モバイルセキュリティ市場規模、2024年には72億米ドルに、CAGRも19.4%で成長すると予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-05-13 18:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「モバイルセキュリティの世界市場予測 2024年:企業向けソリューション (認証・アプリケーションセキュリティ・デバイスセキュリティ)、企業向けサービス (専門サービス・マネージドサービス)、オペレーティングシステム (iOS・Android)」 (MarketsandMarkets) の販売を5月13日より開始いたしました。

世界のモバイルセキュリティ市場は、2019年の30億米ドルから2024年には72億米ドルにまで拡大し、CAGRは19.4%になると予測されています。市場の主な成長ドライバーは、世界中での携帯電話の契約数の増加と、サードパーティ製アプリケーションの増加です。

ソリューション別で、エンドポイント検知・応答セグメントは高いCAGRで成長

モバイルセキュリティ市場は、ソリューション別にエンドポイントプロテクションプラットフォーム(EPP)とエンドポイント検出・応答(EDR)に分類されています。EDRは、モバイルセキュリティの侵害や攻撃時に脅威を検出して修復する必要から、急速に成長すると予想されています。これらの高い技術のソリューションは、最新の脅威を検出し修正するのに役立ち、組織がエンドポイントを守る最初の防御レベルを形成しています。

展開モード別では、クラウド分野が急速に成長

モバイルセキュリティ市場で、ほとんどのベンダーは、クラウドベースのモバイルセキュリティを提供しています。クラウドベースのモバイルセキュリティソルーションの採用は、生成されたデータのメンテナンスの容易さ、費用対効果、スケーラビリティ、効果的な管理などのメリットがあり、拡大が見込まれています。クラウド展開モードは、エンドポイントにWebベースの管理とエンタープライズクラスの保護を提供します。これにより、ユーザーはソフトウェアを管理するITスタッフを必要とせずにエンドポイント保護を展開することができます。

トップシェアを獲得する北米市場

世界のモバイルセキュリティ市場では、北米が最も大きなシェアを占め、アジア太平洋地域(APAC)は最も高いCAGRで成長すると予想されています。アジア太平洋地域の企業は、データの盗難や侵害に対処するために、強力なサイバー防衛を開発する必要があります。アジア太平洋地域諸国に共通の法律の枠組みがないため、この地域のサイバー環境は一貫性がなく複雑であり、企業は高度なサイバーセキュリティの導入を余儀なくされています。中国、シンガポール、日本などのアジア諸国の政府は、各国のサイバーセキュリティの発展のために多額の予算を投資しています。

北米は、世界のモバイルセキュリティ市場に主要な収益を占めます。この地域は、モバイルセキュリティ業界で大きな発展を遂げています。北米の普及率が高いのは、連邦政府の各部門や政府機関全体でのサイバーセキュリティの改善や維持という取り組みが、奨励されている事に起因しています。このことが、米国とカナダでのモバイルセキュリティの採用を後押ししていると考えられます。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama924096-mobile-security-market-by-end-user-individual.html

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