カテーテル市場、2025年までに242億ドル規模到達見込み、心房細動の高い有病率、高齢者人口の増加が電気生理カテーテルの成長を促進

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-05-28 10:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「カテーテルの世界市場 - 2025年までの予測:心血管カテーテル (IVUSカテーテル、ガイドカテーテル、バルーンカテーテル)、泌尿器カテーテル (透析、フォーリー、間欠カテーテル)、静脈内カテーテル (中心静脈カテーテル)」(MarketsandMarkets発行)の販売を5月28日より開始いたしました。

カテーテル市場は、2020年の159億ドルからCAGR8.7%で成長し、2025年までに242億ドル規模に達すると予測されています。カテーテルの需要は、対象となる患者数の増加、ならびに従来の手術よりも低侵襲手術に対する注目度の高まりによって促進されています。しかし、製品の不具合やリコール、不利な課税政策、貿易障壁などが予測期間中にカテーテル市場の成長を抑制すると予想されています。

心血管カテーテルでは電気生理カテーテルが最大シェア

カテーテルの種類別では、心血管カテーテルセグメントは、血管造影カテーテル、IVUS/OCTカテーテル、ガイドカテーテル、電気生理カテーテル、バルーンカテーテルに分類されます。2019年の心血管市場では、電気生理カテーテルが最大のシェアを占めました。これは主に心房細動(AF)の有病率が高いことと、高齢者人口の増加に起因しています。

エンドユーザー市場では、病院セグメントが最も高いCAGRで成長予想

エンドユーザー別では、カテーテル市場は病院、長期療養施設、画像診断センター、その他のエンドユーザーに分類されます。2019年には病院が最大シェアを占め、予測期間中も最高のCAGRで成長すると予測されています。心血管疾患(CVD)や尿失禁などの慢性疾患の有病率の上昇、それに伴う世界的な患者数の増加などが病院での治療需要を高め、病院セグメントにおける高いシェアと成長率の要因になっていると考えられます。

地域別では北米市場が最大規模

カテーテルの世界市場は、北米、欧州、アジア太平洋、その他の地域に分類されています。2018年には、北米が最大規模を占め、次いで欧州が続きました。その背景には、同地域で実施される対象手術件数の増加、確立された医療制度の存在、病院による手術能力のアップグレードおよび拡大のための投資などがあります。米国と欧州のカテーテル市場は市場の飽和により成長が停滞していますが、アジア太平洋地域(APAC)の市場は今後数年で大幅な成長が見込まれています。APACは、良好な規制ガイドラインと政府の支援、製造コストの低下、新興国における市場プレーヤーの存在感の高まり、医療費の恒常的な増加により、予測期間中に最高のCAGRを記録すると予想されています。

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https://www.gii.co.jp/report/mama926923-catheters-market-by-type-cardiovascular-ivus.html

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