産官学で津波対策を考える。「津波避難シンポジウム」を開催 ~基調講演には津波研究の第一人者 東北大学の今村文彦教授~
配信日時: 2013-05-09 11:00:00
株式会社構造計画研究所は、2013年5月31日(金)に東京大学伊藤国際学術研究センターにおいて「津波避難シンポジウム ~シミュレーションの活用を考える~」を開催いたします。
ニュースリリース
報道関係各位
産官学で津波対策を考える。「津波避難シンポジウム」を開催
~ 基調講演には津波研究の第一人者 東北大学の今村文彦教授 ~
株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長 CEO:服部正太)は、2013 年5 月31 日(金)に東京大学伊藤国際学術研究センターにおいて「津波避難シンポジウム ~シミュレーションの活用を考える~」を開催いたします。
東日本大震災における甚大な被害を受け、内閣府から南海トラフ巨大地震の被害想定が発表されるなど、沿岸部での津波対策や避難計画の策定が急務の課題となっています。
構造計画研究所は、「大学、研究機関と実業界とをブリッジする総合エンジニアリング企業」として、プライベートイベント“KKE Vision”の開催など、学問知・工学知を社会につなげるための様々な取り組みを続けてまいりました。
今回はその永年の取り組みの一環として、国・自治体をはじめとした沿岸域での津波対策を検討されている方々を対象に、「津波避難シンポジウム ~シミュレーションの活用を考える~」を開催いたします。シミュレーションの活用をキーワードとして、当社の津波避難に対する取り組みをお伝えするとともに、各学術分野における専門家や地域防災の有識者の方々より、今後の津波避難のあり方についてご講演・ご討論いただきます。
基調講演には、津波研究の第一人者である東北大学 教授 今村 文彦 氏をお招きし、東日本大震災の教訓を踏まえた津波被害低減のための最新の研究成果についてご講演いただきます。
また、東京大学地震研究所 教授、巨大地震津波災害予測研究センター初代所長の堀 宗朗 氏より、災害時の避難計画の方向性の一つとして、世界有数のスーパーコンピュータである京計算機による地震時の群衆避難シミュレーションの現状を、実際の都市をモデルとした事例も交えながらご紹介いただきます。
パネルディスカッションでは、前宮城県女川町長 安住 宣孝 氏、一般財団法人消防科学総合センター統括研究員 黒田 洋司 氏をはじめとした自治体における災害対策立案の有識者をお迎えし、一般社団法人減災・復興支援機構 理事長 木村 拓郎 氏のモデレータのもと、国・自治体や企業がこれからどう津波対策を行っていくべきなのか、東日本大震災での教訓や各自治体での取り組み状況を踏まえながら議論いただきます。
本シンポジウムにおける産官学の知の交流が、津波対策を検討されている方々の課題解決の一助となり、ひいてはよりよい社会の仕組みづくりに貢献するきっかけの場となれば幸いです。
本シンポジウムへの参加費は無料です。(事前登録が必要です)詳細情報及びお申し込みは、下記URLよりご覧ください。
「津波避難シンポジウム ~シミュレーションの活用を考える~」公式サイト
http://www.kke.co.jp/sympo201305/
■ 開催概要
日 時:2013年 5月 31日(金)13:00 ~ 17:35 (12:00 開場/受付、17:35~19:00 名刺交換会)
会 場:東京大学伊藤国際学術研究センター <東京都文京区本郷7-3-1>
主 催:株式会社構造計画研究所
参加費:無料(事前登録制)
■ 開催プログラム
【1】13:00~13:15 開会のご挨拶
株式会社構造計画研究所 代表取締役副社長 COO 澤飯 明広
【2】13:15~14:45 基調講演
「沿岸域での津波災害の低減を考える ~東日本大震災の教訓を踏まえて~」
東北大学災害科学国際研究所 副所長、教授 今村 文彦 氏
【3】14:55~15:55 特別講演
「京計算機を用いた群衆避難シミュレーション」
東京大学地震研究所 教授、巨大地震津波災害予測研究センター長 堀 宗朗 氏
【4】15:55~16:15 「森の長城プロジェクト」の取組みについて
公益財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」理事 事務局長、
公益財団法人国際生態学センターコンサルタント 新川 眞 氏
【5】16:15~16:35 コーヒーブレイク
【6】16:35~17:35 パネルディスカッション
「東日本大震災後の津波避難対策~西日本へのメッセージ~」
東北大学災害科学国際研究所 副所長、教授 今村 文彦 氏
前宮城県女川町長 安住 宣孝 氏
一般財団法人消防科学総合センター 統括研究員 黒田 洋司 氏
モデレータ:一般社団法人減災・復興支援機構 理事長 木村 拓郎 氏
※その他、自治体関係者のご登壇を予定しています。
【7】17:35~19:00 名刺交換会
※各講演に関する最新情報は、公式サイトよりご覧いただけます。また、プログラムは予告なく変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。
■ 会社情報( http://www.kke.co.jp )
構造計画研究所は1956 年に建物の構造設計業務からスタートし、それら人工構築物を取り巻く自然現象(地震、津波、風など)の解析やシミュレーションを行う業務を手がけ、さらにはソフトウェア開発をはじめとする情報通信分野、CAD/CAE などの製造分野、そして人間の意思決定支援分野にまで事業領域を広げてきました。当社は知の循環から生まれる「工学知」を用いてより高い付加価値を提供する知識テクノロジー企業として、また「Professional Design & Engineering Firm」として、組織や社会が抱える課題を解決いたします。
現在は、特に「安心・安全ソリューション」「スマートビジネス」「合意形成支援ビジネス」「ビッグデータ」を重点テーマとしてとらえ、高い品質を強く意識したエンジニアリングコンサルティングを展開しています。
※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※ 当社では、お客様やパートナーから発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社構造計画研究所 海外・マーケティング戦略部
津波避難シンポジウム事務局
金 弘宗、守武 祐子
TEL:03-5342-1006
FAX:03-5342-1053
e-mail:seminarinfo@kke.co.jp
プレスリリース情報提供元:valuepress
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