東急リバブルとNEC、AI技術を活用した区分マンション投資に対するマッチングシステムの開発に着手
配信日時: 2020-06-11 12:00:00
TOKYO, Jun 11, 2020 - ( JCN Newswire ) - 東急リバブル株式会社(代表取締役社長:太田 陽一、本社:東京都渋谷区、以下 東急リバブル)と、日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:新野 隆、本社:東京都港区、以下 NEC)は、AI技術を活用して投資用区分マンションと購入希望のお客様を繋ぐマッチングシステムの開発に着手しました。本システムは、本年11月の稼働開始を予定しています。
現在の高度な情報社会においては、不動産取引に対するお客様のニーズも多様化しており、さらに高齢化社会における老後資金の確保などを目的とした不動産投資ニーズは高まっております。
東急リバブルでは、2014年に主に東京23区を対象とする投資用区分マンションを専門に扱うチームを創設し、5年を超えるコンサルティング活動を行ってまいりました。そこで蓄積された実績とノウハウをベースに、お客様に投資用区分マンションを推奨(レコメンド)しマッチングするシステムを開発するに至りました。
様々な投資マーケットにおけるサポートツールが進化する中、不動産投資分野においても、本システムのAI技術によって個々のお客様にパーソナライズされた高品質な情報を、営業担当者を通じて迅速に提供することが可能となります。また購入希望のお客様にとっては、よりフィットした物件情報の中から投資対象を選択することが可能となります。
なお、東急リバブルとNECは、東急リバブルが保有する物件データ(築年数、利回り、駅距離など)や顧客データ(希望条件や資金計画など)に基づき、AI技術を用いて物件のおすすめ度をスコア化する予測モデルの開発に成功し、これを評価した結果、営業担当者が行う物件選定と遜色ない高精度なモデルであることも確認されております。
本システムには、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE(注1)」の1つである「異種混合学習(注2)」などの機械学習技術を活用しております。「異種混合学習技術」は、多種多様なデータの中から精度の高い規則性を自動で発見し、その規則に基づいて状況に応じた最適な予測を行うとともに、予測結果の根拠まで説明可能なホワイトボックス型AIであるため、従来人手では困難であった複雑な分析についても高精度で解釈性の高い予測結果を得ることが可能となります。
東急リバブルは、AIによる本システムを導入することで、より多くのお客様にスピーディかつパーソナライズされた物件情報をお届けするとともに、より快適な不動産投資の機会を提供するためのデジタル化やカスタマーエクスペリエンス(CX)向上に取組んでまいります。
NECは、今後もAI技術をはじめとする先進ICTを活用した製品・サービスを提供することで、企業の競争力向上や業務効率化、顧客満足度向上などに貢献していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202006/20200611_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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