医薬品売上高、世界第2位の中国市場 人件費の安さ、大規模な消費環境などの利点からも中国国内での開発・製造受託機関の需要は拡大

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-07-08 14:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「バイオ医薬品受託製造の中国市場:2020年~2030年」 (ROOTS ANALYSIS) の販売を7月8日より開始いたしました。

中国は世界人口の約18%を占めています。調査によると、中国の医薬品市場は年間医薬品売上高では世界第2位であり、全体の10%以上を占めると推定されています。これまでに、中国では25種類以上の生物製剤およびバイオシミラー製品が承認されています。また、現在、この地域では、生物学的製剤やバイオシミラーを対象とした1000件近い臨床試験が実施されています。パイプラインの拡大に加え、バイオ医薬品に対する需要の高まりから、業界関係者は有能な開発・製造受託機関(CDMO)や製造受託機関(CMO)の助けを借りることを余儀なくされています。安価な人件費、国内の大規模な消費環境への利便性、規制環境が比較的厳格でない、などの利点から、いくつかの企業は中国に拠点を置く受託サービスプロバイダーとの提携を希望しています。

現在、中国のバイオ医薬品受託製造市場には、大企業、中堅企業、中小企業が混在しており、中には開発・臨床試験サービスから商業生産、規制当局へのコンサルティングに至るまで、エンドツーエンドのソリューションを提供する企業もあります。さらに、中国のCMOは、より多くの外国人顧客を惹きつけ、競争環境の中で優位に立つために、製造関連の機能と能力を積極的に拡大しています。これにより、パートナーシップの確立や戦略的買収が行われています。

中国での新型コロナウイルスの発生は、世界の医薬品・バイオ医薬品のサプライチェーンの混乱や減速をもたらしています。短期的には、世界の受託製造市場、特にロックダウンを選択した国々に大きな影響を与えると予想されています。しかし、長期的には、COVID-19パンデミックが収束した後、バイオ製薬企業が通常業務を再開すると予想されることから、業界の成長見通しには引き続き強気です。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/root933274-china-biopharmaceutical-contract-manufacturing.html

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