「おいしい小説文庫」OPEN!おいしい物語、召し上がりませんか?
配信日時: 2020-06-20 11:30:00
面白さ、三ツ星。腕によりをかけた絶品シリーズはじめます。
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「食」に関する新レーベル「おいしい小説文庫」が創設されました。非日常の今だからこそ、食小説を通じ、皆様の心に彩りを添えられたら――。そうした思いのもと、立ち上げたレーベルです。レシピ、グルメ、レストランなど食に特化した小説を、3か月ごと刊行していきます。
「おいしい小説文庫」の初代アンバサダーは、女優/創作あーちすと・のんさん。日常としての「食」と関連して、「楽しさ」「ワクワク」「キラキラ」を表現できる方として、 のんさんは、余人をもって代えがたい存在であると考えました。
こちらは「おいしい小説文庫」初代アンバサダーに就任した、のんさんからのコメントです。
「映画『この世界の片隅に』に声優として参加させていただいて、食べる幸せを改めて実感しました。そして、物語の中に出てくる食べ物には不思議な魅力がある。食べた事のある料理でも、妙に美味しそうに思える。 初代アンバサダーとして、食の楽しさを発信していけたらと思います」
創刊ラインナップはこちらの3作品になります!!
ふんわり料理男子の、癒しの魔法レシピ!
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中原温人(なかはら・はると)は社会人四年目の少女マンガ編集者。
いちばんの楽しみは、恋人のたんぽぽさんに美味しいごはんを作ってあげることだ。優しさと思いやりがたっぷり詰まった料理は、食べた人の心のほころびを癒していく。
仕事のトラブルに涙する姉に振る舞ったのは甘くとろける肉じゃが(第一話「肉じゃがよりも優しく」)。
スランプに陥ったマンガ家には、秘密の調味料を忍ばせた特製きのこパスタ(第二話「きのこパスタは戦わない」)。
イケメンのくせに恋愛ベタな友人には、複雑な食感の山形のだしを(第三話「山形のだしエクスプレス」)。
読めば大切な人とごはんが食べたくなる、心の空腹も満たす八皿。
どうぞ召し上がれ。
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【著者プロフィール】
武内昌美(たけうち・まさみ)
1985年「フラワービッグポケッツ」掲載の『涙の向こうにONLY YOU』でマンガ家デビュー。その後、ジュニア向け小説も執筆。代表作に「いじめ」シリーズノベライズなど。一般文芸を手がけるのは本作が初。
脳髄に届く快感! 青春かき氷エンタメ!
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大学生の高崎陶子は、亡き母・杏子と一度だけ食した幻のかき氷「日進月歩」を探していた――。
羽根のように軽く、艶やかなシロップをまとった“究極の味”との再会は、三年を費やしても叶わず、「氷の月光伯」という異名まで持つ有名かき氷マニアの恋人にもフラれてしまう。
そんな折、脱サラして喫茶店を切り盛りする父・大輔が、かき氷の聖地・奈良で行われるコンテストに出ると言い出した。最初は乗り気ではなかった陶子だったが、大学でかき氷サークルに所属する友人・瑞希に巻き込まれ、父とコンテストに出場することに。
かき氷激戦区・大阪の名店を食べ歩き「日進月歩」を超える味を手に入れようとするが・・・。
読めば必ずかき氷が食べたくなる!
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【著者プロフィール】
佐久そるん(さく・そるん)
1975年大阪府生まれ。2014、2015年に創元SF短編賞で最終候補。2019年「氷と蜜」が第1回日本おいしい小説大賞最終候補作に選出される。2020年、同作を改稿し、デビュー。
今、売れています! 美味しいミステリー最新作!
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料理雑誌に掲載されている、「食捜します」の一行広告。食にまつわる心に秘めた想いを胸に、依頼人がたどり着くのは、京都にある看板のない食堂。店主の鴨川流と娘のこいしが、再現された思い出の料理で温かく迎えます。
認知症の父が母と一緒に食べたというビフテキ、幼馴染みの母親が作ってくれた春巻、後悔が詰まったチキンライス、亡き夫が食べたがっていた五目焼きそば、料理人を目指す原点になったハムカツ、料理をしない父がめずらしく作ってくれたちらし寿し・・・。
悩むことがあれば、ぜひ当店へお越しください。
京都発、大人気美味しいミステリー第七弾!
今作では、流と深い関わりのある“あの人”との過去も明らかに!?
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【著者プロフィール】
柏井 壽(かしわい・ひさし)
1952年京都府生まれ。テレビ番組や雑誌の京都特集で監修をつとめる。小説作品に『鴨川食堂』シリーズなどがある。エッセイ作品も『極みの京都』『日本百名宿』『ぶらり京都しあわせ歩き』『グルメぎらい』など多数発表している。
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