体外診断 (IVD) の市場規模、新型コロナの影響で2020年は縮小予測も2025年には779億米ドル到達予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-06-05 18:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「体外診断 (IVD) の世界市場に対する新型コロナウイルス感染症 (Covid-19) の影響:技術別 (PCR、NGS、ELISA、迅速検査、血液検査、止血検査、臨床化学、微生物検査、尿検査)・エンドユーザー別・地域別の将来予測 (2025年まで)」 (MarketsandMarkets) の販売を6月5日より開始いたしました。

体外診断(IVD)市場規模は、2020年には617億米ドル、2025年には779億米ドルに達し、2020年から2025年の間に4.8%のCAGRで成長すると予測されています。COVID-19パンデミックによる体外診断用製品の需要は、主にPCR、NGS、血清学に基づくラピッドテスト製品の需要の急増、製品開発・商業化のための支援を伴った規制環境、対象となる患者数の急増などの要因により拡大すると予想されています。市場参加者は現在の製造・販売能力の改善・強化、および製品の商業化・改良に注力することが求められています。

PCR分野が最大シェアを占める

技術別に見ると、体外診断市場はPCR、NGS、ELISA、迅速検査、臨床化学、血液学、止血、尿検査、微生物検査などに分類されています。2020年上半期の世界の体外診断市場では、PCR部門が最大のシェアを占めると予想されています。効果的かつ早期の患者の検査を重視する世論の増加、主要企業による新規COVID検査設備の継続的な商用化、供給網の弱点に対処するための主要企業の早期の取り組み、行動の制御や新しい習慣の標準化などの要因が、このセグメントの成長を牽引しています。

2020年の体外診断市場では米国が最大のシェアを占める

2020年上半期の体外診断市場では、米国が最大のシェアを占めると予想され、欧州がこれに続きます。これは、革新的な診断薬の継続的な商用化と遺伝子・免疫測定をベースとした製品の進歩、遺伝子バイオマーカーの最近の発見と免疫測定検査における臨床的役割、政府の支援を伴った政策と新規製品開発の重視、ターゲットとなる患者層の大幅な拡大に起因していると考えられます。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama936015-covid-19-impact-on-ivd-vitro-diagnostics-market-by.html

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