリオの最適化にも役立つと考えています。今後も『Oracle Cloud EPM』を最大限活用し、経営陣の意思決定を支援していきます。」
住江織物株式会社 管理本部グローバルプロジェクト室部長 滝 順子 氏

日本オラクルについて
人々が、新たな方法でデータを捉え、知見を導き出し、無限の可能性を得ることをミッションにしています。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
オラクルについて
Oracle Cloudは、セールス、サービス、マーケティング、人事、経理・財務、製造などを網羅する広範なアプリケーション群、「Oracle Autonomous Database」に代表される、高度に自動化され、高いセキュリティを備えた第2世代インフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 斉藤
Tel: 03-6834-4837/ Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
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