コロナ渦は動物保護の現場にも。人も寄付も集まらない。危機的状況に小さな命を救うため保護猫団体が行ったのは、”オンライン譲渡会”と”クラウドファンディング”。

プレスリリース発表元企業:特定非営利活動法人 動物愛護・福祉協会60家(ロワや)

配信日時: 2020-06-03 19:00:00


コロナ渦は動物保護の現場にも起きています。譲渡会の中止、寄付の減少。兵庫県宝塚市で猫の保護活動に携わり、特定非営利活動法人 動物愛護・福祉協会60家(ロワや)を立ち上げた夫婦が、解決策としてオンライン譲渡会を開催。さらにクラウドファンディング「CAMPFIRE」にて、保護猫3匹を新薬で治療するための支援(最終目標金額300万円)を募っています。

コロナ渦は動物保護の現場にも起きています。3密を避けるため、定期的に開催されていた「譲渡会」の中止が全国的に相次いでいます。さらに寄付も減ってしまい運営は大変厳しい状況に。兵庫県宝塚市の猫シェルターを拠点に、猫の保護活動を行う特定非営利活動法人(NPO法人) 動物愛護・福祉協会60家(ロワや)(所在地:兵庫県宝塚市、理事長:木村麻衣)では、会員制交流サイト(SNS)を使ったオンライン譲渡会の開催、猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症した保護猫3匹の命を救うため、クラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて治療費の支援を募っています。300万円を最終目標に、2020年6月29日(月)23時59分59秒まで支援を募集しています。

▼「チビちゃんとティーちゃん、もみじちゃん三匹の新薬治療代を助けてください!」プロジェクト|CAMPFIRE(キャンプファイヤー):https://camp-fire.jp/projects/view/253115


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2Njc0OCMyNDQ5MDUjNjY3NDhfVW9Tcm1OVEVkcC5qcGc.jpg ]

■「チビちゃんとティーちゃん、もみじちゃん三匹の新薬治療代を助けてください!」プロジェクトについて
へその緒がついた状態で保護され、生死の境をさまよいながらも生還したチビちゃん。100匹の猫を多頭飼育していた人に放棄され、劣悪な環境から保護された2匹の猫ティーちゃんともみじちゃん。この3匹を、致死率ほぼ100%の猫伝染性腹膜炎(FIP)から救うため、高額である新薬「MUTIAN(ムティアン)」を投与する治療を受けさせるプロジェクトです。

■オンライン譲渡会について


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2Njc0OCMyNDQ5MDUjNjY3NDhfY0RoTFpocnpiTi5qcGc.jpg ]
譲渡会が開催できないと、里親との接点がなくなり、譲渡先が見つかりにくくなってしまいます。なかなか譲渡が決まらないと、新たな保護ができなくなり保護が必要な犬や猫の行き場所が無くなってしまいます。
会員制交流サイト(SNS)を使った「猫のオンライン譲渡会」第一回が5月17日(日)に開催されました。
尼崎市で人と猫の共生を目指し地域の猫活動をしている「つかねこ地域で動物愛護環境福祉事業部」による共催。「ロワや」のシェルターで保護している猫たちの普段の姿をお届けした。予想を上回る694人が視聴してくださり、2件の里親希望までありました。


■プロジェクト開設の経緯について
新型コロナ感染拡大の影響で寄付も大幅に減ってしまいました。ただでさえ運営が厳しい状況の中、高額な治療費を捻出することは難しいです。
猫伝染性腹膜炎(FIP)は、致死率ほぼ100%の恐ろしい病気です。この恐ろしい病気に、3匹の保護猫たちが同時期にかかってしまいました。近年、海外ではFIPの抗ウイルス薬で多くの猫たちが回復しています。しかし、この新薬「MUTIAN」は高額なうえ、84日間の投与が必要となっており、薬代だけで1匹につき約80万円から100万円ほどの費用がかかってしまいます。

私たちの猫シェルターでは、保護猫たちの医療費など、毎月の維持費が40万円ほどかかっています。動物愛護・福祉協会60家(ロワや)だけでは、3匹の猫たちを治療するための高額な費用を準備することができません。

チビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんにも猫伝染性腹膜炎(FIP)に効果がある「MUTIAN」を投薬してあげたい──。そのために「諦めず、できることは全てやってみよう」と思い、今回クラウドファンディングのプロジェクト開設に挑戦するにいたりました。


■特定非営利活動法人 動物愛護・福祉協会60家(ロワや)とは
動物愛護・福祉協会60家(ロワや)の代表・木村麻衣と木村 遼の夫婦は、兵庫県宝塚市の「にゃんこの里60家」という1軒家の猫シェルター(保護施設)を拠点に、「殺処分になる猫」たちの“命の瀬戸際”に手を伸ばし続け、2018年のシェルター創設時より約100匹以上の猫たちを救ってきました。

活動を始めたきっかけは、法人の名前のもとともなった「ロワ」という1匹の子猫を保護したことです。現在は、30頭から50頭ほどの保護された猫たちがシェルターで暮らしています。

猫シェルターを拠点に、猫の保護活動やTNR活動(猫をTrap=捕獲し、Neuter=不妊去勢手術を行い、Return=元の場所に戻すこと)、里親の募集や譲渡会、啓発活動などを夫婦で行っています。多くの方に保護猫について知っていただき、殺処分になる猫たちが0になることを、心から願って活動しています。


■本プロジェクトのリターン(返礼品)について
今回のプロジェクトでは、3,000円コースを2種類、5,000円コースを5種類、10,000円コース、12,000円コース、20,000円コース、60,000円コース、100,000円コース、200,000円コース、300,000円コースを各1種類ずつ、合計14コースのリターンをご用意しました。

お礼状のほか、可愛い猫のマグカップやコースター、Tシャツ、コインケースなどオリジナルグッズもご用意しています。また、保護した子猫の命名権や、保護猫の「あしながおじさん」になれる権利なども用意しているほか、リターンの一部としてNPO法人の賛助会員の募集もしています。

期間は2020年6月29日(月)23時59分59秒まで、目標金額に関わらず、集まった金額がファンディングされるAll-In方式で行っています。

URL:https://camp-fire.jp/projects/view/253115


■人と動物が共生できる優しい社会をめざして
私たちは、3匹の猫たちが猫伝染性腹膜炎(FIP)を「MUTIAN」で克服し、素敵な里親さんのもとで幸せな“猫生”を送ってくれることを願っています。

また、このクラウドファンディングを通して「特定非営利活動法人 動物愛護・福祉協会60家(ロワや)」の活動を多くの方に知っていただくことで、継続的な支援につながり、より多くの猫たちの命を救えるようになればと願っています。人と動物が共生できる優しい社会をめざし、私たちは今後も活動を続けてまいります。


【特定非営利活動法人 動物愛護・福祉協会60家(ロワ家)について】
所在地:〒665-0821 兵庫県宝塚市安倉北1-11-4
代表者:理事長 木村麻衣
設立:2019年5月
URL:https://nporowaya.com/
事業内容:動物の保護・譲渡活動、地域猫活動、動物愛護・福祉に関するセミナーやイベント・チャリティーの開催、その他この法人の目的を達成するために必要な事業


【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:特定非営利活動法人 動物愛護・福祉協会60家(ロワ家)
担当者名:木村遼
Email:cat.60ya@gmail.com


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