熱交換器の市場規模、2024年までに205億米ドルに達する見込み

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-05-13 11:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「熱交換器の世界市場:種類別 (多管式、プレート/フレーム型、空冷式)・材料別 (鉄鋼、非鉄金属)・用途別 (化学、エネルギー、冷暖房・空調・冷凍、食品・飲料、発電、パルプ・紙)・地域別の将来予測 (2024年まで)」(MarketsandMarkets 発行)の販売を5月13日より開始いたしました。

【最終用途産業の成長が熱交換器市場の成長を支える】

世界の熱交換器市場は、2019年の153億米ドルから2024年までに205億米ドルに成長し、年平均成長率(CAGR)は6.0%になると予測されています。熱交換器の需要は、世界的な最終用途産業の成長によって支えられています。

種類別では、最も広く使用されている多管式 (シェル&チューブ式) 熱交換器セグメントが2018年の熱交換器市場で最大シェアを占めました。シェル&チューブ熱交換器は、高温および高圧の流体を管理できるため、化学、石油化学、石油・ガス、食品・飲料、発電など、さまざまな用途に適しています。

最終用途産業別では、石油化学および石油・ガス部門を含むエネルギーセグメントが予測期間中に最も急速な成長率を記録する見込みです。この高い成長率は、上流と下流の処理業界で需要が高まっている熱交換器に起因している可能性があります。石油化学製品の消費量の増加により、特に中東およびアフリカ地域と北米地域全体で上流工程での活動が活発になり、熱交換器市場の世界的な成長に有利になると予想されています。

熱交換器市場は、地域別にアジア太平洋地域、北アメリカ、欧州、南米、中東&アフリカに区分されます。熱交換器市場は、工業化の進展により、中国、インド、サウジアラビア、ブラジルなどのさまざまな国でも台頭しています。現在、欧州が世界の熱交換器市場を主導しており、アジア太平洋(APAC)地域は予測期間中に最高の成長率を記録すると予測されています。

世界の熱交換器市場の主要企業として、Alfa Laval(スウェーデン)、Kelvion Holdings(ドイツ)、Danfoss(デンマーク)、Xylem(米国)、API Heat Transfer(米国)、Gunter(ドイツ)、Chart Industries(米国)、日阪製作所(日本)、Johnson Controls International(アイルランド)、Hindustan Dorr-Oliver(インド)が挙げられます。これらの企業は、当市場での地位を強化するために2015年から2019年の間にさまざまな有機的および無機的な成長戦略を採用しています。地域における存在感を高め、熱交換器に対する新興国からの高まる需要に見合う製品ポートフォリオを開発するため、主要企業は成長戦略として、新製品の発表を行っています。

【当レポートの詳細目次】
https://www.gii.co.jp/report/mama924483-heat-exchangers-market-by-type-shell-tube-plate.html

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