エムティーアイ、海運事業を手がける「ONE」のAgile体質への変革を支援
配信日時: 2020-06-11 13:03:26
~デジタル人材の育成と体制の実現に向けAgile開発チームとノウハウを提供~
株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏、以下「当社」)は、世界最大級の超大型コンテナ船31隻を含む224隻の船隊を運航し、世界120カ国を超える広範囲なネットワークを構築するOcean Network Express Pte. Ltd.(本社:シンガポール、代表取締役社長:Jeremy Nixon、以下「ONE」)の、自社におけるシステム開発部門の運用とデジタル人材育成を支援するパートナー企業として採用されました。
本取り組みは、当社が時代の変化に合わせて磨き上げてきた、システムやソフトウェア開発に必要なLean & Agile※のプロセスやノウハウ、またサービス開発・運用を行うメンバーを提供することで、ONEの開発体制を整え、持続可能な技術力や組織、そして文化を共に作り上げ、ONEのデジタル人材の育成と開発体制の変革を支援します。
[画像: https://prtimes.jp/i/2943/721/resize/d2943-721-798076-0.jpg ]
◆累計200以上のアプリを開発・運営!時代の変化とユーザーニーズに対応するエムティーアイの体制と文化
当社は、1996年の創業以来、累計200以上のモバイルコンテンツの開発・運営を手掛けてきました。仮説と検証を繰り返し高速でプロダクト開発を行うLean & Agileの手法を活用した自社開発により、時代の変化に即したサービスの提供と、常に価値と品質の向上を実現することができる文化・組織が形成されています。20年以上に渡り、エンターテインメントからヘルスケア、FinTech、B to CからB to B向けまで、幅広い多様なサービスを提供することで、人々の生活をより豊かに便利にする新たな価値を提供し続けています。
◆デジタル化を進める上で企業が直面する課題を、エムティーアイDXラボで解決!
当社が100社以上へ調査をした結果、企業がデジタル化を推進する上で共通の課題が生じることがわかりました。システム開発を外部へ委託することによるスピード感の欠如やコストの高さ、そして委託先であるシステムベンダーにのみノウハウが蓄積され自社でナレッジを貯めて活用することができないことが生じています。また、古い体質や長年積み上げられてきた文化が、企業のデジタル変革への障壁となっているという課題も多くあげられました。
このような課題を解決するため、当社では顧客目線のプロダクト開発のノウハウやプロセス、そして組織文化を提供することで企業の生産性を向上させる「エムティーアイDXラボサービス」を展開しています。本サービスは、当社の企画者・デザイナー・開発者などの多様なメンバーと、クライアントの社員も参加した合同チームを形成し、クライアント企業のサービス改善や新規サービス開発への挑戦をサポートし、企業やプロジェクトが抱える課題を共に解決していくことで、変化の激しい時代を生き抜く体制づくりを実現します。
◆エムティーアイ×ONEで合同チームを形成!Agile開発の文化を醸成しONEの開発部門の変革を支援
今回、当社が長年培ってきたモバイルコンテンツの開発・運営の実績や、人的資源だけではなくLean & Agileの手法を用いた開発が可能な技術・文化までも提供する姿勢が評価され、ONEにおけるシステム開発部門の運用体制の変革や、文化の醸成とデジタル人材育成を支援することが決定しました。
本取り組みでは当社とONEの社員が合同チームを形成し、当社メンバーからシステムやソフトウェア開発に関するコーチングを実施しながら、アプリケーションなどを協働で開発していきます。その過程の中で、技術などのナレッジを蓄積し、ノウハウを習得したONE社員がさらに自社内へ共有を行うことで、開発のできる人材の育成を進めます。
その結果、ONE社内でAgile開発を行う上で必要な体制と文化が根付き、時代やニーズの変化に素早く対応した開発が可能な組織の構築を目指します。
当社では今後、サービスやシステム構築の受託開発に留まらず、価値のあるサービスを品質高く、素早く実現するAgile開発が可能な文化・組織形成のノウハウやプロセス、メンバーを社外へ提供することで、企業の生産性の向上を支援するコンサルティングサービスの展開とイノベーションを生み出し、企業のデジタル変革を推進していきます。
≪ONEについて≫
Ocean Network Expressは2017年7月7日に、川崎汽船、商船三井、日本郵船の3社で定期コンテナ船事業を統合し設立されました。事業運営会社の本社をシンガポールに、その地域統括拠点を香港、シンガポール、英国、米国、ブラジルにそれぞれ設立し、2018年4月にサービスを開始し、船隊規模は159万TEU、世界6位(2020年1月時点)となっています。世界最大級の20,000TEU型船に代表される超大型コンテナ船を含む224隻の船隊を運航し、世界120ヵ国を超える広範囲なネットワークを構築しています。
ONEの詳細はhttps://www.one-line.com/ja/をご覧下さい。
※Agileとは、システムやソフトウェア開発において、迅速かつ適応的に小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めていく、プロジェクト開発手法のひとつです。従来の開発手法に比べて開発期間が短縮されることから、アジャイル(素早い)と呼ばれています。Leanとは無駄を排除することを意味し、最小の労力で最高のパフォーマンスや質の高いプロダクト開発を行うためにプロセス管理を徹底して効率的に行う開発手法を指します。これら2つが組み合わった開発手法をLean & Agileと呼んでいます。
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