NEC、標的型攻撃によるマルウェア侵入リスクを低減するインターネット分離ソリューションを販売開始
配信日時: 2020-05-25 11:00:00
TOKYO, May 25, 2020 - ( JCN Newswire ) - NECは、標的型攻撃への有効な対策となるインターネット分離(注1)ソリューション「Application Platform for SCVX」を、統合型ソリューション「NEC Solution Platforms」のラインアップに追加し、本日から販売開始します。
本ソリューションには、機密情報の漏洩を防ぐ対策として推奨されている(注2)ジェイズ・コミュニケーション株式会社(注3)のインターネット分離ソリューション「SCVX」を利用します。
近年、官公庁・自治体や企業の機密情報を狙った標的型攻撃への対策として、マルウェアの侵入・感染リスクを低減する様々な製品が提供されています。このような中、高いセキュリティと品質を確保した上で、低コストかつ短期間の導入と、高い利便性を実現したソリューションが求められています。
今回提供するソリューションは、標的型攻撃対策として有効なインターネット分離を、LinuxベースのDockerコンテナ技術を用いた仮想ブラウザ方式で行います。端末にはブラウザ画面を転送、表示しインターネットへの直接アクセスを遮断することで、マルウェア侵入リスクを限りなくゼロにして高いセキュリティを実現します。NECはSCVXを、事前の評価・検証に基づき最適に設計・サイジングしてサーバに構築し、統合型ソリューション「NEC Solution Platforms」として提供することで、品質の確保と導入期間の短縮を実現します。また、ライセンス体系を同時接続数とすることで、低コストでの導入・運用を可能にします。
さらに、インターネットからダウンロードしたファイルの無害化とサンドボックスチェック(注4)機能をオプションで提供します。これにより従来は、複数システムを組み合わせて実現していたこれらの機能を単一のソリューションで実現し、インターネット分離環境での安全なファイル受け渡しをワンクリックで実現します。
NECとジェイズ・コミュニケーションは今後、受信メールの添付ファイルを無害化する機能を共同で開発し、2020年7月に提供開始する予定です。HTMLメールのテキスト化や本文内URLの無効化などの機能と合わせて提供し、受信メール全体の無害化を実現します。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202005/20200525_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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