世界の不揮発性メモリ・エクスプレス(NVMe)市場規模、2025年まで1,635億米ドルに成長、CAGRも29.7%を記録する見込み

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-05-19 12:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「NVMe (不揮発性メモリエクスプレス) の世界市場予測 2025年:製品 (SSD・サーバー・オールフラッシュアレイ・アダプター)、展開ロケーション (オンプレミス・リモート・ハイブリッド)、通信規格 (Ethernet・Fibre Channel・InfiniBand)、垂直産業・地域」 (MarketsandMarkets) の販売を5月19日より開始いたしました。

世界の不揮発性メモリ・エクスプレス(NVMe)市場規模は、2020年の446億米ドルから2024年には1,635億米ドルに達し、CAGRは29.7%で成長すると予測されています。市場の成長を牽引する主な要因には、SSD、サーバー、ストレージ機器におけるNVMe技術の採用が増加していること、データ生成量の急激な増加とデータ・ストレージおよび処理インフラに対する需要の高度化、NVMeが提供するパフォーマンスの大幅な向上などがあります。

NVMe SSD、市場で最大のシェアを占める

NVMe SSDは、ほとんど全ての業種でストレージ・ソリューションとして広く採用されています。これは主にNVMe SSDがもたらす利点によるものです。SSDは、HDDと比較して読み取り・書き込み操作が高速で、遅延が少ないストレージデバイスとして市場に導入されました。NVMeはSSD専用に設計されたインターフェイスであり、HDDや従来のSSD(SATAやSAS)と比較して、より優れたデータの保存や処理動作を実現し、可能な限り待ち時間を少なくする事を実現しました。これらの利点により、SSDは不揮発性メモリ・エクスプレス市場で最大のシェアを占めています。

ハイブリッド展開は最高のCAGRで成長すると予想

ハイブリッドシステムとは、オンプレミス展開とリモート展開の両方を組み合わせたもので、アクティブなデータはオンプレミスのシステムに保存され、非アクティブなデータはリモートのロケーションベースのシステムに移行されます。これは災害復旧管理とも呼ばれています。企業は、あらゆる災難がオンプレミスで発生した場合に備えて、重要なデータのバックアップを取っておく必要があるため、ハイブリッド展開モデルの採用が増えています。このタイプの導入には、オンプレミスとリモートの両方の長所と短所があります。ハイブリッドNVMeサーバーとストレージソリューションは、設備投資をオンプレミス展開よりも低く抑えながら、他の展開タイプで提供されるメリットを活用したいと考える企業に選ばれています。

地域別で、北米の2NVMe市場は最大規模

北米は先進的なデータ・ストレージ技術をいち早く採用しており、NVMe市場で最大のシェアを占めています。北米のあらゆる産業はデジタル化が進み、高度なデータ・ストレージ・ソリューションが求められています。北米はノートパソコン、ラップトップ、タブレットの主要市場です。これらのデバイスの開発者にとって、データ転送を高速化して消費者の時間を節約することがより重視されるようになり、コンピューティングのダイナミクスが変化しました。そのため、時間を節約し、データ転送を高速化し、高性能レベルを達成するために、NVMe SSDを使用することが強く求められています。さらに、米国には、Dell、NetApp、HPE、Hitachi、Western Digital、Intelなどの大手データストレージ企業があります。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama924482-non-volatile-memory-express-nvme-market-by-product.html

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